公務員試験に全落ちしたらどうする?民間?【年齢制限が来る】

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公務員

「公務員試験に挑戦したいけど、全落ちしたらどうしよう」

「公務員試験に何度でも挑戦したいけど年齢制限が心配」

このような悩みを抱えている人はいませんか?

まさに現在の僕の状況です(笑)

この記事では公務員試験に全落ちして、さらに年齢制限まで迎えてしまった場合にその後どうするべきかという事について考察していきます。

  • 公務員試験に全落ちした場合の次の選択肢は?
  • 公務員が諦めきれない場合は?
  • 公務員試験に落ち続ける原因は?

このような事について深堀りしていくので、良ければ読んでみてください。

▼僕の公務員試験受験に関する記事はこちら▼

事務系公務員を3年、技術系公務員を2年受験した僕の経歴

上に貼ってある参考記事にも書いていますが、僕は20代のうち5年間公務員試験に挑戦しました。

最初は事務系公務員を3年、電気の勉強にハマってからは技術系公務員を2年受験しています。

他の資格と平行して勉強していたこともあり、筆記試験で落ちてしまったり面接で落ちてしまったりと色々ありましたが、結論として最終合格することは出来ませんでした。

一番良いとこまで行ったのは、

  • 県庁 最終面接で不合格
  • 市役所 最終面接で不合格
  • 国家一般職 官庁訪問(最終面接)で不合格

上記のような感じです。

そして現在30歳となり、公務員試験は全落ちして多くの自治体で年齢制限を迎えてしまったので、さてどうしようと考えているわけです。

公務員試験に全て落ちたらどうするべきか?

公務員試験に全落ちしてさらに追い打ちをかけるように年齢制限を迎えてしまったことは本当にショックでした。

ただでさえ20代が終わり30代に突入するというだけでもショックなのに、まさかこのような事になるとは夢にも思いませんでした。

しかしいつまでも嘆いている場合ではありません。

考えて、決断して、次へ進んでいく必要があります。

そこで、今考えている進路としては次のようなものがあります。

  • 民間企業へ就職する
  • 公務員浪人する
  • フリーターをする
  • 資格を取得する

僕に限らず公務員試験に全落ちした人は上記の中のどれかの道へ進むことが多いのではないでしょうか?

それでは各項目を解説していきます。

民間企業へ就職する

一番現実的でおすすめなのはこの選択肢です。

あなたが何歳だろうと一度公務員試験に失敗してしまったら、ある程度は諦めて民間企業を目指した方が結果的には良いような気がします。

もし20代前半で若いのなら、一度民間企業を経験しておくのは絶対にプラスになります。

その後また公務員に挑戦したいと思ったら、民間での経験を活かして面接でも強みになりますし、社会人経験者枠での受験も狙えます。

もし20代中盤なら、良い民間企業へ行ける瀬戸際の年齢かもしれません。

民間企業でも25歳、27歳、29歳の壁があり、当然ですが年を取れば取るほど良い企業は減っていきます。

25歳前後なら民間企業へ舵を切るのもおすすめの考え方です。

もし20代後半なら早めに民間企業へ行った方が良いかもしれません。

20代後半ともなると公務員試験受験組の中でも最高齢となります。

他の新卒や経験を積んだ20代中盤の人たちと比べて秀でてる部分があるのならもちろん良いのですが、そういった強みがないとただやる気があるだけでは厳しいかもしれません。

▼民間企業への切り替えを決めたら?▼

もしこれから民間企業への切り替えを考えているのならdodaなどの転職サイトを利用することがおすすめです。

他にも20代専門の就職サポートサイト・ウズキャリなどの転職・就職支援サービスもあります。

民間企業への転職へはその道のプロにアドバイスをもらいながら後悔のないように決めたいです。

公務員浪人をする

リスキーにはなりますが公務員浪人をするという選択肢もあります。

どうしても公務員になりたいという強い意志があるのなら、諦めずに来年も受けるのが良いでしょう。

20代ならまだ若いですし、自分のやりたいことをやるのが一番だと僕は思っています。

ただし公務員浪人をする場合はデメリットもあることを知っておいてください。

例えば以下のようなデメリットです。

  • 来年も受かる保証はない
  • 1年分の生活費がかかる
  • 社会に出るのが1年遅れる
  • 生涯年収が1年分少なくなる
  • 家族の理解が得られない場合がある

