管理業務主任者のおすすめの勉強法は?独学でも合格できるの?

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管理業務主任者

管理業務主任者の資格を独学で取りたいのですが、可能でしょうか?また、勉強法のコツなどはありますか?

このような疑問を持つ方はいませんか?

この記事では不動産系資格の一つである管理業務主任者に独学で挑む人のための勉強法を紹介します。

これから管理業務主任者を目指したい方、不動産業界や不動産資格に興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください!

ちなみに僕は宅建と管理業務主任者に独学で合格しているので、その経験からこの記事を書いています。

「管理業務主任者のおすすめのテキストが知りたい!」という方は管理業務主任者のテキスト・過去問でおすすめは?【2冊でOKです】の記事を読んでね。

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管理業務主任者は独学で大丈夫!

結論から言いますと、管理業務主任者の資格は独学でも十分合格可能です。

管理業務主任者の合格率は約20%と比較的高めで、宅建の15%やマンション管理士の8%と比べてもかなり高いので、不動産系三冠資格の中では一番合格しやすいと言えます。

詳しい難易度については、【実体験】管理業務主任者の難易度は?合格率は高めって本当?の記事でも解説しているので良ければ読んでみてください。

実際に独学で勉強して取得した僕の感想になりますが、テキストと過去問をしっかりやり込んでおけば、そこまで難しい試験ではないように感じました。

法律の勉強に慣れていない人や資格勉強が初めての人は最初は全然分からなくてきついかもしれませんが、継続して勉強を続けると段々頭に入っていきますので根気強くやりましょう。

独学か通信講座かは人それぞれの好みで選べば良いと思います。

最初に独学でやってみて、ちょっと厳しいと思えば通信講座に切り替えるのもアリです。

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【2021年】管理業務主任者のおすすめテキスト

合格者が語る管理業務主任者の勉強法のコツ

まず勉強するに当たって用意して欲しいものは2つです。

それは「基本テキスト」「過去問集」です。

管理業務主任者の勉強はこの2冊があれば9割事足ります。

他にも一問一答集とかの補助教材もあっても良いですが、あまりたくさん買っても消化できずに無駄になってしまいますから少数精鋭で行くのがおすすめです。

参考に基本テキストと過去問集のおすすめを下に貼っています。

いずれも売れ筋の人気本なので書店で見たことある人も多いでしょう。

テキスト3割、過去問7割くらいを意識する

勉強の基本は「テキスト→過去問→テキスト→過去問・・・」と繰り返していくことです。

過去問でバンバン演習をしていって、分からないところをテキストで確認していくことをひたすら繰り返します。

テキストと過去問演習のどっちが大事かと言えば、僕は過去問演習だと思います。

割合的にはテキスト3割、過去問演習7割くらいの配分で勉強するのが良いかなと。

特に勉強を始めたばかりの頃はテキストをひたすら読んでもあまり頭に入らないということが経験上多いです。

それよりも過去問演習で、

  • 出題問題の言い回しに慣れる
  • 頻出事項を確認する
  • どこが要点なのかをチェックする

などした方が効率的です。

テキスト精読は最低3周はする

過去問演習が大事と言いましたが、テキストの精読も必要になってきます。

テキストの良いところは、試験範囲が体系的に網羅的に学べるところです。

ですから、ある程度勉強が進んで慣れて来た頃に、通して精読することをおすすめします。

ちょっと大変かもしれませんが、テキストを最初から最後まで通しで精読することにより、かなり実力が付くことになるでしょう。

過去問は何年分やればいい?

過去問は何年分やれば良いのか迷う人も多いですが、目安としては10年分が最適だと思います。

ただ、過去問をやる場合は民法改正などの法改正には注意してください。

最新の過去問集を使っていれば、その辺もちゃんと書いてくれていると思いますが、一応自分でも注意しておきましょう。

過去問10年分を最低3周はしてください。

僕は心配症なので5~6周はやりました。

過去問の中には明らかに分かっている問題や簡単な問題、または二度と出ないような悪問もありますから、そういうのは排除していって大丈夫です。

そうすることで、回数を重ねる毎に負担は軽くなって早く終わるようになるはず。

管理業務主任者の直前対策はどうする?

