この記事ではひろゆきの「働き方完全無双」という本をレビューしています。
これで今年47冊目の本を読み終わりました。目標の50冊まであと3冊。
ひろゆきの本は「無敵の思考」という本に続いて2冊目を読みましたが、読みやすくてわりと良かったので紹介します。
▼今回読んだ本はこちらの本です▼
著者(ひろゆき)の紹介
知っている方も多いと思いますが、改めて紹介します。
- 1976年神奈川県出身
- 中央大学
- 「2ちゃんねる」開設
- 「ニコニコ動画」開設
- 東京プラス株式会社
- 有限会社未来検索ブラジル
- フランス在住
ネットの記事にもよくなっているし、Youtubeでも見かけるので知っている人も多いでしょうか。
この人の本を読んだのは3冊目ですが、どれも面白かったのでおすすめです。
生きる上での「考え方」という内容が多くて、一言で言えば「合理的で良い考えだな」と感じました。
この本の概要
日本がだんだんと衰退しているということは誰の目にも明らかです。
世界一の高齢化が進み、少子化で若い人はどんどん少なくなっています。
全体が下がっているのなら、みんなと同じことをしていたら同じように下がっていってしまいます。
そのような日本の現状を考えて、「自分の身は自分で守ろうぜ」というメッセージと共に生きる上で役に立つ考え方を示してくれています。
この日本でより良く生きるための働き方、いわゆる「完全無双労働」のために私たちがどう行動していくべきなのか。
そのヒントが得られます。
こんな人に読んで欲しい
- 将来に不安を感じている
- このままの働き方で良いのか疑問に思っている
- 搾取され続ける人生は嫌だ
- とにかく合理的に生きたい
読んだ中から良かったポイント2選+名言
全部紹介するのは無理なので私が良かったと思う箇所を抜粋して紹介しています。
より詳しく知りたいと思った人はぜひ購入して読んでみてください。
ダラダラ地方で過ごしてネットでワンチャン狙う生活
東京はもう人が溢れすぎています。
高すぎる家賃、満員電車、消耗する競争など大変なことばかりです。
一方ネットの発達で地方にいてもそれなりに情報は入ってきます。
地方だと家賃は安いし、お金を派手に使う娯楽もないので生活コストを下げることができます。
地方でダラダラ過ごして、今あるもので楽しんで生きていくことが大切です。
それに地方にいては成功できないかというとそうではありません。
ネットでは無料サービスや無料ツールが溢れています。
それらを使って毎日コツコツと何かを作ったり発信していけば、ある日それがバズる可能性もゼロではありません。
ダラダラ生きつつもワンチャンは狙う生活は良いのではないでしょうか。
- 無料のものはとりあえず使ってみる
- 先行者利益を得る
- 結果が出るには時間がかかる
能力を高めるのも大事だけど相対的に自分を有利にしよう
誰かと競争しているとして、その人がとても強くてかなわないと思う時にあなたはどうしますか?
自分で努力を重ねて実力をつけてから勝負を挑みますか?
この本では「徹夜明けで寝不足の状態で勝負を挑めば勝てる」と言っています(笑)
この例だと卑怯な気もしますが、しかし「自分が相対的に有利な状況を作り、普通なら勝てない相手に勝つ」という思考は大事な気がします。
どう工夫してどう行動するか?
他の色々な本を読んでいても出てくるトピックですけど、これは意識しておいた方が良い気がします。
名言
- 「2ちゃんねる」は続けたからあそこまで大きくなった。他の掲示板は撤退していった。継続するだけでも非常に強い。
- 人に対する期待値は下げられるだけ下げておいた方が人生は圧倒的に楽。
- 人間は何かをやり始めることは苦手だが、一度やり始めると意外と続く
- 貯金はしておいたほうが良い
- 筋トレはしておいたほうが良い
- 嫌われる人には嫌われるもんだ
- とりあえずニコニコしておこう
- とにかく寝よう
まとめ
いかがでしょうか?
とにかくこの人の考え方は「合理的」なんですよね。
ひろゆきがコンビニバイトを学生時代にしていたエピソードで、辞める時に店長から「君は今までで一番最低のアルバイトだったよ」と言われた流れは印象的でした。
他にも「頑張りたい人は頑張って、周りの人はその人の足を引っ張らないようにしよう」とか、
「使える権利はしっかり使っていこう」などの部分も心に残りました。
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