今回は最近読んだ本の書評記事です。
吉岡友治さんの「あなたの話が伝わらないのは論理的思考が欠けているからだ」という本です。
- 上手く話が伝わらない・・・
- 説明が下手で辛い・・・
- よく「何を言っているか分からない」と言われる・・・
そんな方は読んでみると良いかもしれません。
考え方やテクニックを具体例を交えて解説してくれています。
▼こちらの本です▼
本の概要をざっくり説明
タイトル:あなたの話が伝わらないのは、論理的思考が欠けているからだ
著者:吉岡友治
この本は、話す言葉や書く言葉を論理的にして相手に分かりやすく伝えて自分の主張をしっかり伝えるためにはどうするべきか、その考え方やテクニックを紹介してくれています。
一通り読んでみて、論理的に話を伝えるためにはどうすれば良いか、具体的に書かれていて参考になる部分が多々ありました。
1回読んですぐに論理的に話し方や聞き方が劇的に変わるかは分からないですけど、この本に書かれていることに注意して話したり書いたりできれば良いなと思います。
普段の生活の中で気を付けるべき言い回しなどもたくさん例示しれくれているのでさらっと読んで見ることをおすすめします。
重要なポイントを本の中から抜粋
相手をその気にさせるにはまず言いたいことを伝え、相手が疑問を持つ前に根拠を言って相手の疑問の余地をなくす。
「たしかに〜しかし〜」が来たら要注意、前半は無視して 後半の理由をしっかりと検討する。
そしてという接続詞を多用するのは控える。
とにかくという言葉は結論を急いで議論や経緯を無視する言葉。
列挙をする時は重複しないようにすることと内容に漏れがないようにすることに気をつける。
言い換えをして最初の事柄から結論まで導くロジカルな文章にする。
行動の基準に信念を持つ。
胡散臭さについてもう少し敏感になる。
理屈で推測せずデータを見て主張する。
「みんなそう言っている」に気を付ける。みんなって誰?
「みんな」にはバイアスがかかる。
情報の出所を明らかにする。
極端な例に頼らない。
逆の極論を考える。
データに基づいて考える。
強迫的な二者択一は解決法ではない。
物事には何でも二面性がある。
我々は似た者同士で集まりやすい。
まとめ
僕は話すことや説明することが昔から苦手です。
よく話が伝わらず、「どういうこと?」と聞かれることが多々あります。
そういったことが昔から悩みだったのでこの本を手にとって読んでみました。
普段の会話の中でどういう視点で気を付けて会話をするのかが分かりやすく書かれていてなかなか参考になりました。
論理的思考の重要性も理解しました。
この本で紹介されている内容を少しでもマスターすることができれば話すことが多少はマシになるのではと期待しています。
その少しのマスターがなかなか難しいですけど(笑)
「相手に自分の意図を分かりやすく伝える」ということは仕事でもプライベートでもとても大切だと思います。
「出来ない」と最初から諦めるのではなくて、ちょっとずつでも進歩していきたいです。
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