試験直前になったら総仕上げとして予想問題を活用していきましょう。

上記のような予想問題集を使って、

  • 抜けている知識
  • もっと勉強した方が良い分野

などを炙り出していくのです。

そして予想問題をやってそれで終わりではなくて、そこから得た気付きを活かしてさらに勉強を仕上げていきます。

具体的には以下のような手順です。

①直前予想問題集を使って弱点を把握

ここぞという時の予想問題集。

試験1~2週間前から腕試しに解いてみましょう。

そして解きっぱなしだと意味がないので間違えた問題を解説までしっかりチェック。

自分が苦手な分野やあやふやな知識の箇所を炙り出すのです。

②過去問を見直して間違えが多い問題を再度解く

予想問題を活用して弱点をなるべく潰したら次は過去問を見直します。

重点的に見るのはこれまで何度も間違えた問題のみ。

ポイントを絞らないと時間が足りないのでよく間違える問題でなおかつ頻出の重要問題だけを復習しましょう。

③最後の3日間はひたすら鬼暗記

最後の3日くらいはとにかく暗記をすることをおすすめします。

人間は時間が経てば経つほど忘れる生き物なので、直前に一気に詰め込んで忘れる前に試験を終えようという作戦です。

それに3日前から法令を勉強してどうこうしようとしても時間が足りないので、暗記に注力すると割り切ってひたすら覚えた方がマシだと僕は思います。

【体験記】管理業務主任者を受験して感じた3つのポイント

管理業務主任者試験はだいたい7割(50点中35点)を取れば合格する試験です。

ですからあまり細かいことを気にして完璧主義になるのも良くないと思います。

基本事項をしっかり押さえ、みんなが得点するところは同じように得点し、誰も分からないような問題(悪問や奇問)は勇気を持って捨てていきましょう。

効率良く7~8割の得点を目指すように勉強していくと良いと思います。

民法改正に注意

試験範囲として民法が出てきますが、2020年より大改正された後の内容が出題されるので、必ずテキストは最新のものにして対応済みのものを用意しましょう。

建築設備の問題は難しい

管理業務主任者の範囲の中の「建築設備」の問題は結構難しいものが多く、得点するのに苦労する分野です。

設備関係の仕事をしている人なら問題なく解けるでしょうが、そうじゃない人だと用語からちんぷんかんぷんということもあります。

この建築設備は何が出るか分からずある意味受験生泣かせの分野です。

ただ、この建築設備で出来るだけ点を稼いでおかないと他で高得点を取らないといけなくなり、厳しい戦いが待っています。

この攻略法として、僕は、

「複数の参考書を見比べる」

ということをやっていました。

先程テキストは1冊で良いと言いましたが建築設備に関しては別です。

なるべく多くのテキスト、予想問題の建築設備の分野を試験前にバーっと読んで、一夜漬け的でも良いので対策しておきましょう。

マンション管理士の問題も一緒に解いてみる

マンション管理士という資格は管理業務主任者に似ていて、出題範囲もかなり被っています。

ですからマンション管理士の勉強がそのまま管理業務主任者の勉強にもなるのです。

もし余裕があればマンション管理士の問題も一緒に解いてみることをオススメします。

管理業務主任者の過去問とマンション管理士の過去問をそれぞれ10年分やると盤石の布陣と言えるでしょう。

そしてせっかくなのでそのままダブル受験してしまうのも良いと思います。

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まとめ

いかがでしょうか?

管理業務主任者の勉強法についてまとめました。

独学でも十分に狙える資格だと思うので、管理業務主任者を取得して転職や就職に役立てたいと思う方はぜひ挑戦してみてください。

現在不動産業界の方はキャリアアップにきっと役に立つでしょう。

勉強法について最後に復習すると、

  • テキスト3割・過去問7割
  • テキストの精読を最低3周
  • 過去問は10年分が目安
  • 直前に予想問題で総仕上げ

以上になります。

ではここまで読んでいただきありがとうございました!

※「独学か通信講座かどっちにしようかな」と迷っている人は、管理業務主任者のおすすめ通信講座を徹底比較!【これだけ4選】の記事がおすすめです。

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