【京都愛】作家・森見登美彦の魅力とは?おすすめ本6選

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読書初心者くん
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最近読書にハマっています。次は森見登美彦の作品を読んでみたいのですが、おすすめはありますか?

この記事は上記のような疑問を持っている方のために森見登美彦おすすめの小説を6作品に厳選して紹介しています。

作品が多数アニメ化もされ、星野源さん主演で劇場版アニメにもなった森見登美彦の作品。

森見登美彦さんは京都を舞台にした作品が多く、また自堕落な大学生がよく出てくる作風で、年代を問わず多くの人に共感され、支持されている印象です。

特に中高生の時分に森見登美彦さんの作品にハマり、そのまま青春時代を森見登美彦作品と共に過ごしたという話もちらほら聞きます(笑)

ちなみに僕はアニメの四畳半神話大系、有頂天家族で森見登美彦作品の魅力にハマり、それから小説もほぼ全て読破しました。

アニメの出来もかなり良いのでおすすめですよ!

それでは6作品を紹介していきます。

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【おすすめ1】四畳半神話大系

四畳半神話大系はアニメ化もされ、僕が森見登美彦作品を知るきっかけになった作品です。

大学生の主人公が、

「1回生の時にあのサークルに入っていたらどうなっていたか?」

という事で様々なサークルに入った後のパラレルワールドが描かれます。

悪友の小津・孤高のクール乙女の明石さんなど、どのパラレルワールドにも現れる個性豊かな登場人物と共に主人公が精神的に成長していく過程がとても良かったです。

「小津みたいな友達が欲しい!」

「明石さんめっちゃ良い!」

みたいな感想の人が多いですよね(笑)

まさに僕も同意見です。

軽妙な切り口でセリフ回しも独特、終始笑えました。

終盤では、「あの時ああしておけば、どうなったのだろう?」と僕たちの誰もが考えることに対しての教訓やメッセージ性も感じ、読後感も大満足でした。

【おすすめ2】有頂天家族

こちらもアニメから入りましたが、めちゃくちゃ良い作品でした。

4兄弟のタヌキが主人公という森見登美彦作品の中では一風変わった雰囲気ですが、京都を舞台に4兄弟が大活躍する様子は必見です。

「面白きことは良きことなり!」

有頂天家族でよく出てくるこの言葉が僕は大好きです。

それぞれタイプの全然違う4兄弟が苦悩し葛藤し、それでも力を合わせて前向きに生きていく様子は本当に感動的でした。

タヌキと天狗と人間、それぞれどのキャラも非常に魅力的で会話を聞いているだけで楽しいです(笑)

アニメでも原作の騒がしさ、切ない雰囲気、京都の様子などをクオリティ高く再現していて眼を見張りました。

【おすすめ3】夜は短し歩けよ乙女

こちらは星野源さん主演で劇場版アニメにもなった作品です。

「森見登美彦作品といえばこれ!」みたいにわりと有名な作品ではないでしょうか。

「先輩」が「黒髪の乙女」に恋をして、お近付きになろうと奔走する物語です。

空回りしながらもだんだん近づいていく二人の距離にグッときました。

これから森見作品を読んでみたいと思っている人にまずは勧めたい一冊です。

【おすすめ4】恋文の技術

あまり話題にならないのですが地味に好きな作品です。

能登半島の人里離れた実験場に送られた大学院生が色々な人に手紙を出すという形式で物語が進んでいきます。

手紙形式という珍しいと言えば珍しい形ですが、それでもしっかりストーリーは分かるのですごいです。

メールやラインが普及した現代社会において、

「手紙って良いもんだなあ」

と感じさせてくれる一冊です。

序盤~中盤はバカバカしい感じで笑えたけど終盤は感動しました。

【おすすめ5】走れメロス

学校で「走れメロス」の物語を読んだことある人は多いと思いますが、今作はその走れメロスを森見登美彦がオリジナリティ溢れる感じで書いています。

本来の走れメロスは、「友との約束を守るために走る」なんですけど、森見登美彦の走れメロスは「友との約束を破るために走る」になります(笑)

原作をそのままなぞるのではなく、森見登美彦ワールドで全く違う作品と言っても良いくらいに改良してあるので、ぜひ読んでいただきたいですね。

「教科書で読んだあの作品がこんな風になるのか!」と楽しくなりますよ。

走れメロス以外にも、

  • 山月記
  • 百物語
  • 藪の中
  • 桜の森の満開の下

も収録している短編集です。

【おすすめ6】夜行

この作品は他の森見登美彦作品と少々テイストが異なります。

ホラーというか怪談というか、全編を通して不気味で不穏な空気が流れています。

本屋大賞ノミネート作品でもあるので、いつもと違った森見登美彦作品を読んでみたいと言う人にはぴったりの本だと思います。

人々を惹きつける森見登美彦作品の魅力とは?

以上、6つの作品を紹介しました。

どれも個性的で森見登美彦を代表するような作品だと思うので、気になるモノから順に読んでみてください。

ここでは僕が思う森見登美彦の魅力を挙げていきます。

主に以下の点が魅力的だと思います。

  • 独特の文体、リズム、言い回しが面白い!
  • 阿呆大学生に共感する!
  • 京都に行きたくなる!
  • 登場人物が魅力的!

高校生が森見登美彦作品を読んだなら一度は京都での大学生活を夢想するでしょう(笑)

独特の文体や言い回しが自分の感性にバッチリハマれば、もうあなたは全ての森見作品を読まずにはいられないはず。

それくらい「ハマる人にはガッツリ突き刺さる」作家さんだと思います。

そういった冴えないモラトリアム大学生を憧れの境地に誘ってくれる森見登美彦作品の数々をぜひあなたも読んでみてください!

まとめ

いかがでしょうか?

森見登美彦のおすすめ小説6選を発表しました。

復習すると、

  • 四畳半神話大系
  • 有頂天家族
  • 夜は短し歩けよ乙女
  • 恋文の技術
  • 走れメロス
  • 夜行

これらの作品が特におすすめです。

もちろんこれ以外にも良い作品はたくさんあるので、出来れば全てを読んでほしいと思います。

では、また!

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