【書評】「働く君に伝えたいお金の教養」感想【出口治明】

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書評

「お金」に関する最近読んだ本の中で良かったものを紹介します。

今回はライフネット生命の出口治明さんの本を選びました。

心に残る文章が多かったので印象に残ったところを中心に発表します。

▼読んだ本はこちら▼

本の概要を紹介

タイトル:働く君に伝えたい「お金」の教養~人生を変える5つの特別講義~

著者:出口治明

この本はライフネット生命保険のCEOの出口治明さんが書いたお金に関する本です。

主に20代の人に向けて書いていて、お金に関するいろいろな不安や心配に答えてくれている本です。

お金の不安を解消してこれからの時代を楽しく生きていくためにはどうすればいいのか?について読みやすく分かりやすく書いていて、とても参考になりました。

お金についてそろそろ真剣に考えたい20代の社会人の人にぜひ読んでほしいオススメの本です!

大事なところを抜粋してポイントを紹介

メディアの情報に触れる時はこれで儲かるのは誰だろうと考える癖をつける

嘘を見極めて騙される側から脱出する

お金のことを考える時には公的機関が集計するデータをもとにしてロジックを組み立てる

本当に必要なことは本当と嘘の見極め

情報に惑わされないようにする

仕方のないことを悩むよりどうしたら多少なりとも改善されるのかなと考えて自分の頭で考えて行動する

考えても仕方がないことは考えない

与えられた情報を鵜呑みにせずそれって本当かと問いかける癖を身につける

財産三分法でお金を財布、投資、預金の三つに振り分ける

お金は貯めることや増やすことよりも使うことのほうがずっと大切でお金を使う時のルールは楽しいかどうかを基準にする

お金そのものに価値があるのではなく何かと交換した時に初めて価値が生まれる

同じお金を使って同じ経験をするのなら少しでも若い方がいい

自分が楽しいと思うお金の使い方をラン&テストで見つけていく

比較をして調べて考えて適切な商品を選択する

人生はワンパターンではない決まった正解もなければコースも人それぞれ自分で決めていくことが大事

家賃を収入の3割以下に抑えなくても15%を貯蓄に回さなくてもラテマネーを削らなくてもいい自分で考えた結果それこそがオリジナルの正解である

人生どうなるかわからないし社会もどうなるか分からない流れる川に身を委ねてゆっくりと流されていけばいい

ヤマザキマリさんの本やエッセイを読んでみる

毎月確実にお金が入っていることのほうがずっと大切

恐怖心から投資を避けたほうがむしろリスクとなる

投資はその場で結果が出るギャンブルとは違ってすぐに結果が出るものではないゆっくりじっくり育てていくだからこそ20代のうちから始めることに意味がある

投資には二種類ある自分への投資とお金への投資

自分への投資が大事

例えばひたすら人と会いたくさんの本を読み旅をする

自分を賢くして結果として人生の選択肢を増やすものはすべて投資

あらゆる人生の可能性は新しいことを学んだり足を運んだり人と話したり自分から動いたりしなければ決して生まれない

将来を予測しようとしたり損得で考えたりせずに自分が好きなことに投資をするのが一番

投資の基本1・ポートフォリオを作る 株式、債券、投資信託、FX、不動産、外国金融商品

投資の基本2・成長するものに投資をする

投資の基本3・長期投資で考える 個別の株式投資は約3500の上場企業の中から成長しそうな企業を選んで株式を買う おすすめは投資信託 ドルコスト平均法を使ってコツコツと積み立てて長期投資を心がける 運用パフォーマンスに関する賞を受賞しているファンドを選ぶのが早道 自分がよく知っているものに投資をしろ逆に言えば自分の知らないことには投資をするな

働き続けるからこそ自由になれる これからの人口減少社会、空席はたくさん空いているので20代の若者は金の卵としてとりあえず働くことはできる

やりがいや自己実現の幻想に縛られせっかくご縁が合った仕事をないがしろにするこれでは本末転倒

衣食住が満たされるまではお金が全てそれらが満たされるような給料のところに最低限行こう

ブラック企業からは夜逃げをしよう

まずは飛び出してしまうことが大事

人手の足りていない業界に入って稼ぐこともできるし派遣やパートから0からスキルを磨くのもいい

これからの時代正社員は大したことがない

大したメリットがないのに正社員の立場にしがみついてブラック企業で働くほどのリターンはない

学ぼうと思ったその時が学び時貧しい環境から脱却するためには教育が一番効く

大学に行かないのなら図書館に行く、インターネットで調べる、塾に行く、通信教育を受ける、有志の勉強会に参加して仲間を作るのもいい

お金を稼ぐことは自由という人生の選択券を手にすることに等しい

まとめ

大事だと思ったところをメモしていたらかなりのボリュームになりました(笑)

上記の個人的メモは特に大事だなと思ったところです。

他にも色々とためになることを書いてあったので気になる人はぜひ本書を手にとって読んでみてください。

わりとこれから生きていく上で参考になりそうなことが多く書いてあって読んでよかったなと言うのが読書後の率直な感想です。

上記のメモを思い出しながら僕もこれからの人生を楽しく不安なく生きていけたらいいなと思います。

特に「人・本・旅」が大事だとこの本では主張していました。

僕もその通りだと思います。

僕はこれらにプラスして「+運動」、「+楽」。

「人・本・旅・運動・楽」の5点セットで生きていきたいと思います

  • 人に会い話して交流する
  • 本を毎日読む
  • よく旅をする
  • 毎日運動して体を動かす
  • 楽して楽しく生きていく

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