「ITパスポートという資格を取得したいんだけど、どのように勉強したら良いのか分からない・・・」
こんな悩みを持つ方はいませんか?
この記事では20個以上の国家資格に合格してきた資格マニアの僕がITパスポートの勉強方法について解説していきます。
僕自身も実際に受験して合格しているので、きっと参考になると思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ITパスポートの試験の概要
ITパスポートは試験時間が120分で四肢択一式の形式です。
1000点満点中600点以上を取れたら合格となります。
以下の3つの分野から構成されており、それぞれの分野で300点以上取らないと足切りになってしまいます。
- ストラテジ系・・・約35問
- マネジメント系・・・約20問
- テクノロジ系・・・約45問
これはパソコンを使って受験し、パソコンに表示された問題を解いていくというものです。
ITパスポートの合格率
ITパスポートの合格率は約50%です。
これは他の国家資格と比べてもかなり高い数字で、勉強をそこそこやってさえいればほぼ問題なく受かるレベルだと思っていただいて大丈夫です。
ITパスポートの難易度
難易度の感じ方は人それぞれ違うかと思いますが、個人的には多くの人が「簡単」だと感じるレベルかなと。
高い合格率が物語っているようにそこまで難しい試験ではないので、気楽に受けてみたら良いでしょう。
ITパスポートの勉強期間
勉強期間も1日どれくらい勉強に充てられるかによりますが、目安としては1日1~2時間の勉強を約1ヶ月ほど継続すれば合格は見えてくるかなと思います。
2ヶ月や3ヶ月もみっちり勉強するような資格でもないので、短期集中でサクッと受験してみることをおすすめします。
だいたい60~100時間くらい勉強していけばまあ大丈夫かなという手応えです。
ITパスポートからのステップアップ資格は?
ITパスポートに合格してさあ次はどうしようという方は、「基本情報技術者試験」はいかがでしょうか?
ITパスポートでIT全般について「基本のキ」ほどは学べたところでしょう。
そして次に挑戦する基本情報技術者試験はITパスポートの内容からさらに深く踏み込んで、「エンジニアの登竜門」とも言われる内容が学べるので、スムーズなステップアップにぴったり。
ITパスポートでITの勉強をして「俺って結構ITに興味あるかも?」と感じたなら、そのまま基本情報技術者試験まで受けてみるのも良いかもしれません。
逆に「IT関係の資格はパスポートまでで良いかな」と思ったら別の方向に行くのも選択肢ですね。
ではそんな「基本のキ」であるITパスポートは一体どのように勉強していけば良いのでしょうか?
資格マニアでITパスポートにも合格済の僕がコツをざっくり解説していきます。
ITパスポートの勉強法
ITパスポートの勉強は大きく分けて3段階で進めていくと良いです。
- テキストを読みインプット
- 過去問を解いてアウトプット
- 総復習
シンプルにこれをひたすらやると合格率も高まるはず。
①まずはざっとテキストを読む(インプット)
いきなり過去問を解き始めるスタイルも良いですが、それだと「???」なことも多いので、最初はセオリー通りテキストを読んでいきます。
多少分からないことがあってもとりあえずサクサク読み進めていき、なるべく短時間で1周することが大事です。
テキストを選ぶ時のコツとして、
- 文字びっしりのは避ける
- なるべく薄いのにする
- イラストが多いのにする
このあたりを意識しましょう。
上に貼ってる参考書は僕が使っていたやつですが、なかなか良かったですよ。
②過去問を何年分か解いてみる(アウトプット)
勉強の中で一番大事なのがアウトプット(問題を解く行為)です。
基本は試験日までひたすら問題を解いて、解説を読み込んでいくというやり方が無駄がないと思います。
何年分をやれば良いか悩むかもしれませんが、5年くらいやり込めば十分かと。
過去問を解く時は、問題を解いて答え合わせをしてそれで終わりではなくて、解説を最後まで読みましょう。
合ってる合ってないはそこまで大事じゃなくて、解説を理解しつつ覚えることが一番大切なのですから。
③間違えた箇所を見直して覚え直す(復習)
問題を解いて間違えた問題に付箋を貼っていきます。
そして毎日寝る前くらいに5~10分ザッとでいいので見直しをします。
これをすることで超効率的に頭に知識がインプットされていくので、メキメキ実力が伸びていくはずです。
ITパスポートを取るべき理由・メリット
ITパスポートは簡単な試験ですが取る価値は十分あります。
なぜなら、
- ITの基本的知識がある証明になる
- パソコンが使える証明になる
- ビジネスの基礎の基礎が分かる
というメリットがあるからです。
新入社員にITパスの取得を奨励している企業も多いし、資格を取れば手当が出る会社だってあります。
履歴書の資格欄が空欄で寂しいなと思ったら1ヶ月程度の勉強で取れて知名度もまあまああるだろうITパスを狙うのがおすすめです。
独学で十分ですが勉強慣れしていない人は通信講座で動画学習することが吉でしょう。
ITパスポート初心者が特に気を付けるポイント
解説を読んでもよく分からないところは飛ばす
ITパスポートは細かいところまで気にしていたらなかなか進まないです。
全体的には易しい試験なので、細かいところで立ち止まらずサクサク進んでいく方が短時間で簡単に合格できるはず。
よく分からないところは目立つ付箋でも貼っておいて、溜まってきたら一気に調べてみるというのもおすすめな方法ですよ。
パソコンの操作に慣れておく
ITパスポートはパソコンで受験するのでパソコン操作に慣れておくことは必須です。
とはいえそんなに難しいことではないので、職場や自宅で少しでもパソコンを触っている人なら問題ないと思いますが。。
全くパソコンを触ったことがないという人がいたら、少しは慣れておくようにしましょう。
久しぶりの試験勉強で不安な方は・・・
ITパスポートは独学でも問題ない試験ですが、久しぶりに勉強するから上手くできるか不安な人も多いかもしれません。
そんな人は通信講座のスタディング がおすすめ。
通信講座なのに約8000円と安価で、かつ
- 動画でサクサク勉強できる
- スマホ1台あればOK
と気軽に始められます。
動画も10分区切りくらいなのでYoutubeの動画を見る感覚で会社の昼休みにでも視聴していけば知らず知らずのうちに知識が付いていきでしょう。
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