この記事では第二種電気工事士の実技試験について、練習方法やコツを紹介しています。
僕も電工2種を取得しましたが、実技試験は筆記試験と違って緊張感が半端なく心臓ドキドキで挑戦したことをよく覚えています(笑)
ちなみに筆記試験の記事は下記にリンクを貼っておきますので良ければ読んでみてください。
第二種電気工事士の実技試験ってどんな試験?
第二種電気工事士の実技経験とは、筆記試験を合格または免除された人が受けることができる実際の電気工事を行う実務試験です。
工具を試験場に持ち込み、実際に手を動かして作品を作ります。
これに合格することで晴れて第二種電気工事士を取得できます。
電気工事をすると行っても会場の机の上で行います。
自分で工具類を持ち込んで、材料は支給されるのでそれを使って、指定された作品を作っていきます。
そしてその作品に欠陥がないかどうかチェックされて、問題が無ければ合格となります
ちなみに技能試験の合格率は約70%と高めになっています。
しかし明らかなミスがあれば普通に落とされるので油断しないように挑戦しましょう。
制限時間があるのですが、これが結構きついというか絶妙な時間に設定されています。
モタモタしてたら時間が足りなくなってゲームオーバーです。
でもしっかり練習して準備をし、試験に臨めば時間が足りないということはなかなか無いと思います。
なので普段の実技試験の練習の時から時間を測ってやってみましょう。
第二種電気工事士の実技試験のコツ【最低3周は頑張ろう】
合格するために一番の近道はひたすら手を動かすことに尽きます。
誰だって最初は時間内にきれいな作品をミスなく作るなんて難しいです。
ちなみに僕も最初は全然時間が足りず、合格なんて本当にできるのかと絶望したことを覚えています。
そんな自分でも真面目に練習すればスピードが上がってなんとか時間内に作れるようになりました。
たまにめちゃくちゃ早い人がいるけど凄いですよね。
僕は慎重に作業する派だったのでスピードはかなり遅かったです。
Youtubeの動画で勉強することはおすすめ
ユーチューブの動画もおすすめです。
適当に検索したらいっぱい動画が出てくると思いますので見てみましょう。
上手い人の手さばきなどが見られるのでよく見て参考にしてみましょう。
器具や材料の配置なども参考になると思います。
それから自分ひとりでやるよりも作品のチェックをしてくれる人がいると心強いです。
自分では気付かない欠陥やミスを見つけてくれて本番で同じミスをしないように気をつけることができます。
僕の場合は職業訓練校に通っていたのでそこの指導員の先生に見てもらっていました。
課題を何周練習するか?
個人差もあると思いますが、最低各問題を3周はした方が良いと思います。
自分は心配性なので5~6周しました(笑)
それと大事なことは焦らないこと!
70%は受かる試験だと思って、必要以上に緊張しないで落ち着いて試験を受けましょう。
ミスをしてもリカバリーする時間はあるので大丈夫です。
実技試験の勉強期間はどれくらい?いつから始める?
これは、筆記試験が終わって、その日に自己採点をして筆記試験が合格見込みならその日からスタートするのがベストです。
実際の合格発表の後からだとスケジュール的に少しきついし、何より参考書とか工具とかが売り切れてたら最悪ですからね。
筆記試験後にボチボチ始めて、最初は1日1~2課題を集中してやっていけば良いですよ。
仕事が忙しかったら休日にガッツリやる方式でも良いですし。
実技試験の練習には数万円かかるので注意!
実はこの実技試験、かなりお金がかかります。
工具とかも買わないといけないですし、練習に使う材料も必要です。
普通に買っていたら数万くらいはします。
練習回数が多くなるとそれだけ材料費がかさみます。
そこでなんとか節約するようにヤフオクやメルカリの中古を買ったり後述する職業訓練校を利用したりしましょう。
職業訓練校を活用すればお金をかけずにお得に勉強できる
第二種電気工事士を取得するなら断然職業訓練校を活用するのがおすすめです。
なぜオススメできるのか、具体的なポイントを下記に列挙していきます。
材料が使い放題!
これがめちゃくちゃ嬉しいポイントです。
職業訓練校なら自分で買ったら高価な練習用の材料が使い放題なんです。
僕は職業訓練校に通い放課後に居残りで材料を使わせてもらって練習しまくってました(笑)
親切丁寧に指導してくれる!
これも非常に重要。
自分ひとりでやるのとは効率が全然違ってきます。
技能試験に関しては独学よりもしっかり教えて貰ったほうが伸びると思います
工具を貸してくれる!
僕が通っていた訓練校では試験日に工具の貸出をしてくれました。
これによって自分で高いお金を出して買わずに済みます。
切磋琢磨する仲間ができる!
訓練校で練習してると、たいていは周りに同じように練習している人がいます。
そういった人たちがいるだけで刺激になりますし、少し話したりして気分転換にもなります。
このように職業訓練校は素晴らしいところだと思います 第二種電気工事士を取得したいと思っている人は通うことを検討してみてはいかがでしょうか
電気工事士の技能試験で時間が足りない時は?
電気工事士の技能試験で時間が足りないと嘆いている方も多いと思いますが、僕も気持ちは非常によく分かります。
なんせ最初のほうは制限時間めいいっぱい使っても完成させることすら出来ませんでした。
そんな時にどうするかというと、やっぱりひたすら練習あるのみです。
何周も繰り返し練習していれば自然と早くなって時間内に終わるようになるでしょう。
僕も相変わらず遅いですけど時間内にはなんとか終わるように最終的にはできました。
一つアドバイスをするなら、なるべく時短できるところはした方が良いので、ユーチューブの動画を見て、それを完コピできるように練習すると効果があるかもしれません。
第二種電気工事士の実技試験のおすすめテキスト
参考書は基本的にどれでも良いです。
図が多くて読みやすい奴を選びましょう。
参考までに私のおすすめのモノを載せておきます。
このすぃ~っとシリーズは分かりやすいし効率良く勉強できると評判が良いです。
第二種電気工事士の実技で使うオススメ工具は?
訓練校を活用すれば材料は無料で使い放題だし工具も貸し出してくれます。
家でも練習したいという人や自前の工具で挑みたいという人はせっかくなので購入してみても良いでしょう。
私は家で練習したかったのでマイ工具と材料をアマゾンで購入しました。
使ってみて良かったので紹介します。
有名なやつなので見た事ある人も多いでしょう。
ちなみに試験が終わって無事に合格して「もう使うことがないな」と思ったらメルカリに出せばある程度は回収できます。
まとめ
- 技能試験の合格率は70%
- 時間制限が絶妙にきついのでしっかり練習すること
- ユーチューブ動画を見て研究するべし
- 3周以上を目標に各課題をこなすべし
- 練習した作品はチェックしてもらおう
- ヤフオクやメルカリを活用して安く工具や材料を手に入れる
- 職業訓練校はメリットだらけでおすすめ
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