「無職が公務員を目指すのは無謀だろうか?」
「無職でも受かりやすい公務員試験ってあるの?」
このような疑問を持っている方はいませんか?
僕も20代後半の頃、ろくな職歴も無くて、地元の民間求人も微妙なブラックしかないという状況で似たようなことを考えていました。
そして公務員試験について色々と調べていくと、だんだんと無職でも受かりやすい公務員試験の選び方というものが分かってきました。
この記事ではそれらの選び方・考え方を紹介します。
公務員試験に興味のある無職の皆さんはぜひ最後まで読んでみてください。
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無職が受かりやすい公務員試験の特徴とは?
ただでさえ倍率の高い人気職の公務員。
毎年大量の新卒や優秀な第二新卒の人たちもたくさん受験に来ます。
悲しいですが、そのような中で無職という立場は多少なりとも不利になります。
競争率がとても高い無謀な戦いを仕掛けるのは賢明とは言えないでしょう。
無職が公務員を目指すなら、それなりに勝算のある比較的受かりやすい場所を攻めるのが上策だと思います。
勝算のない無謀な戦いを仕掛けた挙げ句、公務員試験に全落ちをして悲惨な末路を迎えることのないように祈っています。
そこで結論から言うと、下記の3つの試験を僕はおすすめしています。
僕は公務員試験を受けるにあたって、なるべく上記に該当するような試験を選んできました。
逆に言うと、
- 面接重視
- 高倍率
- 少数採用
こんなところは基本的に受けないようにしていました。
上記の試験を中心に受験していくと、例え無職でも公務員に合格する確率は高まっていくはずです。
それではそれぞれの項目を深堀りしていきます。
筆記試験重視の公務員試験
昨今の公務員試験は面接重視のところが増えてきました。
民間企業と同じようにコミュニケーション能力やらが重視され、筆記試験は足切りにしか使われないところも多いです。
勉強は出来るけどコミュニケーション能力には少し不安がある人には厳しい時代です。
このような無職の方がいましたら、筆記試験重視のところを受験することがおすすめです。
試験の配点などは公表されていると思いますので、自分で気になるところを調べてみて、筆記試験重視のところを探してみましょう。
一般的には地方自治体などの地方公務員は面接重視のところが多く、国家系の公務員試験は筆記試験重視のところが多いイメージです。
特に、
- 国家一般職試験
- 国税専門官試験
このあたりは筆記試験重視として有名で勉強の努力が報われることが多いので受験してみてはどうでしょうか?
特にコッパンは筆記重視の運用が毎年続いているので、面接に苦手意識がある人はとりあえず保険の意味でも受けておくことをおすすめします!
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低倍率の公務員試験
倍率の低いところもおすすめです。
倍率が低いということはそれだけ受かりやすいということなので、無職の人でも十分勝機があります。
あえて低倍率or不人気の試験を狙って受けに行くことで公務員に合格出来る可能性が高まるでしょう。
倍率に関しても公表されているところが多いので、気になるところを調べてみて狙い目だと思ったところは積極的に受けると良いです。
特に地方だと倍率の低いところも多いですし、意外と大都市の方が倍率が低いということもあります。(大都市は採用数も多いし公務員以外の民間企業の求人も多いため)
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大量採用の公務員試験
やはり採用数が多いところは受かりやすいです。
採用数が少ないところは少数精鋭であり、無職が入り込む余地はないかもしれませんが、大量採用なら滑り込める可能性も高まります。
採用数が多いと多様な人材を取ろうと考えるところもあるでしょうし、無職にとってはチャンスです。
また大量採用のところは辞退者が出る可能性も十分あるので、落ちてしまったとしても諦めるのは早いです。
大量採用の公務員試験としては、
- 都道府県庁(特に大都市)
- 国家一般職
- 国税専門官
このあたりだと思いますので、無職で公務員に受かりたい場合は忘れずに申込みをしておきましょう。
無職の最大の強みは時間が膨大にある事
無職での公務員試験挑戦は不安になることがとても多いです。
「学歴や職歴や資格や取り柄の無い自分が公務員試験に本当に受かるのか・・・」
こう考える方の気持ちも分かります。
しかし無職には、無職だけが持っている最大の強み(武器)があります。
それは「膨大な時間」です。
この膨大な時間をいかに活用するかが、合否の分かれ目だと思います。
例えば、こんなこと。
- 情報収集しまくって受験を有利に進める
- 学生や社会人の何倍も勉強して筆記試験でぶっちぎる
- 面接対策を鬼のようにやって不安を消す
何もしていないと人間不安になります。
考えることはほどほどにして、上記のように行動していきましょう。
最大の強みを活かして、無職から公務員試験に合格しましょう。
ちなみに社会人にはなくて無職にはある時間を最大限活かして「予備校」や「通信講座」を利用するのも良いと思います。
働きながら公務員予備校に通うのは実際かなりきついですが、無職なら余裕です。(まあ金銭的にきついかもしれませんが、、時間的にはいくらでも大丈夫ですよね)
無職だと公務員の面接で不利になる?
これに関しては、ぶっちゃけ不利にはなりますよね。
空白期間があるわけですから、そこで何をしていたかが大事です。
もし仮に面接官が納得するような理由があったり、納得するような実績があるなら(例えば難関資格を取得したとか)不利を覆せるかもしれません。
とは言え基本的には不利な立場からスタートするという事は理解しておきましょう。
ただ、無職だったり空白期間があったりしたら問答無用で落とされるかと言うと、そんなことはないと思います。
最終的に、
「こいつと働きたいな」
とか
「こいつならうちの組織に馴染めそうだな」
という事を思ってもらえたら勝ちになるわけです。
無職なら公務員予備校がおすすめ
無職で自分一人だとどうしても勉強が捗らない、不安が止まらない。
こういう人は予備校を利用するのがおすすめです。
無職なので予備校に通う時間は十分あるはずなので、迷うことはありません。
自分ひとりの独学で何でも出来る人なら良いですけど、そんな人は本当に少ないです。
もちろん貯金などの経済状況もあると思いますし、予備校に通えば100%合格出来るというわけでもないですが、予備校にかかるお金くらいならアルバイトをして貯めたり、親に頭を下げて借りるなり方法はあると思います。
公務員になった後のボーナス1回分くらいのお金をかけて、公務員になれるなら費用対効果の高い良い投資ではないでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか?
無職が公務員を目指すためにどのような試験を選ぶべきか、考え方を解説してみました。
復習すると、
- 筆記試験重視
- 低倍率
- 大量採用
このような公務員試験を探してみることをおすすめします。
そして無職だからといって、諦めずに、無職である強みを最大限に活かして挑戦していきましょうという話でした。
参考になると幸いです。
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