「公務員試験に挑戦したいけど、失敗したらどうしよう・・・」
「もし落ちてしまったら、浪人しても大丈夫なのだろうか・・・」
このような不安を持っている方はいませんか?
公務員試験に落ちてしまった場合、次にどうするかどうかは難しい決断になります。
民間に行く人、公務員試験浪人をする人、フリーターになってしまう人。
様々です。
この記事では20代で公務員に5年挑戦した僕の経験を踏まえて、公務員浪人についての意見を発信しています。
結論から言うと、
このような主張です。
理由もあわせて解説していますので、公務員浪人について興味のある人、不安な人はぜひ最後まで読んでみてください。
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【末路】公務員浪人をするなら1年までにしておけ!
もしあなたが公務員試験に残念ながら不合格になってしまって、公務員浪人を考えているのなら、僕からアドバイスできることがあります。
それは、
と言うことです。
これを書いている僕の経歴を簡単に紹介すると、
20代の中で5年間公務員試験に挑戦し、結果としてどこにも行けなかった男です。
浪人回数はまさかの5浪(笑)
ちなみに連続5年というわけではなくて、途中で民間で働いたり資格を取ったりしていたので飛び飛びになっています。
一番良いところまで行った結果は、
- 市役所 最終面接
- 県庁 最終面接
- 国家一般職 最終合格→官庁訪問落ち
こんな感じです。
特にアラサーで最後の挑戦として挑んだ県庁の最終面接は思い入れも深かっただけに、落ちた時は相当ショックでした(笑)
5浪した現在の僕だからこそ言えますが、5浪はさすがにやりすぎです(笑)
1浪までにしてそこからきっぱり諦めるという選択でも良かったような気がします。
なぜ僕が「公務員浪人は1年までにした方が良い」と主張するのか、もう少し詳しく説明します。
20代なら公務員以外でもいくらでも道はある
まず「本当に公務員にどうしてもなりたいのか?」ということを自問してほしいです。
僕は正直公務員になってやりたいことや目標も無く、ただ楽で(田舎なら)高年収というぼんやりとしたイメージで受けていました。
そんな態度で面接に受かるはずもなく、運良く選考が進んでも最終面接で受かることが出来ませんでした。
20代中盤くらいまでなら公務員に拘らなくても民間でそこそこ良い企業には行けるのではないでしょうか。
公務員浪人を繰り返して30歳を超えてしまうと就職先もかなり絞られてきます。
正直悲惨です。
公務員にどうしてもなりたいほどのやりたいことや目標があるのなら何度でも挑戦するのも良いですが、そのような信念がない僕のような人間は拘りを捨てて民間企業も探してみるのが良いと思います。
民間企業を探す場合は、【公務員やめたい】民間へのおすすめ求人サイト・エージェントはこちらの記事が参考になるはずです。
一度でも面接で落ちた場合は諦めた方が良いかもしれない
もしあなたが筆記試験で不合格となったのなら、また挑戦すれば良いと思います。
筆記試験なら勉強時間を確保して過去問をひたすら繰り返すことで合格することはできるでしょう。
不合格の場合は単純に反復・継続・勉強時間が足りなかったのだと思います。
ただし、面接で落ちた場合は話は別です。
受かる人は何度受けてもどこを受けても合格するし、不合格の人はどこを何度受けても落ちる可能性が高いのではないでしょうか。
僕はそんな気がします。
落ちてしまった僕が言うのもなんですが、公務員試験の面接はそこまで厳しいものではないでしょう。
しっかり対策を練って、基本的な受け答えが出来て、身だしなみにも気を付けていれば多くの人が受かる試験ではないでしょうか。
面接で訳の分からないトンチのような質問をされるわけでもなく、何かしらの輝かしい実績や成績を修めていなくても普通の人が普通に受かるものです。
そのような面接試験で全落ちをしてしまうというのは、何か致命的な弱点があり、それが原因で公務員を落とされるような気がします。
そのような致命的な原因をたった1年で改善して次の年の公務員に受かることが出来るのでしょうか?
人間がそんな簡単に変わるのでしょうか?
僕には難しかったです。
もちろん1年あれば見違えるように成長する人もいると思います。
ただし何もしないとやはり変わることはありません。
- 民間で働いてみて揉まれる
- ハローワークの面接対策を受けてみる
- 公務員予備校の面接対策を受けてみる
このように何かしら行動してみて、落ちた年の自分とは違った自分になる必要はあると思います。
面接練習は独学だと限界があるので、【失敗しないために!】公務員予備校・通信講座のおすすめを比較の記事に書いたように予備校を活用するのがおすすめです。
面接試験で2年連続で落ちたらもう諦めよう
公務員試験の面接で落ちたからってその人が否定されるわけではありません。
単に公務員に向いてなかっただけです。
そういう人が何かの間違いで受かったとしても、その後が辛いものになるでしょう。
1度落ちてしまうのは対策不足とか緊張とかもあるので仕方ないかもしれません。
ただ、1年目の経験を踏まえ万全の対策をした2年目に落ちてしまった場合は残念ながら諦めましょうよ。
そうしないと僕のように5浪した末にフリーターになってしまう可能性もあります。
【C評価だった】コミュ障が国家一般職の人事院面接を受けた感想
公務員浪人のメリット・デメリットとは?
