資格が取りたい社会人の悩みの一つに
「時間が全然ない」
というのがあります。
仕事を朝から晩まで必死にやってクタクタになって帰宅してさらに資格勉強なんてマジできついですよね。
たいていの人はここで諦めちゃうんと思うんですけど、中には工夫してなんとか勉強時間を作ろうとする人もいます。
そんな人がやりがちなのが「仕事を辞めて資格勉強に専念する」というもの。
背水の陣で行くんだ!!ってやつです。
一見アリな選択肢のような気がするかもしれませんが、僕はこれについてはおすすめしません。
なぜなら大きなデメリットがあるからです。
過去に僕もこれをやってしまい、後に後悔することとなりました。
僕と同じ失敗をしないように参考にしてみてください。
仕事を辞めて資格の勉強に専念するデメリット
僕は資格に受かりたいからと仕事を辞めてまで専念することは断じておすすめしていません。
その理由は以下の4つから。それぞれ解説していきます。
- 落ちたときのリスクがデカイ
- 精神的プレッシャーがやばい
- 生涯賃金が減りまくり
- 空白期間はやばい
①受かるか分からない。落ちた時のリスクがデカイ
資格勉強というのは合格か不合格かの二択です。
そして試験日に何が起こるか分からない以上、絶対に合格できる試験など無いと思ったほうが良いでしょう。
例えば急に風邪を引いて実力の半分も出せない可能性だってあるのです。
仕事を辞めてまで決死の覚悟で試験を受けて、合格するならまだ良いですけど、もし落ちてしまったら本当に何も残りません。ただの無職の人です。
絶対に受かる保証なんてないし落ちた時のリスクがデカすぎるしで、ここまで人生賭けるのは相当なギャンブラーのような気がします。
②精神的プレッシャーが半端ない
僕も仕事を辞めて資格勉強していた経験があるので分かりますが精神的に相当きついです。
上にも書きましたが落ちたら何も残らない上にただの無職になりますから、絶対に受かりたいわけですよ。
「受からなきゃ受からなきゃ」
とそんなことばっかり考えて胃が痛い事、この上ないです・・・
仮に仕事を続けていたら、「落ちても次受けたら良いや。仕事してるんだしチャンスはまた来る」
と思えるでしょう。
こういうメンタルの方がむしろ合格しやすいと思いませんか?何事も余裕を持つ方が絶対良いです。
自分を追い込みすぎると不安になって眠れなくなったりストレスで体調を崩したりして本当にろくなことがないんですよ。
③生涯賃金が減る。収入が途絶える
仕事を辞めると当然収入が途絶えます。
蓄えや他の収入源が無い人は一気に生活が厳しくなるでしょう。
難関資格を目指していて年単位で仕事をしない場合は、生涯賃金も相当減ってしまうことは頭に入れておきたいところです。
対策として、実家暮らしをして支出を最低限抑えるという方法もあります。
僕も資格に専念していた時は実家暮らしでスネをかじって生きていました。
これはこれで節約できて良いんですが、今度は家族からのプレッシャーなど別の問題もあったりしてやっぱり最良の方法とも言えません。
お金が無くなってくると心の余裕もなくなってきて最悪勉強どころじゃなくなってくるので、これまたリスクが大きすぎると思います。。
④空白期間ができて人生ハードモードへ
世間というのは空白期間にとても厳しいです。
空白期間があればそれこそ鬼の首を取ったようにいろいろ追求してきます(笑)
せっかく資格を取ってもそれを上回るマイナスになるかもしれないのが空白期間の存在なのです。
お金もどんどん無くなって、受かるかさせ分からない資格勉強をして、さらには空白期間までこさえたら本当に再起が難しくなります。
僕と同じ失敗をしてほしくない
そして、
何を隠そう上記の出来事が僕の実体験。
こんなことが起こりうるので資格のために仕事を辞めるのは絶対にやめといた方が良いと言うのです。
最悪、精神的に不安定になって、メンタル異常を起こす可能性すらありますよ・・・
もちろん上手くいく人は大丈夫ですよ。
しっかり合格してしっかり面接を突破してしっかり社会復帰することができるのなら。
でもみんながみんな上手くいくわけはないんですよ。
当然僕みたいにあぶれる人間もいるわけです。
そういうリスクもあるんで、資格は仕事をしながら気楽に取ろうというのが僕の結論です。
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