この記事では電験三種資格の内容について突っ込んで、計算問題と文章問題の割合について書いています。
電験三種で学ぶ4科目のうちそれぞれ計算問題と文章問題はどれくらい出るのでしょうか?
また、計算問題を捨てて合格することはできるのでしょうか?
これから電験三種を勉強して受かりたい人には参考になる情報だと思うので良かったら最後まで読んでみてください。
電験三種試験の計算問題と文章問題の割合は?
まず最初に電験三種の4科目それぞれの計算問題と文章問題の割合を示します。
下記の表を見て分かるように科目ごとに割合は全然違っていて、例えば理論科目は8:2と大部分の問題が計算問題になっています。
科目 | 計算問題:文章問題 |
理論 | 8:2 |
機械 | 6:4 |
電力 | 5:5 |
法規 | 4:6 |
電験三種の勉強をする時は、この割合を意識することが効果的です。
つまり理論科目や機械科目を勉強するのなら、計算問題を特に力を入れて勉強するなどメリハリを付けて勉強すると良いでしょう。
電験三種に計算問題を捨てて合格することは不可能
「計算問題って苦手だから、もし捨てても合格できるのなら捨てたい・・・」
中にはこんな方もいるかもしれません。
しかし残念ながらそれは無理です・・・
前述の通り理論や機械に至っては出題の半分以上が計算問題なので、計算問題を捨てるとなると、仮に文章問題に全問正解しても不合格になります。
電験三種に合格するためには計算問題の攻略は避けては通れません。
電験三種じゃなくて「第二種電気工事士」なら計算問題を捨てても合格出来るのですが、そのノリで同じように考えては失敗します。
苦手だとしても腹をくくって克服していきましょう。
どんな感じで勉強するかは、【まとめ】初心者必見!!電験三種の勉強法を独学でもわかるように解説の記事を参照。
計算問題=難しい、文章問題=簡単って思ってない?
皆さんの中には、
- 計算問題→難しい、点が取りにくい、何が出るか分からない
- 文章問題→簡単、得点しやすい、出るところが予想しやすい
と思っている方はいませんか?
実はそれって間違っています。
電験三種の試験においてはどちらかというと計算問題の方がある程度パターンがあって、文章問題の方が何が出るか分からない感があります。
例えば法規の科目だと、A問題の文章問題はどこが出るか予想するのは難しいので、恐い存在です。
しかしB問題の計算問題は過去問を10年分もやっておけば出題パターンをほぼ網羅できるので、比較的得点しやすくなります。
計算問題も過去問と全く同じ問題はさすがに出ませんが、過去問の解法で解ける似たパターンの問題は普通に出題されます。
まず公式を覚えて、それから公式を当てはめて問題を解く解法を覚えます。
この公式と解法を頭の中に蓄積していくほど得点する力が上がっていきますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
電験三種の計算問題と文章問題について解説しました。
僕も文系出身らしく最初は計算問題アレルギーで、文章問題ばっかり勉強しそうになっていました。
しかしそれだと合格出来ないと思い直して苦手な計算問題にも積極的に取り組むようになりました。
最初は全然解けなくて模範解答の模写ばかりやっていましたが、数ヶ月と時間をかけるに従い、少しずつ解ける問題が増えていきました。
「公式」と「解法」の蓄積が進んできた成果が現れてきたのです。
それからだんだん計算問題を解くのが楽しくなってきました。(自力で解くのはパズルみたいで楽しいです)
突き詰めれば計算問題も「暗記」です。
僕には「ヒラメキ」や「その場で答えを弾き出す力」みたいなものが無かったので、解法を模写して一つ一つ覚えていくことしかできませんでした。
何か参考になれば幸いです^^
では!
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