皆さん、職業訓練という制度を知っていますか?
簡単に言うと、お金を貰いながら就職に繋がる訓練や勉強を受講できるお得な制度です。
僕自身も正社員の仕事を辞めて失業した際に、この制度を利用してポリテクセンターというところに通い、毎月13~15万円ほどのお金を貰いながら電気の勉強をしました。
「電気設備科」というところで勉強し、「第二種電気工事士」という資格も取得できたので、この制度には本当に感謝しています。
その他にも職業訓練という制度には色々なメリットがあるので、この記事ではそれらについて紹介していきます。
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職業訓練とは?どんな制度?

職業訓練というのは、失業した際にハローワークで申込みをして(基本的に)無料で受講することができる学校のようなものです。
教科書代はかかりますが、それ以外は無料のなんともお得な制度です。
通ってみたら分かりますが、本当に高校生の頃を思い出すような雰囲気でした。
実際に9時から15時まで学校に通い様々な年代の人と机を並べて座学や実習に打ち込みます。
そこで失業者の人を対象にして、仕事に必要な知識や技能を基本から叩き込まれます。
叩き込まれるとは言ってもそんなにスパルタではなく意外と和気あいあいとしているので心配は無用です。
また、職業訓練の正式名称は「公的職業訓練」と言い、最近では「ハロートレーニング」の愛称でも呼ばれています。
そしてこの公的職業訓練は失業保険を受給するかしないかによって2種類に分かれます。
失業保険を受給する→公共職業訓練
失業保険を受給しない→求職者支援訓練
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職業訓練にはどんなコースがあるの?
受講できるコースは地域によって色々あります。
中には一部の地域でしかやっていないレアなコースもあります。
例えば大阪の職業訓練では「電験コース」という珍しいものをやっているようです。
大体どこにでもあると思われる主なコースは以下の通り。
- 電気工事士コース
- 電気通信コース
- ビル管理コース
- 機械・CADコース
- 溶接コース
- PCコース
- 介護コース
最近だとプログラミングコースとか観光コースとかも多いみたいです。
自分の興味のあるコースでなおかつ就職に繋がるものを選びたいところです。
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おすすめの職業訓練とは?選び方と種類を徹底解説【興味で決める】
職業訓練に通う一番の目的は就職するため

職業訓練に通う目的はもちろん就職すること!
学校に通って勉強しながら、平行して就職活動をして、就職が決まった人から抜けていくという感じです。(始まって3日目くらいで就職が決まって居なくなる人もいました(笑))
- 職業能力開発大学校
- 職業能力開発促進センター
- 職業能力開発校
いろいろ種類があってややこしいんですけど(笑)
詳しくは最寄りのハローワークに行って「職業訓練について知りたいんですけど」と聞いてみましょう。
それが一番確実です。
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職業訓練は3ヶ月~2年くらいの期間でやることが多い

- 短い場合1ヶ月~2ヶ月
- メインは3ヶ月~6ヶ月
- 長い場合1年~2年
ほとんどの人は半年コースに通います。
若くて次やりたい仕事が明確に決まっている人は2年コースを選ぶ人もいます。
2年コースだと学校行事があったり長期休みがあったりして、まさに学校です(笑)
お得すぎる職業訓練のメリット3選
- 職業訓練って何が良いの?
- 早く就職した方が良くない?
このような疑問を持つ方に対して職業訓練の持つ魅力及びメリットをここでは紹介します。
結論から言うと以下のメリットがあります。
- 失業保険をすぐに貰えたり延長したりできる
- 就職のサポートを手取り足取り手伝ってくれる
- 資格を取ったりスキルを身に付けられる
失業保険が延長される
これが最も大きなメリットです!
失業したら(基本的に)失業保険が3ヶ月分出るのですが、これを貰うためには失業してハローワークで手続きをして待機期間(3ヶ月)を待たないといけません。
3ヶ月ってとても長いですよね?
3ヶ月無収入になるのはきついという方も多いでしょう。
しかし職業訓練に通うとこの待機期間が無くなります!
失業してすぐに職業訓練を受講して訓練を開始すれば3ヶ月の待機期間を待つことなくすぐに失業保険を給付されることができます。
これは金銭的に不安な時はとても大きなメリットです。
さらにさらに職業訓練に通っている間はずっと失業保険が出るというメリットもあります。
例えば半年間の職業訓練に通っている場合、その半年間は毎月給付金が支給されます
もし2年間のコースに通ったら2年間もらえるわけです。
つまり本来は失業して3ヶ月の待機期間を経て3ヶ月の分の失業保険しか受給できないところを、職業訓練に通うことによって待機期間を無くして訓練が終了するまで失業保険の給付を受けることができるということです。
これは本当に素晴らしい制度!
もし失業してしまって無職になった場合は、こういう選択肢もあるということを頭に入れておくと良いですよ。
就職に繋がる手厚いサポートを思う存分受けられる

