伊坂幸太郎の小説でおすすめは?最近の作品の中からベスト5選出

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この記事では伊坂幸太郎さんの小説を最近読み始めた人向けに、2011年から2020年の作品の中でおすすめの小説5選を紹介しています。

伊坂幸太郎の小説は全部読破している僕が厳選した作品ばかりですので、ぜひ参考にしてください。

ちなみに初期の作品のおすすめは2000~2010年発売の伊坂幸太郎おすすめ本7選【マニアが語る】の記事で解説しているので、良ければこちらも読んでみてください。

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【おすすめ1】車目線で物語が進んでいく「ガソリン生活」

まずオススメしたいのはこちらの「ガソリン生活」。

この作品は車目線で物語が進んでいくという一風変わった設定です。

愛車のデミオが喋り、車同士で会話をしてストーリーが展開していくのが新鮮で面白かったです。

今作の魅力はズバリ、

「車同士のテンポの良い軽妙な会話」

です。

本当に読んでいて笑えました(笑)

そしてラストの感動的な場面で読後感もOK。

ぜひ読んでみることをおすすめします。

【おすすめ2】シリーズ3作目の人気「陽気なギャングは三つ数えろ」

今作は「陽気なギャング~」シリーズの3作目にあたります。

  • 公務員兼強盗団のリーダー・成瀬
  • ダメ男の演説士・響野
  • 動物好きの優男・久遠
  • 紅一点、正確無比な体内時計・雪子

これら4人組の個性豊かな強盗が敵対する組織とバトルを繰り広げていく話です。

出来れば1作品目から読んでいく方が面白いと思います。

スピード感のある展開でサクサクと読めるのでおすすめです。

【おすすめ3】双子の絆・切ないラスト「フーガはユーガ」

誕生日になると2時間おきに位置が入れ替わる双子のフーガとユーガが主人公。

誕生日限定の特殊な力を使い、困難を解決し、大切な人を守る双子の姿に心を打たれました。

父親からのDVなど暗い話も多いのですが、そういった雰囲気を吹き飛ばす双子の絆が良かったです。

ラストシーンは切ないというか寂しいというか悲しい感じになりましたが、個人的には好きです。

双子の熱い共同作戦、最後までハラハラしながら読みました。

【おすすめ4】恐妻家の殺し屋「AX(アックス)」

グラスホッパー、マリアビートルと続いて殺し屋シリーズの3作目。

恐妻家で殺し屋の兜という男にスポットライトがあたります。

物騒な話かと思いきや、あたたかい家族愛の物語です(笑)

ユーモア溢れる会話に思わずニヤけてしまう伊坂ワールド全開の作品でした。

【おすすめ5】家庭裁判所の調査官「サブマリン」

世間でもなにかと話題の児童相談所や家庭裁判所にまつわる物語です。

今作は2作目なので、まずは「チルドレン」を読んでからこっちを読むことをおすすめします。

言動がハチャメチャだけどなぜか憎めない家庭裁判所の調査官の陣内が魅力的でした。

少年犯罪など重いテーマを扱っていますが、エンタメ性もあり読みやすかったです。

正義とは?善悪とは?

そういった事を考えさせられる作品でした。

【おまけ】伊坂幸太郎作品のおすすめマンガ2選

伊坂幸太郎作品は多数マンガにもなっています。

ここではマンガ化されたおすすめの作品を2つほど紹介します。

マンガだと手軽に読めるので、お試しでどうでしょうか?

魔王

「自分の頭で考える大切さ」を教えてくれる作品です。

「腹話術」という特殊能力を使う主人公の活躍が面白い。

アイネクライネナハトムジーク

三浦春馬さん主演で映画化もされた作品。

伊坂幸太郎では珍しい恋愛的な要素も持った作品です。

まとめ

いかがでしょうか?

伊坂幸太郎の2011~2020年のオススメ小説5選でした。

もちろんここで挙げた以外にも面白い作品はたくさんあるので、気になったものはドンドン読んでみてください。

復習すると、

  • ガソリン生活
  • 陽気なギャングは三つ数えろ
  • フーガはユーガ
  • AX
  • サブマリン

をおすすめしました。

このブログではこれからも面白い小説を紹介していくので、良ければブックマークしてもらえると嬉しいです。

では、また!

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