電験三種と行政書士はどっちが難しい?両合格者が難易度を比較

電験三種

あまり居ないと思いますが、電験三種と行政書士の資格で「どちらを取ろうか」とか「どっちが難しいのかな」とか思っている人に向けてこの記事を書きました。

両方に合格した僕だからこそ分かることもあると思うので、実際に受験した経験を活かして2つの資格を比較していきます。

電験三種と行政書士、この2つの資格に興味がある人はぜひ最後まで読んでみてください!

【結論】電験三種と行政書士の難易度はだいたい同じくらい

僕は電験三種と行政書士の試験を実際に受験して、どちらも合格をすることができました。

その時のことを思い出して、どっちが難しかったかな?と考えてみましたが、結論として同じくらいの難易度だったなと思います。

  • テキストや過去問を読んでも難しくてなかなか理解できない
  • 勉強を始めて最初の数ヶ月は「こんなの絶対ムリ・・・」と絶望
  • 試験日までに解ける問題をちょっとずつ増やしていく
  • 合格点ギリギリで滑り込み合格

こんな感じで、最初の方の絶望感とかギリギリで合格したこととかよく似ています。

ちなみにどちらの資格も勉強時間は同じくらいでした。

ただ、電験三種は計算メインのバリバリの理系資格、行政書士はゴリゴリの法律資格と、ジャンルが違うので、人によってはもちろん向き不向きはあろうかと思います。

僕は文系人間ですが、職業訓練の電気設備科→第二種電気工事士取得とステップを踏むことでなんとか電験三種にも対応できた感じでした

勉強時間はどちらも1000時間くらいが目安

ある資格の難易度を比べる時の一つの目安として勉強時間がどれくらいかというのがあります。

電験三種・行政書士の勉強時間についてはどちらも同じくらいで、1000時間を目安にすると良いでしょう。(ゼロから始める場合)

参考までに僕の勉強時間は、

  • 電験三種→約800時間
  • 行政書士→約850時間

これくらいはやっていました。(ストップウォッチで毎日測っていたのでそこそこ正確な数値です)

上記の勉強時間で、どっちの資格もギリギリ合格したので、少し余裕を持つとして1000時間がやはり理想的だと思います。

文系が電験三種に合格する勉強時間の目安は?【1000時間?】

【電験三種・行政書士の共通点】暗記だけでは太刀打ちできない

電験三種、行政書士の両方に共通点があるとすれば、

「過去問・テキストの暗記だけでは合格できない」

ということです。

例えばもっと難易度の低い、「ビジネス実務法務検定」、「ボイラー技士2級」なんかはテキストや過去問を丸暗記しておけば、ほぼ同じような問題が出るので条件反射で解けるんです。(実体験)

「宅建」なんかもギリギリ過去問丸暗記が通用する感じでした。

しかしそこからレベルが上がって、行政書士や電験三種レベルになると、暗記だけでは不十分になってきます。

【ここ重要】似たような問題は出るけど、同じような問題は出ない

言い方が難しいけど、これは大きな違いです。

似たような問題が出るので、過去問やテキストの勉強はもちろん有効。

でもそこから一歩先に進んで、「勉強したことを活かして思考して答えを出す」ということが求められてきます。

電験三種の苦労した難しいポイント

電験三種で苦労したことはやっぱり「計算問題」です。

元々バリバリの文系だった僕は数学の復習から始めました。

そこから一歩ずつ階段を登っていって、なんとか合格レベルまで届いた感じです。

数学は積み上げ型の教科なので一足飛びに近道はできません。分からないとこまで遡って、そこからコツコツ勉強していくことが必要です。

僕の場合は中学レベルの数学はだいたい出来たので軽く復習をして、高校数学の復習を主にやっていました。(1ヶ月くらいかな)

電験三種では計算問題の割合が8割にもなる科目もあり、計算問題を捨てて合格することは絶対にムリです。

科目で言うなら「理論」や「機械」がやっぱり大変でした。

逆に「電力」や「法規」はそこまで苦労しなかったかも。

※法規は行政書士で法律の勉強をしていたこともあり、割とすんなり頭に入ってきました。

電験三種の数学で求められるレベルは?基礎から学ぶ勉強法について

行政書士の苦労した難しいポイント

行政書士で一番苦労したのは、

「難解な法律の文章に慣れて理解すること」

でした。

法律の文章というのはやっぱり普段見慣れている文章とは違うので、慣れてなくて読みにくいし意味も分かりづらいです。

ここに慣れることが出来たら勉強も楽しくなってくるし、だんだん点が取れるようになるのですが、やっぱりそこまで行くのに時間がかかります。

なので、最初の数ヶ月が特に苦労しました。

「言うて日本語だから大丈夫でしょ!」と軽く考えていた自分が馬鹿でした(笑)

こんな人は電験三種向き

次の2つに当てはまる人は電験三種向きでしょう。

理系・計算問題に抵抗がない

やっぱり電験三種に受かるには理系が有利だと感じました。

文系でも合格は狙えますが、高校1~2年の数学の計算問題くらいは覚えておかないといけません。

ちなみに証明問題とか図形問題とかは勉強する必要はありません。

あくまでも問題を解く道具として計算問題が解ければ十分です。

設備・電気系の仕事をしてきた人

これまでに設備工事関係や電気工事関係、発電所などの勤務経験がある人は、電験三種の内容も頭に入りやすいと思うので、向いていると思います。

仕事で電気関係に関わる機会が多いと、勉強していてイメージしやすいと思うので、短期的にレベルアップできるでしょう。

こんな人は行政書士向き

行政書士に向いてそうなのは次の2つの点に当てはまる人です。

国語の成績が良かった人

行政書士試験はある意味読解力がどれだけあるかを問われる試験です。

まず問題文の聞いていることを理解できないと適切に答えを返すことすらできません。

そういう意味では国語(特に現代文)の成績が良かった人は行政書士の成績も伸びやすいと思います。

独立志向の人

電験三種でも独立するという選択肢はありますが、多くは勤め人となって会社に所属して仕事をする人が多いです。

しかし行政書士は「独立開業型」の資格と言われ、一般的な求人は非常に少ないので独立せざるを得ません。

資格を取って活かそうと思ったら独立することが前提の資格なので、

「資格を取って就職・転職を有利に!」と意気込む人にはちょっとズレた資格と言えます。

逆に「資格を取ってバリバリ独立して働くんだ!」というモチベーションの人には行政書士がおすすめです。

まとめ:電験三種・行政書士どっちを取るか選び方について

電験三種、行政書士どっちを取るかは「資格を取って何をしたいか」に尽きます。

仕事の性質から内容まで全然違う2つの資格なので、両方を同時に活かすというのは難しいです。

同時に資格を活かせるとしたら、例えば「電気主任技術者に関連する経済産業省への申請を専門にする行政書士」みたいな感じでしょうか。

非常にニッチですね(笑)

  • 事務系・文系・デスクワークetc→行政書士へ
  • 現場系・理系・体を動かすのが好きetc→電験三種へ

こんな感じですかね。

僕は元々文系だったので、行政書士に興味を持って取得→職業訓練に行って電気の面白さを知って極めたいと思って電験三種を受験

みたいな流れでした。

以上になります。

何か参考になれば幸いです。

では!

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