第二種電気工事士の勉強法のコツは?【独学で大丈夫!】

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第二種電気工事士

この記事では第二種電気工事士の勉強法のコツやおすすめのテキストを紹介しています。

僕は職業訓練校の電気設備科に通い、実際に勉強して第二種電気工事士の資格を取れたのでその経験も踏まえて解説します。

これから電工に挑戦したい人はぜひご覧ください!

↓シンプルに使える参考書が知りたい方はこちらをどうぞ↓

第二種電気工事士とは?

住宅やビルや商業施設などの電気工事をするには第二種電気工事士の資格が必要になります。

ちなみに電気工事士には第二種電気工事士と第一種電気工事士の2種類がありますが、今回は第二種電気工事士を紹介します。

第二種電気工事士を持っていると主に一般住宅や小型の店舗などの600ボルト以下で受電する設備工事に従事することができます。

資格を持っていないと工事してはいけないと定められているので、とても需要のある資格です。

試験は筆記試験と実技試験から構成されていて、両方に合格することで晴れて第二種電気工事士の免状をゲットできます。

きちんと勉強していれば筆記試験も実技試験も一発合格も可能だと思いますよ。

私は一発合格しました!(実技は結構ギリギリ^^;)

第二種電気工事士の筆記試験はどんな試験?

筆記試験は四肢択一式のマークシート方式です 100点中60点以上を取れば基本的に合格なので6割を目指して勉強していきましょう。

(1)電気に関する基礎理論

(2)配電理論及び配線設計

(3)電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具

(4)電気工事の施工方法

(5)一般用電気工作物の検査方法

(6)配線図

(7)一般用電気工作物の保安に関する法令

範囲は以上のようになります。

第二種電気工事士の難易度について

テスト問題の難易度は比較的簡単です。

暗記がほとんどで、覚えてさえいれば得点はできます。

ほぼ過去問通りの問題が多く出るので、ぶっちゃけ勉強すれば落ちることは少ないでしょう。

第二種電気工事士の受験者数と合格率の推移

 受験者合格者合格率
平成27790024934062.5%
平成28747374869765.2%
平成29716464372461%

これを見ると受験者が年々減っていますね。

ここ数年の人出不足&売手市場で有効求人倍率が回復しており、資格を取らなくても就職する人が増えているのかもしれません。

電工2種は不況の時に受験者も増えるのかもしれないですね。

肝心の合格率はほぼ6割で一定を保っています半分以上が合格するのですから非常に簡単な試験だといえます。

私も受験しましたが本当に簡単^^ 

この資格の本番は実技試験だと思いますので、筆記試験はサクッとパスしてしまいましょう!

しかし油断は禁物ですよ。

勉強してないと落ちる可能性が高いです。

第二種電気工事士の勉強法をわかりやすく解説

おすすめの勉強方法ですがそれは過去問をひたすら繰り返すこと!

とにかく過去問を反復してやってください。

最低5周が目標です。

第二種電気工事士の筆記試験は過去問と同じような問題が非常にたくさん出てきます

だから過去問が命!予想問題とかはやらなくていいと思います。

まずは10年分くらいで良いと思うので書店に言って過去問集を買いましょう。

それをひたすら回します!

そして間違えた問題はチェックを付けておいて試験前にしっかり見直しをしましょう(これが大事)。

あとは過去問で分からないところを調べるための参考書です。

薄めの簡単なやつを購入すると良いと思います。

参考書を読んで過去問を解く。

そして過去問で分からないところを参考書で調べる。

それの繰り返しです。

どうしても分からないところは丸暗記か最悪捨てても大丈夫ですよ。

6割取れば良いので他でカバーしましょう。

数学を捨てて合格できるか?

結論から言うと数学を捨てて計算問題をスルーしても受かる人は多いです。

でも個人的には捨てない方が良いと思います。

他の部分で点を稼ぐ必要が出てくるし、計算問題もパターンが決まっているので慣れたらすぐ解けるようになるはず。

初めから計算問題などを完全に捨てるのはどうかと思います

人気の第二種電気工事士テキストを紹介

僕が実際に使っていたおすすめの参考書を紹介しています。

書店に売ってるもので読みやすそうなやつならどれも大差ないと思いますが、一応参考にしてください。

職業訓練校の人もこのシリーズを使っている人が多かったです。

第二種電気工事士の需要は?

第二種電気工事士は都会でも地方でも安定的な需要があります。

電気は私たちの身の回りで欠かせないエネルギーであり、これからも無くなることは考えにくいです。

そのため勉強しておいて損はないと言えるでしょう。

加えて最近は人手不足や理系離れで電気に興味を持つ若い人が少なくなっていると言われています。

つまり若い20~30代の人が第二種電気工事士を取れば、仕事には困らない可能性が高いと思います。

少なくとも無資格よりは遥かに就職に強いです。

世の中の資格の中には確かに取っても意味の全然ないものもありますが、第二種電気工事士は意味しかありません。

実際に転職サイトやハローワークで第二種電気工事士と打ち込んで検索すると膨大な数の求人が出てきます。

結論として需要はかなり高いとハッキリ申し上げておきます。

第二種電気工事士ってどんな就職先があるの?

第二種電気工事士があれば有利になる就職先を思いつく限り紹介します。

  • 電気工事士
  • ビルメン
  • 盤屋
  • 設計
  • 通信工事

就職に関してはぱっと思いつくのは電気工事士やビルメンです。

盤屋さんでも電気工事士を持ってると有利になると聞いたことがあります。

電気工事士はまさにドンピシャで需要があるのですが、ビルメンに置いても第二種電気工事士は非常に重要です。

「ビルメン4点セット」の中で一番重要なのが第二種電気工事士ですからね。

求人を見ていても電気工事士の求人は非常に多いです。

そしてビルメン求人には優遇される資格として第二種電気工事士が多く記載されています。

まとめ

  • 第二種電気工事士は過去問が命
  • 10年分を3周やろう
  • 捨て分野は作らずまんべんなく勉強

第二種電気工事士の技能試験の攻略方法や、試験を受験した後の感想は下記リンクの参考記事を読んでみてください。

【徹底解説】電工2種の実技のおすすめ練習方法とコツを紹介!

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