暗記メインでOK?電験三種の法規おすすめ勉強方法とコツ

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電験三種

電験三種の法規ってどうやって勉強するのが良いんだろう・・・

こんな疑問を持つ方はいませんか?

法規は意外と合格率が低くて油断すると簡単に落ちてしまう科目です。

そんな法規を攻略するためにどのような事に気を付けて勉強していくべきなのかを説明しているのがこの記事です。

これから電験三種に挑戦する方、法規をに一度落ちてリベンジしたい方など、参考になるのでぜひご覧ください!!

電験三種の法規とは?こんな科目

まずは法規がどんな科目なのかざっくり把握しておきましょう。

法規とはその名の通り、電気設備保全や電気工事、電気製品などに関する法律の知識を問われる科目です。

  • 電気事業法
  • 電気工事法
  • 電気用品安全法
  • 電気関係報告規則
  • 電気工事業の業務の適正化に関する法律

などが出題されます。

A問題B問題から成り、100点満点のうち60点取れたら合格となります。

ですが年によっては合格基準点が50点台になることも多いので自己採点でギリギリでも希望は持っておきましょう。

問題の内容は、計算問題と文章問題の両方が出ます。

計算問題は約3割と他の科目に比べると少なめですね。

合格率

2019年9.6%
2018年6.6%
2017年9.3%
2016年9.0%
2015年13.7%

合格率はこんな感じです。

意外と低いことが分かると思います。

ほぼほぼ毎年1桁台なんで簡単な科目で無いことは確かです。

僕は法規って割と博打要素もあると思ってるんですけど、なぜかと言うと1問の配点がデカイからなんです。

1つ落とすとダメージが大きいので、本試験では緊張しながら解いていました。

法規は暗記科目

まあ難しいとは言っても法規はいわゆる暗記科目です。

知識を覚えて計算のパターンを覚えておけば、よほど難化しない限りは合格点には届く感じです。

量自体もそこまで多くはなくて、他の科目に比べると勉強時間は少なくてもOK。

参考書にあまり取り上げてない箇所や過去問で出てこなかった部分ばかりが出題される「ハズレ回」に当たったら交通事故だと思って次の年に賭けるのもアリでしょう。

電験三種・法規の初心者向けの勉強法と4つのコツ

電験三種の法規を勉強する時に注意するべきなのは次の4つのポイントです。

  1. 理論・機械・電力の後に勉強する
  2. 過去問をひたすら解いて頻出問題を頭に叩き込む
  3. B問題の計算問題で得点を稼ぐ
  4. 定期的に復習する

各項目を掘り下げていきます。

理論・機械・電力の後に学習しよう

法規はボリュームもそこまで多くないし暗記科目でもあるので、順序としては最後の方に勉強したらOK。

法規の計算問題で理論や電力などの知識も使うので、なおさら後の方が効率良いですよ。

あまりに早期に法律ばかり覚えても時間が経てば忘れてしまいますからね。

僕も合格した後は法規で勉強した内容なんてほぼ覚えていないですよ(笑)

過去問をひたすら解いてよく出る問題を覚えよう

法規は出題範囲自体は広いんですよ。

法律・規則・施行令など大量にあるので。

でもこれら全てに目を通して頭に入れるなんて普通の人は絶対ムリです!

だから過去問を10年分くらい使って、「試験に出やすい箇所」を集中して勉強していくわけです。

過去問をひたすら解いていくと同じような問題も出てくるし、似たような論点にも気が付きますから、自然と覚えていくはずです。

間違っても◯◯法の第1条から延々読み上げて覚えようなんてことはやってはダメですよ。

もちろん勉強にはなるので無意味ではありませんが、効率が悪すぎます。

B問題の計算問題は絶対解けるようにしておこう

法規の文章問題はどこが出るか分からないのでぶっちゃけ「運ゲー」みたいな面もあります。

ですが3~4割出てくるB問題の計算問題はある程度パターンが決まっています。

なので、点を稼ぐためには計算問題からです。

法規のB問題は特に力を入れて勉強して、過去問10年分くらいの計算パターンは頭に入れておきましょう。

それだけでグッと合格は近づいてきますから。

計算問題の根幹は「数学力」

まずは高校2年くらいまでの基本的な計算ができるように訓練しておきましょう!

定期的に復習して知識を維持しよう

法規は暗記科目だと先ほど言いました。

そして暗記科目の宿命といえば何か分かりますか?

そう、「忘却」です。

人は哀しいことに全ての記憶を維持していくことはできません。

興味のないこと、どうでもいいことはふるいにかけた砂のようにサラサラ忘れていきます。

でも覚えた側から忘れていたら一向に合格は無理。

ならばどうするか?

復習しかありませんよね。

覚えたことを

  • 翌日
  • 1週間後
  • 2週間後
  • 1ヶ月後
  • 不定期

に意識的に思い出して復習していきましょう。

復習により記憶を強化、頭の中の引き出しに知識をドンドン貯めていきましょう。

電験三種の法規の参考書でおすすめは?

おすすめの参考書は上記の記事で詳しく書いています。

良かったらどうぞ。

まとめ

いかがでしょうか?

電験三種の法規の勉強についてまとめました。

暗記要素が強くて勉強時間も少なくて済むけど、配点は大きいし合格率は低いしで油断ならない科目だということを言いたかったです。

そしてそんな法規を油断せず倒すために注意するべきポイントは上記のまとめた通りになります。

法規は1日の終わりに受験するので脳がヘトヘトになっていて大変ですが、最後の踏ん張りどころなので、気合入れていきましょう!

では、電験三種合格目指して頑張ってください!

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