前述したように職業訓練では電気、ビル管理、通信、IT、機械加工、パソコン、介護など非常に多くのコースがあります。
そしてそれぞれのコースで座学と実習を織り交ぜて就職に繋がる実践的な知識や技能を指導員の方から教えてもらえます。
また、
- 模擬面接
- 求人相談
- 履歴書の添削
これらのあらゆる就職サポートを親身になって手伝ってくれます。
何故ここまで手厚くサポートしてくれるのか?
それはポリテクセンターの一番の目的が受講生を就職させることだからです。
そのために非常に手厚いサービスをほぼ無料で受けることができるのです。
自分一人で就活をするより、こっちを利用する方が絶対におすすめです!
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資格が取れる
コースによっては資格取得にも熱心に取り組んでいます。
僕が通っていた電気設備科では第二種電気工事士を取得することを目標に毎日しっかり指導してくれて多くの受講生が合格をしていました。
9割以上は受かっていたと思います。
ご存知の方も居ると思いますが第二種電気工事士の試験は材料費など非常にお金のかかる試験です。
その材料も職業訓練のポリテクセンターでは無料で使い放題でいくらでも練習することができます。
工具などの貸出もしているので本当にお金のない無職には嬉しいことだらけです。
道具を借りて材料を使わせてもらってほとんどお金をかけずに第二種電気工事士を取得した人もたくさん居ました。
僕自身もお金のかかる資格取得をほぼ無料で達成できてこれだけでもポリテクには感謝しています。
第二種電気工事士を取得した時の記事も参考に貼っておきます。
職業訓練のデメリット4選
①やっぱり実務経験の方が強い
職業訓練では就職のためのスキルが学べるとは言え、やはり学校で習うことなので実務にはかないません。
半年職業訓練で電気工事を学ぶのと、半年電気工事会社で実際に仕事をするのでは得られる経験値は天地の差でしょう。
あまり職業訓練い期待しすぎるのはダメということです。
②景気が悪化して就職が難しくなるかも
多くの職業訓練が半年くらいかけて行われるわけですが、その半年の間に◯◯ショックみたいな事が起こって急に景気が悪くならないとも限りません。
そんなことが起こると、訓練校に行かずとっとと就職活動しておけば良かったと後悔する場合もあるかもしれません。
③周りの環境にモチベーションが左右される
職業訓練では周りの意識の高さも大事です。
実際ありましたが、周りがマンガを読んだりスマホをいじったり私語をしたりで全くモチベーションの無さそうなクラスもありました。
そんなクラスに入ってしまうと勉強どころじゃないので、すぐに就職した方が良いでしょう。
このように周りのモチベーションの高さはある程度運ゲーなのでやばいと思ったら逃げる考えは大切です。
④合わないと苦痛
職業訓練を受けるべき人3選

これまでにやったことのない仕事に挑戦したい人
職業訓練では新しく仕事を始めるために必要なスキルや知識を学べるので、これから異業種に挑戦したいという人にぴったりです。
職業訓練で基礎を学んだ人は完全な未経験者に比べて、企業からも評価は高いでしょう。
失業保険が切れそうだけど、まだ就職できていない人
失業保険が切れて金銭的に厳しくなると焦って思うような就職活動ができなくなります。
そうならないために職業訓練に行って失業保険を延長することがおすすめです。
仕切り直して腰を据えて再スタートできます。
モラトリアムを味わいたい人
これは本来の職業訓練の目的からは外れますが、学生時代のようなモラトリアムを味わいたい人にもおすすめです。
というのも、職業訓練中の生活は学校のようなモノでぶっちゃけ楽です。
就職のために勉強しているという実感もあり、失業保険も入ってくるので、無収入の不安もありません。
もちろん就職活動をするための制度ですが、「ブラック企業で疲れたからちょっと休みたい・・・」と考える人にもおすすめです。
まとめ
- 職業訓練は失業保険の待機期間短縮や給付の延長ができるとてもお得な制度
- 職業訓練で万全の就職サポートを受けて就職への近道に
- 職業訓練は資格取得にも使える
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