ビジネス実務法務検定って取得しても意味があるのですか?
こんな疑問を持つ方はいませんか?
法律系の資格と言えば行政書士や宅建は思い浮かぶけど、ビジネス実務法務検定が思い浮かぶ人はなかなか居ないかもしれません。
そんな地味な資格であるビジネス実務法務検定を取得する意味は果たしてあるのでしょうか?
この記事ではビジネス実務法務検定の需要とメリットについてコンパクトに解説しています。
それではいってみましょう!
ビジネス実務法務検定の需要は正直あまりない
需要は正直あまり大きくはないと思います。
ビジネス実務法務検定は業務独占資格では無いので、この資格がないと出来ない仕事とかはありません。
ハローワークなどの求人を見ていても「ビジネス実務法務検定所持者、募集!」なんてのは皆無に近いですから。
ビジネス実務法務検定だけを取ってどうにかなるというものではなく、他の資格と組み合わせたり、サブウエポンとして取得するような使い方が一般的です。
例えば保険やお金の知識を持っている証明としてFP2級を取得した人が、法律面の知識も持っていることを合わせて証明したい場合にビジネス実務法務検定を取るとかです。
そういう意味でなら需要はあるのではないでしょうか。
ビジネス実務法務検定を取得するメリット3選
ビジネス実務法務検定を取る人が意識しておきたいメリットは主に次の3つです。
ちなみに就職や転職にはあまり意味がないとは思いますが、面接での会話のきっかけにはなると思うし、意欲をアピールすることはできるはずですから、積極的に履歴書に書いていっても良いでしょう。
仕事に役立つ法律の知識が体系的に学べる
ビジネス実務法務検定は民法、労働法、特許法などその名の通りビジネスに直接関係する法律を広く浅く学べる資格です。
広く浅くというのがポイントで、実際のビジネスでも使えるようなメジャーな知識を体系的に学ぶことが可能です。
だから若い20代や30代のサラリーマンには特におすすめしたいというのが僕の意見です。
「どこかで聞いたような内容」もよく出てくると思うので、テキストも読みやすく、そこまで難しい内容でもないので勉強しやすいですよ。
社内の昇進に役立つ
数は少ないかもしれませんが、ビジネス実務法務検定の取得を昇進などの条件にしている企業もあるようです。
他にも社内で取得を奨励していて、取得すれば資格手当が出る場合もあるかもしれません。
一度今勤めている会社の規定を調べてみるのも良いでしょう。
ビジネス実務法務検定の取得だけで昇進が決まるということはないかもしれませんが、プラスの要素になることは間違いないと思います。
他の法律資格にステップアップできる
数ある法律資格の中でもビジネス実務法務検定は最初のステップとしておすすめの資格です。
法律資格の登竜門というと宅建が思い浮かぶかもしれませんが、宅建は合格率15%の難関で登竜門というには難しすぎます。
その点、ビジネス実務法務検定は合格率が3級で70%ほどもある、正に法律の入門的な資格と言えるでしょう。
ビジネス実務法務検定を足がかりに宅建や行政書士にステップアップしていくというのもおすすめの道です。
ビジネス実務法務検定の勉強時間について
ビジネス実務法務検定の勉強時間は、個人差はありますが、
- 3級・・・30~70時間くらい
- 2級・・・70~100時間くらい
を目安にすると良いでしょう。
ビジネス実務法務検定が有利になる職種
ビジネス実務法務検定を持っていると有利になる仕事については以下の記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしょうか?
ビジネス実務法務検定の需要やメリットについてでした。
ビジネス実務法務検定は気軽に挑戦できる資格なので少しでも興味があればぜひ受けてみてください。
真面目にやれば3級なら1ヶ月くらいで合格できるはずですよ。
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