「文系が電験三種に受かるためにはどれくらい勉強時間が必要なんだろう」
こんな疑問を持つ方はいませんか?
この記事では電験三種に受かるためにどれくらいの勉強時間が必要なのかを解説しています。
文系出身でありながら電験三種に合格した僕の体験談も合わせて解説しているのでぜひご覧ください。
最後まで読むことで、
- 電験三種の勉強時間の目安が分かる
- 各科目の勉強時間の目安が分かる
- 文系で電験三種を目指す人の参考になる
などのメリットがあります。
では早速見ていきましょう!
【結論】文系が電験三種に受かるための勉強時間の目安は1000時間
電験三種の勉強時間については500時間とか800時間とか1000時間とか色々な意見があります。
それぞれの個人によって文系か理系か、高卒か大卒かなど条件が違うので一概には言えないというのが大前提です。
それを踏まえて文系でなおかつ中学から高校序盤くらいの数学はある程度分かっているという前提で言うと、約1000時間くらいが電験三種に合格するために必要な時間だと僕は思います。
僕は毎日ストップウォッチで勉強時間を計測していましたが約850時間くらいかかりました。
運良く一発合格できたので850時間でしたが1科目でも落とすと1000時間は超えてくるでしょう。
【やさしく学ぶ電験三種をレビュー】理論テキストは初心者でも大丈夫?
【悲報】電験三種、勉強時間が500時間くらいまでは受かる気がしない・・・
途中経過での感触を書いておきます。
- 300時間まで→受かる気がしない。問題も全然解けない。
- 500時間まで→ちょっとずつ分かる問題も増えてきた。でも受かる気はしない。
- 700時間まで→ワンチャン何科目か受かるかな?
- 800時間まで→電力・法規はそこそこ勝負できそう。理論・機械は難易度次第か。
こんな感じでしたね。
電験三種の科目ごとの勉強時間について
数学 | 理論 | 機械 | 電力 | 法規 | 合計 |
50 | 300 | 250 | 150 | 100 | 850 |
理論は約300時間
僕は300時間くらい理論に時間をかけました。
一番時間をかけたのがこの科目です。
最重要科目なのでいくら時間をかけても足りないくらいです。
問題をひたすら解いて解法を脳と手に染み込ませました。
大変でした(笑)
機械も約300時間
僕は250時間くらいかけました。
理論と同じくらい時間をかけないと本試験では太刀打ちできないかもしれないと思ったので、頑張りました。
ボリュームも多いし難易度も高いので、機械もしっかり時間をかけて勉強しておいた方が良いです。
電力は約200時間
電力には150時間くらいかけました。
理論・機械に比べると随分と楽でした。
僕は電力が得意だったので150時間でしたが、苦手な人は200時間くらいはかけた方が良いかもしれません。
法規は約200時間
僕は100時間くらい勉強しました。
内容もそんなに多くないので、100時間で充分でしたが、法規は配点が大きいので事故が恐いです。
なので200時間ほど勉強してなるべく安定して点が取れるようにしておくと確実でしょう。
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ポリテク電気設備科で基礎を学んでいたのが大きかった
僕は元々文系で電気なんて勉強したことなかったんですが、ポリテクの電気設備科へ行ってみたことがきっかけで電気に興味を持ちました。
ポリテクでは数百時間かけて講師の方が電気の基礎からみっちり教えてくれて、その経験が電験三種取得へ繋がったと思います。
独学で一からやっていたら、途中で分からなくなったり、曖昧な理解のまま進んでいたかもしれません。
そうするとどこかで壁にぶつかりそのまま乗り越えることが出来なかったかも。
しかしポリテクで基礎からしっかり教えてもらったおかげで、電験三種の理解も捗ったのです。
どんな勉強も最初が一番大変で大きな壁があります。
その壁を乗り越えるためにポリテクを利用してみるのも良いかもしれませんね。
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電験三種の勉強時間は大卒ではどれくらい?
大卒かどうかというよりは、
- 理系かどうか
- 理系の中でも電気系かどうか
で勉強時間は変わってきますね。
物理をやったことがある人ならかなり時間を短縮できるし、高校から電気を学んでいる人ならかなり有利です。
そういう人なら500時間以下、いやもっと言うなら300時間以下とかでも合格できるかもしれません。
逆に言えば普通の文系の人なら大卒だろうと高卒だろうとやっぱり1000時間くらいは必要だと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
電験三種の勉強時間についてまとめてみました。
結局何が言いたいかというと、
電験三種は1000時間を目安に勉強しましょう!
ってことです。
どの参考書をやるかとか、いかに効率を上げて勉強するかみたいなのも大事ですけど、結局最後は「どれだけ時間をかけて勉強したか」ってことも重要なんですよね。
必ずしも1000時間勉強しないと受からないという気は毛頭ありません。
文系でも地頭が良かったり、賢い勉強法を駆使して短期間で受かる人もいるでしょう。
ただ、目安や目標みたいなのがないとこれから勉強する人も困ると思うので、解説させていただきました。
1日3時間やれば1年で約1000時間なので、それくらいのペースで勉強してみたら良いんじゃないでしょうか。
では、試験頑張ってください!
電験三種取って良い人生にしましょう!
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