「ニート羨ましいのう」
「働かないで楽しやがって!」
ニートに対してこんな風に感じる人も多いですよね。
確かに、ニートになるときつい仕事もしなくていいし嫌な人間関係も無くなり、楽だなあと感じることはあります。
ただ、それとは逆にニートゆえに感じるデメリットもたくさんあるので、この記事ではそれらを紹介していきます。
これを書いてる僕は数年働いたこともあるし数年ニートしたこともあるので、両者を比較して実体験から書いていきますね。
ニートを素直に羨ましがれない数多くのデメリット
欲しい物が買えない、基本金がない
大富豪や石油王の家系で死ぬまでお金に困らないという人は別ですが、一般的な人はニートになると収入が途絶えます。(失業保険だってすぐにもらえないし)
収入が無くなっても生きていく以上大なり小なりお金はかかります。
一向に増えず日々減っていく貯金残高を眺めるのは精神的に結構きついですよ。
そんな状態だと何かほしいものも気軽に買えないし、服装などにも無頓着になっていきます。
基本お金がないので、何か欲しい物があっても我慢することが多く、それが意外とストレスになるという人は多いと思います。
僕も無職をしていた時はあまりお金を使わない生活をしていて、欲しいと思ったものでも見て見ぬ振りをしてきました。
ニートになって修行僧のような生活をするより、「働いてお金を稼いで欲しいものを購入する」という方がやっぱり健全な気がします。
夏休み最終日、宿題に一切手を付けてない状態が延々続く
よく言われるニートを表す言葉に、
「夏休み最終日で宿題が一切終わってない状態がずっと続く」
というものがあります。
これは言い得て妙で、本当にそう感じます(笑)
楽だけど、やらねばならないことを先延ばしにしていて、それがずっと気になっている焦燥感とでも言うのでしょうか。
何をしても心から楽しめない状態とも言えます。
昼夜逆転生活に突入する
毎朝仕事のために同じ時間に起きるのは非常にだるい。
でも実はこれって良いことでもあります。
こうやって仕事をしていたら強制的に起きなければいけないので、ある程度は規則正しい生活が送れます。
でもニートになると朝起きる理由が無くなるので、どんどん時間がズレていき最終的に昼夜逆転生活に突入します(笑)
家族の目が気になる
家族と同居しているニートはやっぱり家族の目が気になるはず。
最初は「ゆっくり仕事探せばいいよ」と言ってくれていたのに、だんだん時間が経つにつれ、
- 今日はハロワ行かないの?
- この前の面接の結果どうだった?
- 良いね、暇そうで。
などなどだんだん風当たりが強くなってきます(笑)
まあ家族からすれば「一体いつまでニートしてるんだ、いい加減働いてくれよ」と思っているかもしれないので仕方ないいえば仕方なしなんですが。
次第にやることがなくなり暇になってくる
ニートになると有り余る時間があり、自分のやりたい好きなことができます。
ただ、やっぱり好きなことでも1日中やっていると飽きてくるという人もいるし、限られた時間だからこそ燃えるという人もいるのです。
ニートをしていると次第にやることがなくなってきて、暇だと感じるようになるかもしれません。
暇というのは結構つらいし、お金もないのでなかなか暇つぶしもできませんよね。
ちょっとニートを試してみるのは、アリ
以上、ニートにも上記のようなデメリットがあるのでした。
ニートは確かに好きなことができるし時間もあるしで一見良さそうに見えますが、良いことばかりではないんだよという事を言いたいです。
とはいえニートになるなとは僕は思いません。
これから先の長い人生でずっと働き詰めというのも、気が滅入るというものです。
だから人生の中で少しだけニートをしてみるのは大いにアリかなと思います。
ニートをして疲れきった身体と精神を癒やしたり、時間をかけてとことん趣味に打ち込んだり、普段は勉強できないような資格を勉強したり。
ただ、ハマりすぎて後悔しないようには注意しましょう。
お金はないけど不安はある。昼夜逆転して生活リズムはボロボロ。家族からのプレッシャーもきつい。もうこんなニート生活は嫌だ!!!就職してくる!!!
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