この記事では電験三種に何度も落ちてしまう人にありがちな特徴を3つのポイントで解説しています。
電験三種に一発合格した僕が「そのやり方は良くないような気がする・・・」と感じるおすすめしないやり方の紹介です。
電験三種の合格を目指す人はとりあえずこの3つに注意して勉強していただければ、合格は近づくと思います。
もちろん勉強法は人それぞれなので、僕が絶対正しいわけではなく、自分なりの勉強法が確立されている人はそれをやっていきましょう。
僕だって資格マニアになって20個くらい資格を取る中で身に付けた自己流のやり方でやっています。
電験三種に受からない人の特徴3選
電験三種に受からない人は以下の3つのパターンが多いような気がします。
- 問題を解いていない
- 勉強時間が圧倒的に足りない
- 最初から科目合格狙い
これらについてもう少し掘り下げて説明していきます。
①問題を解いていない
電験三種に合格するために必須なのが「とにかく問題を解くこと」だと僕は思います。
普段から問題を解き慣れていないと、緊張する本番で実際の試験問題を解くことなんて出来るわけがありませんよね。
問題というのは過去問でも良いし、教材に付いてる演習問題でも良いし、模試でも良いです。
個人的には過去問がおすすめで、過去問10年分を狂ったように解いて合格したのが僕のやり方。
「問題を解く」ってことが結構しんどいことだというのは僕も分かります。
だって解けないのが当たり前で、「解き方」をその都度ウンウン唸りながら勉強していくのですから。
最初は1問解くだけでもめちゃくちゃ時間がかかってヘトヘトになりますよね。
これは仕方がないことです。
そもそも現時点で練習問題も模試も過去問もバッチリ解けるなら、多分合格できる実力はあるのですから、さらに勉強する必要もないですからね。
他に勉強方法として、
- 参考書を眺める
- 動画教材を流し見する
- 単語帳やまとめノートを作る
これらのことももちろん大事ですが、これだけだと合格するのは難しいです。
やっぱり電験三種に合格するには1問でも多く問題を解いて、解法を自分の血肉にしていくことが必須です。(手で覚える・手が勝手に動くくらいのイメージで!)
電験三種に過去問だけで受かる?|効果的な勉強法とよくある勘違いについて
②圧倒的に勉強時間が足りない
資格に受かるかどうかは「勉強時間✕効率性」で決まります。
いくら効率良くやっても勉強時間が圧倒的に足りなければ合格は難しいです。
逆にいくら時間をかけても非効率な勉強をしていたら合格は遠のくでしょう。
具体的な勉強時間は文系が電験三種に合格する勉強時間の目安は?【1000時間?】の記事で書いていますが約1000時間くらいです。
効率良くやれば、600~800時間くらいでも合格する人はいるかもしれません。
ただ、いくら最短距離を走ってもさすがに100時間とか200時間で合格しようというのは無理だと思います。
自分がどれくらい勉強すれば受かりそうかを考えて、試験日まで逆算して、毎日どれくらい勉強するべきか考えてみましょう。
基本的に電験三種レベルの資格に受かりたいのなら毎日継続して勉強していくべきだと僕は思います。
いくら効率良くやっても週末だけ1~2時間サクッと勉強して合格!なんてことはかなり難しいのです。
- そもそも必要な勉強時間が分かっていない
- 自分がどれくらい勉強しないといけないか試験日まで考えて逆算できない
- 自分がこれまでどれくらい勉強してきたか把握できていない
こういった方はなかなか厳しいと思います。
僕は時間についてはかなり几帳面にやっていて、毎日ストップウォッチを起動させて勉強時間を測っていました。
それをエクセルでまとめて試験日までの日数を加味して「あと◯◯ヶ月で◯◯◯時間勉強したいな」と計画を立てていました。
電験三種はいつから勉強する?おすすめの勉強スケジュールはこれだ!
③科目合格を狙っている
僕が考える電験三種に受かる人で多いパターンは、
- 全科目合格狙いで受験→2科目くらいに合格
- 翌年も残り全科目狙いで受験→1科目くらいに合格
- 3年目で残りの科目にフルスイングしてようやく合格
こういった感じで「全科目一発合格狙いで結果的に科目合格」ってところに落ち着くことだと思います。
しかしこれを最初から科目合格狙いにして、「今年は1~2科目だけで良いや」と考えると、最後の最後で仕留め切れず、スパイラーになる可能性が高くなります。
そもそも電験三種は年度により「理論が難しい年」や「法規が超難関な年」など取りやすい科目と取りにくい科目が発生します。
だからヤマを張って、もし取りにくい科目に当たってしまうともしかしたら落としてしまうかもしれないのです。
毎年全科目合格狙いで、「その年の取りやすい科目」を拾っていく。
こういう考え方をおすすめします。
電験三種に受からない理由を分析してみよう
電験三種になかなか受からないという人は何かしらの理由があるはずです。
例えば、
- 参考書を読むだけで問題が解けていない
- 自分が思っている以上に勉強時間が少ない
- クオリティの低い教材を使っている
- 飲みの行ったりテレビを見たりする時間を優先している
- そもそもあまり受かる気がない(会社命令で受けている場合など)
こういった理由を一個一個潰していくことで、だんだん合格に近づいていくと思いますよ。
がむしゃらに勉強することも大事ですが、時には一旦ストップしてこれまでの勉強を分析する機会を作ってみましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
電験三種に落ちる人の特徴3選でした。
今回解説したのは、
- 問題を解いていない
- そもそも勉強時間が圧倒的に少ない
- 最初から科目合格狙い
というやり方についてです。
僕が電験三種を勉強する時に特に意識していたことがこれらのことです。
何か参考になれば幸いです。
では!
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