この記事では最近読んだ本の中でおすすめの本を紹介します。
小宮一慶さんの「知っているようで知らない、お金の貯め方✕増やし方」という本です。
「お金についての考え方」はなかなか学校では教えてくれないので、書籍などを活用して自分から積極的に勉強していくことが大切です。
本の概要【お金の貯め方✕増やし方】
タイトル:知っているようで知らない、お金の貯め方×増やし方
著者:小宮一慶
この本は簡単に言うと、お金を着実に貯めて殖やしていくために不可欠な基礎知識をわかりやすく解説してくれています。
- お金を貯めるには?
- お金を節約するには?
- お金を守るには?
- お金を増やすには?
それぞれの章で著者の考えを交えて読みやすい文章でわかりやすく教えてくれます。
お金をどうコントロールするか?という社会人として身につけておきたい考え方を意識するきっかけにもなる本でした。
将来のお金の不安を少しでも軽減するためにも読んだ方が良いと思える本でした。
「お金に関する考え方」で本の中から重要なポイントを抜粋
お金も時間も使うもの、使われてはいけない。
自分の性格を考慮してリスクを取りたいのか極力回避したいのかイライラがないように資産を運用していく。
将来のことをある程度予測する。
必要な金額を計算してみる。
漠然と働いているよりもこんな生活を送りたいと目標に向かっている方がいい。
どういう暮らしをしたいのか、何を豊かだと思うのかそれは人によって違う。
生活をいきなり変えるのは難しい。
自分のキャッシュフローと相談しながら少しずつ望ましい生活に変えていく。
お金に関する不安が減ると安心感が得られる、豊かな生活を送る上では安心感が何よりも大切。
老後安心できる貯金の目安は3000万円。
リスクとリターンは比例する。
リスクを取ったからといって必ず高いリターンが得られる保証は何一つない。
お金を増やしたい時に最大の武器になるのは時間。
早くからお金について考え早くからお金を増やすことに着手した方が長期的には安全にお金を増やすことができる。
20代30代の人は自分に投資をして、自分の能力を増やしてキャリアアップを目指し生涯の収入を増やす。
本を読む・資格を取る・社会人大学院に通う・留学する
資産運用には攻めるお金を使う。
攻めるお金とは仮に減ってしまったり万が一なくなってしまったとしても生活に困ることのない余裕資金のこと。
まずは守るお金を貯める。
ATMの手数料は取られないようにする。
百貨店の友の会は利率がとても高い。
絶対に減らしてはいけない守るお金の運用としては銀行の普通預金、定期預金、個人向け国債の変動10年、証券会社のMRFの四つが適している。
投資をするには基礎的な知識と基本的な情報が必要。
経済の仕組みを知り金融商品の仕組みを知り会計の仕組みを知ることができて株式に投資できる。
基本的な情報とは日々更新される情報。
まずは少額からスタートして相場観を身につける、いきなり大金を注ぎ込まない。
最大でいくら損するのかを常に考えておく。
自分がよくわからない商品には投資しない。
おすすめは投資信託、現在1万本以上がある。
長期間株式市場を見続けて安値圏だなと思った時に買って、高値圏だなと思った時に売るこれが鉄則。
日経平均株価や個別銘柄の株価を毎日見続ける 初心者は日経平均株価の推移をみると共に好きな企業の中から何社かを決めてその会社の株価を毎日チェックする。
そして株価が上昇傾向か下降傾向か買ったらそれがなぜなのかを考える。
出来高で相場の過熱感を見る。
貸借対照表では自己資本比率が重要。
自己資本比率が20%以上の企業を選んだ方が安全。
自己資本比率とは返済する必要のない純資産が資産の中にどれぐらいあるかを表した数値。
将来伸びそうな企業に集中的に投資をするバフェット流の長期投資も一つの方法。
「お金」に関するおすすめの本を紹介
お金に関する認識が変わる1冊。
読みやすかったです。
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まとめ
この本が気になった人はぜひ読んでみてください。
お金をまずは貯めて「守るお金」を作って、それから後で余裕資金の「攻めるお金」を積極的に運用して資産を殖やしていきたいと思います。
投資信託にも興味が出てきたのでもっと勉強して毎月少しずつでも良いから買っていきたいと考えています。
人生を豊かにするためにはお金の不安を取り除くことが必要だと思います。
勉強もせずに、何も考えずにボーッと生きていると取り返しのつかないことになりかねません。
自分のお金は自分で守り、自分で増やしていく時代です。
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