管理業務主任者の難易度はどれくらい?宅建より難しいの?

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管理業務主任者

管理業務主任者の資格に興味があるのですが、難易度はどれくらいなのか教えてくれませんか?合格率は高めだと聞いたのですが・・・

こんな疑問を持つ方はいませんか?

この記事では管理業務主任者という不動産系の資格についてその難易度をサクッと解説していきます。

これから管理業務主任者を目指す人にとって、必要な情報だと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ちなみにこの記事を書いた僕は実際に管理業務主任者の勉強をして独学で取得したので、それなりに具体的に書けていると思います。

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管理業務主任者の合格率の推移

最初に管理業務主任者の合格率を知っておくことでだいたいの難易度の目安を知ることができます。

結論から言うと、管理業務主任者の合格率は20~23%くらいになります。

色々な資格を取ってきた僕の感覚からするとこの数字からそこまで難しい資格ではないことが予想されます。

だいたい20%くらいということは、独学でも大丈夫だし初学者でも十分に一発合格が狙えるくらいの難易度でしょう。

過去5年間の合格率の推移を下記にまとめました。

2019年23.2%
2018年21.7%
2017年21.7%
2016年22.5%
2015年23.8%

こう見ると毎年合格率は安定していることが分かります。

年度によって合格率が大きく上下するような資格は厄介ですが、この管理業務主任者という資格はそのような心配は無さそうです。

だからいつ受験しても大丈夫だと思いますよ。

【7割】管理業務主任者の合格点の目安

管理業務主任者の試験は全50問で、毎年合格点は微妙に変わります。

ただ、だいたい35問正解したらほぼほぼ合格できるので、目標は35点(7割)に設定すると良いでしょう。

7割と聞くと難しいと思うかもしれませんが、管理業務主任者の試験はオーソドックスな易しい問題も多いですから、それほど大変なわけではありません。

下記に過去5年間の合格点をまとめています。

2019年34
2018年33
2017年36
2016年35
2015年34

35問正解して合格できなかった年は2017年だけですね。

管理業務主任者はだいたい合格率を20%になるように合格点を決めているはずですので、試験問題が簡単で平均点が高いと合格点もこのように高くなってしまいます。

管理業務主任者と宅建はどっちが難しい?

宅建と管理業務主任者は共に「不動産三冠王」と呼ばれる不動産系資格です。

業界的には毎年20万人が受験する宅建が圧倒的に有名ですが、不動産業界の人の中には宅建と管理業務主任者のダブル受験をする人も多いようです。

さてこの2つの資格の難易度ですが、どちらが難しいかというと宅建の方に軍配が上がると思います。

僕は宅建にも合格しているので、両方を比較できますが、必要な勉強時間も問題の難易度も宅建の方が難しかった記憶があります。

僕の感想だけでなくデータで見てみると、

  • 宅建の合格率は15%前後・管理業務主任者の合格率は20%前後
  • 宅建の勉強時間は約300時間・管理業務主任者の勉強時間は約200時間

これくらいの差があると言われており、実感値としても当たっていると思います。

ただまあ、管理業務主任者を受験する人の多くは宅建を受験していると思うので、既に勉強に慣れているというのも要因の一つかもしれません。

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管理業務主任者とマンション管理士はどっちが難しい?

管理業務主任者とマンション管理士は非常によく似た資格です。

違いとしては、

  • 管理業務主任者は独占業務がある
  • マンション管理士は名称独占資格である
  • マンション管理士はコンサル向き

このような感じでしょうか。

管理業務主任者や宅建を取っている人がさらに箔を付けるためにマンション管理士を取るイメージです。

さて肝心の難易度ですが、これはマンション管理士の方が難しいでしょう。

マンション管理士の合格率は約8%と不動産三冠王資格の中でも頭一つ抜けて難しいです。

僕も管理業務主任者とマンション管理士のダブル受験をしたのですが、管理業務主任者には合格してマンション管理士には不合格でした。

ちなみに勉強する内容はほぼ一緒なので、せっかくなら同時受験をしてみることをオススメしますよ。

管理業務主任者は努力すれば取れるけど油断はできないくらいの難易度

管理業務主任者の難易度についてここまで挙げた点から考察すると、合格率は20%超と比較的高いので基本に沿ってコツコツとテキストや過去問を潰していけば合格できない資格ではないかなという感じです。

ただし、「管理業務主任者は簡単な資格で誰でも取れます」とか言う気はありません。

一夜漬けやえんぴつコロコロでは受からないし数ヶ月はみっちり法律の勉強をする努力をしないとダメでしょう。

ちなみに参考書は管理業務主任者のテキスト・過去問でおすすめは?【2冊でOKです】の記事で解説しています。

まとめ

いかがでしょうか?

管理業務主任者試験の難易度についてまとめました。

要点を復習しておくと、

  • 管理業務主任者の合格率は20%くらい
  • 独学でも初学者でも十分に合格は狙える
  • 宅建よりは管理業務主任者の方が簡単
  • 管理業務主任者よりマンション管理士の方が難しい

こんな感じになります。

管理業務主任者独占業務があり、就職や転職にも有利になるので、不動産業界に興味がある人には特におすすめです。

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