このようなデメリットを飲み込んで、それでもチャレンジしたいのなら、ぜひやってみるべきです。

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フリーターをする

公務員試験に何度も落ちて、民間企業にもことごとく落ち続けると、正直「もうフリーターで良いかな」という気持ちになってきます。

しかしこの選択はおすすめしません。

確かにフリーターは楽だしぬるま湯のような環境です。

僕も20代の中でフリーターだった期間は長くありますが、正直ぬるま湯に浸かっている気分でした。

しかしそのツケは必ず後から払います。

あとから苦労してきつい思いをする可能性が高いので、安易にフリーターになるべきではありません。

年齢の若いということはとても大きな強みであり、年を取れば取るほど公務員であれ民間企業であれ受かりづらくなります。

それは今現在の僕が体現しています(笑)

フリーターはやめましょう。

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資格を取得する

「公務員試験に落ちたし民間企業も微妙だし、資格を取ろう!」

こう考える方もいるかもしれません。

確かに公務員試験では法律の勉強もするので、法律系の資格や会計系の資格などを取りたいと思うのも分かります。

しかしこの選択もおすすめしません。

簡単な資格は取っても就職には力が足りないし、超難関資格に挑戦するのはリスクが高すぎます

ちなみに僕はこのパターンでもありました(笑)

運良く行政書士や電験三種に合格は出来ましたが、落ちてたらと思うと本当にゾッとします。

とりあえず民間企業でも良いので就職することが一番です。

資格は仕事しながらでも取得出来ます。

僕は会社員時代に行政書士を取得しました。

勉強は大変でしたが、時間管理を上手くやればなんとかなります。

▼資格を取っても苦労した記事の詳細はこちら▼

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どうしても公務員が諦められない時は?

結論、どうしても公務員が諦めきれない場合は、何度でも挑戦するのが良いと思います。

そこまで思い入れがあるのは素晴らしいし、そういう人にこそ公務員になってほしいです。

例え年齢制限を迎えるような年齢になっても、

  • 年齢制限の緩い自治体を受ける(場所によっては40代、50代でも受験出来ます)
  • 社会人経験者枠で受ける
  • 臨時職員で一度入ってみる

このように色々と方法はあります。

ただし、

「本当に自分がやりたいことは何なのか?」

「それは公務員じゃないと実現できないのか?」

これに関してはよく考えた方が良いでしょう。

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地方では良い民間企業が無いから公務員に全落ちすると厳しい

大都市圏の人の場合は公務員試験に落ちたとしても民間に切り替えるという選択肢があります。

首都圏、近畿圏などは求人も多いので意外と良い仕事が見つかる可能性も高いでしょう。

しかし地方都市に住んでいる場合は公務員が最後の砦のような雰囲気もあるので、落ちてしまうとかなり厳しくなります。

詳しくは下の記事で解説しています。

地方の人は特に、

「公務員に落ちたら後がない、絶対に受かってやる」

という気持ちで望むことをおすすめします。

僕はそういった決意も疎かで、対策不足でした。

僕が公務員試験に何度も落ちて失敗を繰り返した原因

今振り返ってみると以下のような原因で受験に失敗したと思います。

良ければ反面教師にしてください。

筆記試験で落ちた理由

これは単純に勉強不足。

公務員試験は範囲が広いので全部を完璧にすることはできません。

優先順位をつけてどこで点を稼いでどこで凌ぐのか、しっかり戦略を立てて勉強に臨むべきでした。

どれだけ時間をかけるか、どれだけ問題を解くか。

これに尽きると思いますので、「もうやりきった」と言えるくらい勉強すれば良かったです。

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面接試験で落ちた理由

これも単純に僕が面接が苦手なコミュ障だったから。

しかし面接が苦手でも対策をして受かる人は存在します。

面接試験の難しいところは自分一人では対策が難しいところ。

他人に見てもらいフィードバックをもらって、改善していくことが合格の近道です。

僕はそういった対策が疎かになっていたので、そこは反省したいです。

筆記試験の勉強は自分ひとりでも出来ますが、面接対策は誰かに協力してもらう方が良いでしょう。

誰に頼んでもいいですし、ハローワークとかでも面接対策はしてくれますが、やはり受験のプロである予備校に頼むのがおすすめです。

パンフレットやwebサイトを見て自分に合ってそうなところを選ぶのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

公務員試験に全落ちした場合の次の一手を考察してみました。

一度不合格になってしまっても諦めきれないでズルズルと続けていく気持ちは僕も痛いほど分かります。

それが悪いとは言いませんが、公務員だけに絞らずに色々な選択肢があることを知っておくことは大事なことです。

結局自分の信じた道を進むのが最善の選択肢だと思います。

もし仮に全て失敗してしまって年齢制限が来てしまっても、30歳前後なんて今の時代まだまだ若いです。

いくらでも挽回できるので、気を落とさずに自分に出来ることをコツコツ頑張っていきましょう。

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