「行政書士って過去問だけで合格なんて無理でしょ。」
こんな風に考えている人も多いですよね。
確かに行政書士は合格率10%前後の難関試験で過去問だけでは通用しないという意見もあります。
しかし本当にそうなのでしょうか?
この記事では実際に行政書士試験に合格したぼくが体験談を交えて上記のテーマを解説します。
これから行政書士受験を考えている人はぜひ読んでね。
行政書士に過去問だけで合格しました
最初に結論を言っちゃうと行政書士に過去問だけで合格することは可能だと僕は考えます。
なぜなら、僕自身が総勉強時間の9割以上を過去問学習にあてて、それで試験に受かったからです。
約1年間、ほとんどずっと毎日過去問をやり込んで、テキストを読んでという学習を繰り返していました。
過去問以外だと予想問題を少々と、判例集を読み込んだくらいでした。
「行政書士の過去問は意味ない」というのは本当か?
過去問は意味ないという意見もあります。
その理由で多いのは「同じ問題は試験には出ないから。」というもの。
これに関して確かに全く同じ問題というのは出ないのですが、類似した問題なら出てきます。
故に過去問を学習してパターンを覚えて、類似した問題が出たらそのパターンを当てはめて解いていけば得点できるようになるのです。
傾向が分かると合格に近づく
問題文の長さや解い方、クセなども過去問から読み取ることができます。
行政書士には行政書士の問題文の特徴があり、それを知らないと本番の短時間で問題を読みこなすことができません。
慣れるためにも学習の早期から過去問に取り組むことが重要です。
同じような問題も出る
行政書士試験では、
さすがに一言一句同じ問題は出てきませんが、問われる知識が同じで言い回しだけ変えたような問題はたくさん出てきます。
こういう問題は正解するための知識を過去問を勉強していたら知っているはずなので、ラッキー問題となります。
こういう問題をミスなく拾っていければ合格基準までなんとか届くように設計されている試験なのだと思います。
過去問は何年分が適切か?
最低10年。
行政法や民法、憲法なら15~20年ほどはやっておいた方が良いです。
5年とかは少なすぎてダメだと思います。
最低10年を何度も繰り返すことで試験に出る頻出論点を幅広くカバーできるようになります。
行政書士の過去問の勉強方法
勉強方法をちょろっと紹介。
全ての選択肢を読み込む
まさかとは思いますが、正解の選択肢だけ読んでる人はいませんよね?
選択肢は知識の宝庫なので、全てを舐めるように読み込みましょう。
複数回ぶん回す
1回解いてみてハイ終わりじゃなんの力にもなりません。
何度も解いて、正解したら◯、不正解なら✕を書き込み、◯が続くようになって初めて力がついたと言えます。
ぼくは普通に5周とか7周とかやっていました。
音読する
基本テクニックですが、音読することによって記憶に残りやすくなり、勉強時間の短縮をすることができます。
図書館とかで勉強する人には厳しいかもしれませんが、自宅や騒がしいところなどでは積極的に音読すると良いですよ。
ぼくは天気の良い日に公園のベンチとかで参考書を開いてブツブツ音読していました。
行政書士の過去問はこれだけでok
行政書士のウオーク問、ぼくも使っていましたが非常に良いです。
10年分きっちり収録されているし、「法令編」と「一般知識編」に分かれているので使い勝手が良き。
コンパクトで持ち運びも楽なので外で勉強したい派にもおすすめ。
特にこだわりがないのなら、こちらの過去問が鉄板だと言えるでしょう。
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