公務員浪人のメリットとデメリットを簡単にまとめました。
参考にどうぞ。
【メリット1】筆記試験の知識が引き継げる
2年目なので当然筆記試験の知識は引き継げます。
1年目ほどは勉強しないでも知識の維持に努めるくらいで良いかもしれません。
その分面接対策に力を入れましょう。
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【メリット2】失敗した反省を活かして改善できる
失敗した経験は反省とノウハウとなって必ず次に活きます。
なぜ1年目ダメだったのかしっかり見直してそこから対策を考えていきましょう。
【メリット3】他の事を犠牲にすることで公務員合格へフルコミットできる
「二兎を追う者は一兎も得ず」という言葉があります。
民間企業で働きながら公務員を目指すのも結構ですが、ライバルの中には公務員試験だけにフルコミットしてきている人もたくさんいます。
それに仕事をしながらの勉強というのは想像以上にきついので覚悟が必要になります。
【デメリット1】同じ失敗を繰り返す可能性がある
失敗を糧に次は成功してやるという意気込みは大事です。
しかし行動が伴わないと同じ失敗を繰り返す可能性があります。
- 環境を変える
- 公務員予備校に行ってみる
- 朝早く起きて必ず勉強する
もし公務員浪人をするなら落ちた年とは違った生活を送るようにすることをおすすめします。
【デメリット2】若い20代の1年間は貴重すぎる
30代になった今だから感じますが20代の1年はめちゃくちゃ貴重です。
仕事にしても遊びにしても若い時の時間は有意義に過ごしたいものです。
「その貴重な1年を公務員浪人に使うのは果たして正解なのか」
価値観は人それぞれですので、よく考えた方が良いと思います。
【デメリット3】生涯年収が減る
単純に生涯年収が1年減ってしまいますね。
僕はもう生涯年収とか考えたくもありません(笑)
もう生涯年収に関しては気にしないで生きていきます。
【失敗しないために】公務員浪人をするなら注意する事
以下のことにも気を付けておくと良いでしょう。
期限を区切る
一番最悪のパターンは、
「期限を決めないでダラダラ過ごして、30歳前後になって取り返しがつかなくなる」
これです。
こうならないために「いついつまでにがむしゃらにやって、ダメならきっぱり諦めて次の道を探す!」と決めておきましょう。
資格勉強の浪人でもそうですけど、期限を区切るというのは非常に大切なことです。
期限が来たらスッパリ諦めてリクナビNEXT などの転職サイトに即登録して民間企業就職を狙っていきましょう。
同じように諦めたライバルたちが来て、良い民間求人をかっさらって行く前に動き出そう。
損切りは大事ですよ。
臨時職員として実際に働いてみる
実際に働いてみるというのは本当におすすめです。
僕も知人の公務員から臨時職員を勧められました。
臨時職員をやることによって、
- 面接のネタになる
- 実際の職場の雰囲気が知れる
- 熱意をアピールできる
というようなメリットがあります。
20代の5年間で公務員に挑戦した僕の末路は「フリーター」
公務員浪人の末路。
僕の場合は「フリーター」です。
30歳を超えてからのフリーターはなかなかきついものがあります。
同級生は会社でそれなりのポジションになっていたり、結婚して子どもを育てたりしています。
僕は公務員だけを受け続けていたわけでは無くて、資格試験を受けまくったり、民間で働いたり、短期アルバイトをしたりしていました。
旅行に行ったり、遊んだり、本もたくさん読みました。
だから公務員試験だけに20代を捧げたなんて気はこれっぽっちもないのですが、それでもそれなりに勉強して20代のうちに5年間挑戦したことは事実です。
- あなたは30歳になってどうなっていたいですか?
- 20代の1年間を公務員試験のために使う覚悟はありますか?
- 落ちてしまった場合のことを考えていますか?
まとめ
いかがでしょうか?
今回は公務員浪人についての僕の意見を発信してみました。
人生というのは選択の連続です。
毎日の選択が今日という日に繋がっていると思うと「面白いなあ」といつも思います。
僕の場合は20代の数々の選択の結果、
「30歳フリーター(国家資格20個持ち)」
という結果に繋がったようです。
月並みですが、次の言葉で締めたいと思います。
「考え、想像して、後悔のない選択をしよう!」
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- ユーキャンの大卒公務員(国家一般職・地方上級コース)講座(資格と言えばここ)
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