電験三種を活かした就職先ベスト5【需要があって有利になる仕事】

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電験三種

「電験三種を取ったらどんな仕事をするんだろう」

こんな疑問持つ方はいませんか?

将来的に数千人単位で不足すると言われている電験三種の有資格者はこれからますます重宝されていくことになると思います。

そこで今回は電験三種を活かせる仕事5選ということで、主な就職先を紹介していきます。

電験三種を取得して、求人を色々と調べまくった僕の結論です。

では早速見ていきましょう。

電験三種を活かせる就職先5選

電験三種を取得して、資格を活かして仕事をするのなら次のような選択肢が考えられます。

  • 電気保安協会
  • ビルメンテナンス
  • 公務員電気職
  • 工場・プラント
  • 電気設計

未経験からでも目指しやすいもの、難しいものなど様々ですが、それぞれ説明していきますね。

電気保安協会・民間の電気保安法人

電験三種を取得してまず考える就職先は電気保安協会や民間の電気保安法人が多いと思います。

技術者としてお客様の所有する電気設備の点検・検査を行う仕事です。

独り立ちすると何十件かの担当を受け持ち、スケジュールを決めて回っていき、点検後に報告書の作成などのデスクワークをするというのが基本的な流れです。

今までは経験者募集が圧倒的に多くて、未経験から採用されることは難しかったみたいですが、有資格者の不足や人手不足の影響で未経験OKの求人もちらほら見るようになりました。

責任が大きかったり夜勤があったり、緊急時の呼び出しがあるなど、大変な面もありますが、技術者として経験を積んで手に職を付ければ長く働ける仕事です。

ビルメンテナンス

ビルメンテナンス業界でも電験三種は必要とされています。

ビル管理の仕事には空調・消防設備・給排水など多くの知識が必要とされますが、とりわけ電気は扱いを間違えると大変危険なので、電気の知識を持っている人が求められています。

電験三種を持っていれば「電気主任技術者」として「選任」されて一つのビルの電気設備を専門的に見ていくという働き方をする道もあるでしょう。

また電験三種を持っているビルメンは少ないですから、単純に転職にも有利です。(電験三種を持っていると資格手当が出る会社も多いです)

そして未経験からでも就職しやすいというのがこの業界の魅力。

ビルメンの仕事なら例え未経験でも電験三種を持っていれば就職先は絶対あるので、食いっぱぐれはないと言えるでしょう。

公務員電気職

公務員電気職の中には「要電験三種」として資格所有者を募集している求人もあります。

年齢制限があったり、実務経験が必要な場合もありますが、事務系に比べて年齢制限は緩いし未経験OKのところもあるので、求人をよく見ておくのもおすすめです。

自治体の電気職員として働くことになると【解説】地方公務員(電気職)の仕事内容とは?待遇はどうなの?で説明したような仕事内容になります。

公務員として安定した身分と年収を得ることができ、場合によっては未経験からでも目指しやすいので、選択肢の一つとして考えておくのも良いと思います。

工場・プラント

工場やプラントで設備保全の仕事をしたり、電気主任技術者として選任されたりするという働き方もあります。

特に地方の大きな工場やプラントは成り手が少ないのか求人をたまに見掛けたりします。

未経験から就職するのは少し難しそうな印象ですが、もし就職できたら得られる経験値、スキルは大きいと思うので目指してみる価値はあるでしょう。

電気設計

電験三種の資格が直接活かせる事は少ないですが、電気設計の仕事をしている人も電験三種の資格を目指していることがあるそうです。

電験三種の勉強を通して得た知識が設計職の仕事をする上でも役に立つんですね。

電験三種があれば食いっぱぐれない?

2045年には約4000人の電気主任技術者が不足すると言われています。

そして今後の世の中で電気が使われなくなるというのはちょっと考えにくいです。

だとすると、人手不足の現代社会で電験三種の需要はこれからますます伸びていくと言えるでしょう。

現実に、これまでは経験者募集が多かったのが、だんだん未経験OKの求人も増えてきて、いよいよ「人材を育てていかないとやばい」という雰囲気を感じるようにもなってきました。

よく「電験三種を持ってさえいれば、食いっぱぐれることはない」とも言われますが、これは結構真実です。

経験者はより有利に、未経験者でも挑戦はできるような環境になっていきそうですね。

電験三種があれば就職が有利になる理由

①慢性的な人手不足の業界だから

先程も書きましたが、電気主任技術者の業界は高齢化が進み慢性的な人手不足となっています。

試験を緩和して電気主任技術者を増やそうとしていることからも状況は逼迫していることが分かります。

電気主任技術者の不足と業界の制度変革について【規制緩和】の記事でも書いたんですけど、試験が年2回になるようです。

②難易度が高く簡単には取得できないから

ご存知のように電験三種は非常に低い合格率で、そう簡単には取得できません。

だからこそ持っている人は少なく、希少価値があるので、就職にも有利に働きます。

簡単に取れる資格であればあるほど、その価値は薄くなり就職にも役に立たない代物になってしまうでしょう。

③独占業務を持っているから

電気主任技術者にしか出来ない仕事があることからも、資格の価値の大きさが分かります。

誰でもできる仕事ならわざわざ資格持ちを雇わなくても無資格の人にお願いしたら良いからです。

独占業務を持ち、電気主任技術者にしかできない仕事だからこそ、そこにニーズが生まれて就職にも有利に働くのです。

まとめ

いかがでしょうか?

電験三種を活かした仕事ベスト5を発表しました。

まとめると、

  • 電気保安協会・民間の電気保安法人
  • ビルメンテナンス
  • 公務員電気職
  • 工場・プラント
  • 電気設計

このような仕事が電験三種を活かした就職先と言えます。

これからますます電験三種の需要が大きくなると思われるので、気になる仕事があれば積極的に情報収集してみると良いかもです。

  • 比較的未経験からでも目指しやすい→ビルメンテナンス・公務員電気職
  • 未経験からは難しいが専門的なスキルを身に付けやすい→電気保安・工場・プラント

こんな感じになります。

以上になります。

では!

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