「ニートだけど、公務員になれるのだろうか?」
「ニートが公務員試験に合格するにはどのような勉強をしたら良いの?」
このような悩みを持っている人はいませんか?
僕は20代にニート・フリーター・無職の期間があり、公務員試験にも累計で5年間挑戦してきました。
惜しくも県庁・市役所の最終面接で不合格となってしまいましたが、筆記試験はパスしています。
その時の経験からニートが公務員試験に合格するための勉強方法のコツ3選として紹介します。
この記事を読めばニートが公務員試験に合格するための勉強方法が詳しく分かる!
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ニートが公務員試験の勉強をするのが難しい理由
僕もニートをやっていたから気持ちは分かりますが、「ニート」が「独学」で「公務員試験」に合格することは結構難しいです。
公務員に受かる勉強時間の目安は1000時間!【体験談で話す】の記事で解説したように公務員に合格するために必要な勉強時間は1000時間とも言われており、半年~1年以上の継続的な勉強が必要になります。
また、一昔前に比べて最近は落ち着いてきたと言われていますが、やはり倍率も高くて狭き門であることに変わりはありません。
そしてなんとか筆記試験を突破したとしても次に待ち受けているのは「面接試験」です。
ニートにとって、面接試験と聞くと尻込みしてしまう人も多いのではないでしょうか?
しかし安心してください。
ニートから公務員に合格した人なんて山程います。
では何故ニートが公務員試験の勉強をするのが難しいのか?
僕はその理由を考えてみました。
- 何かを継続するのが苦手
- 誘惑に負けてしまいがち
- 成功体験がない
このような理由だと個人的に思います。
僕もそうでしたから。
ではどうすれば良いのか?
上記の理由を一つ一つ潰して行けば良いのです。
その方法を次から紹介します。
ニートが公務員試験に合格するための勉強方法のコツ3選
ここから3つのポイントを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
【とにかく継続】5分で良いから走り出そう
僕は20代で資格試験・公務員試験の勉強ばっかりしていました。
その経験から勉強する際のコツを聞かれるといつもこう答えています。
「とにかく継続すること」
これに尽きます。
短時間で良いので、毎日毎日積み上げていくこと。
これめっちゃ大事です。
週に何回かドカッと勉強するよりも毎日コツコツ5分で良いから始めましょう。
ひろゆきの本にも書いていましたが、5分のつもりで始めても、いざスタートすると案外20分とか30分とか勉強出来てしまうものです。
3回音読してください(笑)
ニートの人の中にはコツコツとか積み上げとか苦手な人も多いかもしれません。
でもたった5分で良いんです。
それなら出来そうではありませんか?
僕もスタートは5分の勉強からでした。
【誘惑を断つ】スマホを視界に入れない
今やほとんどの人がスマホを持つ時代です。
そしてスマホがあればいくらでも時間が潰せます。
手元にあるとついてスマホをいじって、気が付いたら何時間か経っていたなんて経験をしたことはありませんか?
上手に使えばめちゃくちゃ便利なスマホですが、勉強をする場合はとても邪魔な存在になります。
こういった誘惑になるものからは距離を取りましょう。
- 少なくとも手の届く範囲にはおかない
- 簡易金庫にでも入れて取り出すのが少し面倒にする
- 通知は切る
スマホを持つなとか、電源を切れなんてことは言いません。
ただ、手の届く範囲に常に置いておくのはやばいです。
また、スマホに限らずテレビやパソコンやマンガなどにも注意です。
注意力散漫な人は図書館で勉強するのもおすすめです。
僕は家の方が集中できるし、スマホを物理的に離れた距離に置くことも楽勝だったので家で勉強していました。
【小さな成功体験を積む】出来そうな低い目標から立てる
僕だけではないと思いますが、ニートをしてると時折気持ちが沈んできてしまいます。
「自分はなんてダメなんだ・・・」と思って憂鬱になります。
慢性的にこういう気持ちだとやっぱり良くないので、なんとかしないと行けません。
マインドというのは結構大事な要素です。
もしこういう状態になってしまいそうなら、低い目標を立てて小さな成功体験を積むというのがおすすめです。
- 今日は30分も勉強できた!
- 今日は7時に起きれた!
- 簡単な資格に受かった!
- この前分からなかった問題が理解できた!
このようなことを繰り返すと自分に少し自信が持てるようになって、「もう少し勉強頑張るか」みたいな気持ちになります。
ニートから公務員になるには倍率の低い官庁を積極的に狙うべし
ニートから公務員を目指す場合、なるべく受かりやすいところを探して受験するのがおすすめです。
例えばですけど、国家一般職の不人気官庁や大量採用のところは狙い目でしょう。
最近だと地方自治体で内定辞退が増えているところも急増しています。
そういうところは多めに内定を出すかもしれないのでチェックしてみる価値はあります。
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後悔しない?地方公務員の内定辞退が急増している理由【オワコン】
ニートから公務員は無理?
民間企業の場合、企業によっては空白期間があれば問答無用で書類落ちしたり、転職回数が一定数を超えている場合には同じく問答無用で書類落ちしたりということがあります。
では公務員の場合はどうなのでしょうか?
僕が知る限りはニートから公務員になったという報告は聞いたことがありますし、ニートは絶対に公務員になれないという話は聞いたことがありません。
もちろん公務員でも種類によっては新卒優先のとこもあると思いますので、ニートが公務員を受ける場合はその辺も下調べした方が良いでしょう。
ニートやフリーターでも基準点以上を取り面接まで進み、その面接で面接官に「こいつと一緒に働きたいな、うちの組織でやっていけそうかな」と思わせられたら公務員に受かることは可能だと思います。
そこで大切になるのがどこの公務員を受けるのかということ。
- 新卒ばかり取っている
- 採用数が極端に少ない
- 非常に人気がある
ニートというハンデを背負っている身でこういうとこを受けるのはよほど自信がない限りは辞めておいた方が無難かもしれません。
どうしても独学が難しいなら公務員予備校に通うのもアリ
公務員試験に裏技はありません。
やるべきことを愚直に継続できるかどうか。
「正しい方法」で「1000時間程」の勉強を継続できるかどうかにかかっています。
独学でも十分合格できる試験だと思いますが、どうしても自分一人では勉強することが難しいという人は公務員予備校に通うのもありです。
公務員予備校に通い、規則正しい生活をして、同じ志を持つ受験生と共に勉強することによって、確実にモチベーションは上がるでしょう。
無理に独学に拘って、思うように勉強出来ずに不合格や公務員浪人になるくらいなら公務員予備校にお金を払ってでも利用した方がマシです。
ただし、「予備校に通いさえすれば合格できる」とは思わない方が良いです。
独学だろうが予備校だろうが、結局やるのは自分自身です。
やるべきことをコツコツやっていきましょう。
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まとめ
いかがでしょうか?
ニートが公務員試験に合格するための勉強方法3選でした。
具体的な勉強方法はもちろん大事です。
しかしその前提として勉強する際の環境とかマインドなどを意識しておかないと話になりません。
土台となる基礎をしっかり作れていれば、あとは過去問をひたすら繰り返すだけの作業です。
この記事ではその土台となる心構えを解説しました。
復習すると、
- 5分で良いから走り出してとにかく継続
- スマホを手の届く範囲に置かない
- 小さな成功を繰り返して自信をつける
以上になります。
読んでいただきありがとうございました!
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