宅建があれば未経験からでも就職できる?有利になる業界を説明

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宅建

宅建の資格を取れば就職に有利になると聞きましたが、具体的にどんな業界に有利なのでしょうか?

こんな疑問を持つ方はいませんか?

20万人以上が受験する日本でもトップクラスに大きいマンモス資格・宅建を就職のために取得しようと考えている人は多いと思います。

そこでこの記事では、「宅建があればどんな就職先があるのか?」と言った内容で詳しく説明していきます。

同時に宅建が就職で有利になる理由も解説しているので、合わせてご覧ください!

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なぜ未経験からでも宅建を取得したら就職に有利なのか

宅建を取得したら就職に有利になると言われても、なぜそうなるのか気になりますよね?

ここでは宅建にしかできないことやメリットを解説して、就職に役立つ理由を挙げていきます。

独占業務がある

宅建士の資格を持っている人にしか出来ない仕事があり、そのような仕事を独占業務と言います。

どんなに仕事が出来ても、どんなに学歴があったとしても宅建の資格を持っていないとできないのですから、そこに希少価値が生まれ、宅建持ちは優遇されるのです。

ではその独占業務とは具体的にどんなのかと言うと、

  • 重要事項説明
  • 重要事項説明書への記名・押印
  • 契約内容書面への記名・押印

これらになります。

簡単に言うと不動産の取引において重要な事項の説明は宅建士が責任を持って行うことと決められています。

宅建のメリットとは?驚きの魅力や使い道を徹底解説!の記事でメリットについて深堀りしています。

必置資格である

不動産業をやるなら「5人に1人」は従業員に宅建持ちの人を置いておく必要があります。

規模の大きな会社になるほど、物理的に宅建士の数が必要になるので、必ず一定の需要があり、それが就職に有利な理由です。

合格率が低く持っている人が少ない

宅建が受験すれば誰でも合格するような資格ならこれほど就職に有利にはなりません。

宅建の合格率は15%前後で、100人受験すれば10人ちょっとしか合格できない難関資格です。

人手不足で、宅建を持っていない人でさえ採用を確保するのが難しい現代で、宅建持ちが面接に来たら大歓迎されるでしょう。

宅建があれば有利になる業界は?

宅建を取得して有利になる業界と言えば多くの人が不動産業界を思い浮かべると思いますが、それだけではありません。

不動産業界以外にもたくさんの業界で必要とされているので、ここで一気に解説していきます。

不動産業界

宅建と言えばまず思い浮かべるのが不動産業界ですよね。

先ほど触れたように不動産業界には必ず宅建持ちを置かないといけないし、宅建持ちにしか出来ない仕事もあります。

また宅建の勉強の中で学ぶ宅建業法や民法などの知識は不動産取引の中でも必ず求められるものです。

不動産業界の中でも賃貸や売買やマンション管理など色々な仕事がありますが、どんな仕事に就くとしても持っていて損はない資格でしょう。

それに不動産業界ならほぼほぼ宅建持ちには資格手当が1~5万ほど支給されると思うので、年収アップのためにも早めに取っておいた方が良いと思います。

建設業界

建設業界も土地や建物と深く関わる仕事なので、不動産資格である宅建を持っていると有利になります。

特に宅建業の免許を取得している会社だと重宝されるはずです。

金融業界

金融業界でも土地や建物の知識は必須です。

なぜなら銀行はお金を貸す際に土地や建物に担保を設定する場合もあるからです。

そんな時に宅建の資格や知識が役に立つでしょう。

銀行ではたくさんの資格を取るように言われるみたいですけど、その中に宅建が入っている場合も多いでしょうね。

士業業界

司法書士事務所や土地家屋調査士事務所などの士業の事務所でも宅建持ちは有利になります。

司法書士事務所は銀行と仕事することも多いですし、土地家屋調査士は建物・土地の専門家です。

もちろん資格がなくても働くことはできるでしょうけど、やはり持っているに越したことはありません。

宅建を持っていることで一定以上は法律の勉強に慣れている証明にもなるし、無資格の人に比べて採用確率は上がると思います。

中途の未経験から宅建を取って再就職したい場合は?

宅建の資格は新卒の学生が取ってもメリットがある素晴らしい資格ですが、中途で不動産関係の仕事に就いたことがない未経験の人でも意味はあります。

注意点としては金融業界は未だに新卒採用が多いので、未経験の中途が宅建を取得したくらいで入れるかどうかと言うと難しいかもしれません。

そうなると不動産業界や士業業界を狙っていくのが良いのかなと思います。

ここらへんの業界は中途でも採用が活発で実力主義みたいなとこも多いです。

また、独立する人も結構いて、そういうのに興味がある人にもオススメします。

宅建を取り、未経験からでも意欲があることをアピールすれば、話を聞いてくれる会社は必ずあるでしょう。

会社を探す場合は、

  • ハローワーク
  • 人づて
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

などの方法があり、色々と試してみると良いでしょう。

その中でも特におすすめなのは宅建専門の転職エージェントです。

宅建JOBエージェントの公式サイトへというサイトでは宅建に興味がある方を対象にして不動産関係の求人を専門的に扱っています。

宅建資格を活かしたい、不動産業界をメインに仕事を探したいなどのニーズも持つ人は一度見てみてはいかがでしょうか?

土日祝も対応可で、面接対策や書類のアドバイスもやっているようですよ。

実際に宅建取得後に未経験可の求人を探してみた

せっかく宅建を取ったので、ついでに求人を探してみようとハローワークや転職サイトなどでキーワード「宅建」とか「宅建 未経験」で検索してみました。

僕は地方都市に住んでいますが、それでも結構な量の求人が出てきました。

求人を読み込んでみるとおそらく未経験でも受けられる求人です。

宅建関連の求人には2種類あり、

  • 宅建所持者限定
  • 宅建を持っていたら優遇

のパターンがありました。

もちろん宅建所持者限定の方が待遇は良さげです。

特に規模の大きな不動産会社では資格手当が2~3万出してくれるところもあり、給与面ではなかなか期待できそうでした。

地方都市でもこんな感じなので、首都圏や近畿圏など人の多いところではもっと期待できると思います。

そこまで大きなとこに行かなくても札幌・仙台・福岡などの地方の大都市でも十分に求人はあるでしょう。

興味があればリクナビNEXT などで検索してみると良いです。

まとめ

いかがでしょうか?

宅建を持っていることで有利になる就職先とその理由の解説でした。

独占業務があり、必置資格でもある宅建は不動産業界を中心に根強い需要があります。

宅建を取得することで、

  1. 不動産業界
  2. 建設業界
  3. 金融業界
  4. 士業業界

などでの採用確率は特に高まるでしょう。

もし不動産関係の仕事を積極的に探したいのなら宅建Jobエージェントに登録してみるのもオススメです。

人生を一旦仕切り直し、再就職するために宅建という資格は良い選択肢かもしれません。

宅建を取得してそれを活かして就職するも良し、行政書士などの他の資格にステップアップするも良しです。

皆さんも宅建取りましょう!

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