今回の記事では「既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩」という本を読んだので、その感想を書きます。
タイトルの通り新卒で就職出来なかった既卒や、フリーターの人などが正社員として社会復帰するための第一歩としてどのように行動するべきか解説している本です。
なかなか良いことが書いてあったので上記に当てはまる人で就職したいと思っている人にはおすすめします。
本の概要
タイトル:既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩
著者:岡本啓毅
この本は既卒、フリーター、第二新卒といった新卒のレールから外れた若者の就職活動に関する本です。
- 就職活動の進め方
- 就職活動のやり方
- 就職活動の考え方
このようなことを詳しく書いてあって、とても参考になりました。
自分も現在フリーターであり就職活動をしている身ですので、これからの就活に活かせそうな情報が多々ありなかなか良い本だったと思います。
重要ポイントを抜粋
好きなことを仕事にしたい人は本当にその仕事でなくてはいけないのかをよく考える(色々な選択肢を考えてみる)。
いつまでに希望の業界に就職できなかったら 他の業界を探すなど期限を区切ることが大事。
毎年10万人くらいの人が既卒になる。
25歳・27歳・30歳に壁がある(ギリギリの年齢の人は早く動く)。
面接では自身の改善点を伝えて自分自身がどう良い方向に変わったのかを面接官にアピールする。
就職できなかったからといって大学院に進むことはあまりおすすめしない。
公務員を目指していたアピールはあまりするべきではない。
どんな仕事がしたいか、周りからの遅れを取り戻すために一生懸命就活に励んでいるということをアピールする。
辞めた会社の悪口を言うことはNG。
社会や会社を変えることより自分を変えることの方がよっぽど簡単。
退職理由は複数言わないでひとつに絞って喋る。
企業が既卒に期待しているのはモチベーションの高さでありそれを面接官に伝える。
結論から話して無駄なことは話さない。
業務内容を正しく理解して、大変な部分も理解した上で仕事への熱意をアピールする。
あの頃の自分と今の自分はここが違うということを面接官に説明して正直に話した方が好感が持たれる。
面接の最後の質問は自己アピールの絶好のチャンス。
話に筋が通っているかが大事、うさんくさい奴だと思われないようにする。
事務職の求人倍率は0.19倍でかなり少ない。
管理系の職種( 経理事務、法務など)はもっと倍率が少ない。
大学で学んできたことをいかせるのは電気系・機械系・情報系ぐらいで、あとは大学で学んできたことが活かせることは少ない。
履歴書の希望年収は貴社規定が無難。
面接では自分の言いたいことではなくて、相手が聞きたいことを話すようにする。
まとめ
「自分がどんな仕事がやりたいか分からない」という人は読んでみてください。
仕事を決める時の考え方みたいなことも載っています!
就活をどう進めていけばいいか分からないという人もぜひ読んでみてください。
ハローワーク、転職サイト、エージェントなど様々なアプローチで内定獲得の方法を紹介してくれています。
新卒のレールから外れてしまったと絶望している方がいたら読んでみてください。
まだまだ諦めるには早いと思えるはずです。
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