この記事では不動産系資格の一つである「管理業務主任者」の資格をピックアップして就職や転職にどのように役に立つかを解説しています。
これから管理業務主任者の資格に挑戦してみたい人、資格を活かして就職や転職を成功させたい人などはぜひ最後まで読んでみてください。
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管理業務主任者を持っていれば不動産業界の就職に役に立つ
管理業務主任者は不動産系の資格ということからも分かるように、不動産業界への就職や転職に非常に有利になる資格です。
管理業務主任者の資格を持っていると、マンションの管理組合の運営サポートの仕事が出来るようになります。
そしてこの仕事は管理業務主任者の資格を持っている人しかできないという性質の仕事です。
ですから管理業務主任者の資格を持っている人は希少価値があり、企業からの需要も高いのです。
同じ不動産系の資格というと宅建を思い浮かべる人も多いと思います。
確かに宅建の方が知名度があり、就職・転職にも有利に働きます。
しかし管理業務主任者もマイナーだからこそ持っている人も少ないので、取得することには大きな意味があると思います。
もっと言えば宅建と組み合わせてダブルライセンスにしておけば、不動産業界で引く手あまたの存在になるかもしれません。
管理業務主任者は独占業務を持つので中途からの転職にも有利
先程も少し言いましたが、管理業務主任者の資格を持っている人だけしか出来ない仕事があります。
このような仕事を「独占業務」といい、不動産会社は独占業務をできる管理業務主任者を一定数雇用していないといけないと法律で決められています。
しかし有資格者の数は限られているので、会社同士で有資格者の奪い合いが始まります。
どれくらいの割合で管理業務主任者を雇用しないといけないかというと、
「30管理組合に1人の割合」となっています。
例えばAという会社がマンション事業を営んでいて、70管理組合の運営サポートをしているとします。
そうすると70を30で割って2.3。(小数点以下を繰り上げて3)
つまり3人の管理業務主任者の資格者が必要ということになります。
このような独占業務を持つ管理業務主任者の資格を新卒の学生のうちから持っている人は少ないですよね。
だから管理業務主任者の必要な不動産業界の仕事は中途からでも、転職チャンスがあります。
実際に僕は求人を見てみましたが、管理業務主任者の資格を持っていれば未経験からでも受けられるマンション管理の求人はいくらでもあります。
管理業務主任者を持っている人の仕事内容
独占業務というものが具体的にどんなものかというと、
- 委託契約に関する重要事項説明
- 管理委託契約書への記名押印
- 管理事務の報告
このような仕事になります。
宅建を受けたことがある人ならピンと来るかもしれませんが、宅建の独占業務と非常によく似ていますね。
契約書などの重要なところはきちんと資格を持っている人がやりましょうねということです。
こればっかりはどんなに有能な人でも無資格ではやってはダメなのです。
不動産業界以外の使い道は?
管理業務主任者の資格を不動産業界以外で使うとなるとちょっと思いつきません。
というか難しいと思います。
管理業務主任者はやはり不動産業界、特にその中でもマンション管理という狭い範囲で真価を発揮する資格だと思います。
ですから今現在不動産業界で働いている人やこれから不動産業界で働いてみたい人じゃないと取得するのはおすすめしません。
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まとめ
いかがでしょうか?
管理業務主任者の就職・転職事情について説明してみました。
まとめると、
- 管理業務主任者は不動産業界の転職や就職に有利
- 管理業務主任者は独占業務を持ち、法律で一定数雇用しないといけない
- 管理業務主任者は不動産業界以外にはあまり使えない
他にも、管理業務主任者を所持していると、資格手当がもらえたり名刺に箔がついたりとメリットは多いです。
合格率も20%台と比較的合格しやすいので、もし興味があれば受験してみてはいかがでしょうか?
だいたいの勉強時間の目安は250時間くらいかなと思います。
では!
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