この記事では、小説好きの僕が2019年に読んで良かったおすすめの作品を紹介しています。
今年はビジネス書や経済書をよく読んでいたので、小説はあまり読めなかったのですが、それでも面白いのが何冊かあったので記事にしました。
このような方はぜひ最後まで読んでみてください
何者・何様【朝井リョウ】
朝井リョウさんの作品は結構好きで、たまに読みます。
この「何者・何様」は映画化もされたので知っている人も多いと思います。
僕は映画は見ていないのですが、小説も素晴らしく面白かったです。
何者は「就職活動」をテーマにした作品で、就活を経験したことがある人なら「あるある!」と共感する箇所がたくさんあります。
この作品は「現在大学生の人、就職して1~2年目くらいの人」に特に読んで欲しい作品です。
クジラアタマの王様【伊坂幸太郎】
伊坂幸太郎さんの作品はかなり好きでほとんどの小説を読破しています。
今年発売された書き下ろしの新作がこちらになります。
この作品が特徴的なのはマンガの挿絵が多用されているところです。
物語の合間合間にマンガイラストが掲載されており、想像力を掻き立ててくれます。
パラレルワールド物ですが、読後感も良く、あっという間に読めてしまうので、おすすめです。
半沢直樹シリーズ【池井戸潤】
「今更、半沢直樹?」
と思う方もいるかもしれませんが、実は今年初めて読みました。
ドラマが流行っていたことは知っていましたが、僕は天の邪鬼なところがあるので「流行りに乗るか!」となんとなくスルーしていました。
しかし、たまたま何かのきっかけで読んでみると面白いじゃないですか(笑)
一気に4作品を読破してしまいました。
2020年4月からはドラマの続編も決定して、再び半沢直樹旋風が吹き荒れるかもしれません。
この機会に小説版も手に取ってみてはいかがでしょうか?
この作品を読んで、半沢直樹の信念を持った熱い想いに胸を打たれました。
ちょうど僕のようなアラサーのサラリーマンに読んで欲しい作品です。
スタープレイヤー・ヘブンメイカー【恒川光太郎】
こちらは恒川光太郎さんの作品。
恒川光太郎さんと言えば「夜行」などの小説で有名ですが、僕はこの方の長編小説の方がどっちかと言うと好きです。
その中でも今年読んだこの2作品は抜群に面白かったのでおすすめします。
2つとも世界観は同じなので、まずはスタープレイヤーの方から読むのが良いと思います。
ストーリーとしては、
「主人公が異世界に飛ばされて、そこで何でも10個の願いが叶えられるスタープレイヤーという存在になる」
という結構ありきたりと言ったら失礼ですが、そんな内容です。
ただし、このような設定でも恒川光太郎さんの筆力にかかれば、めちゃくちゃ面白い物語になってしまいます。
なんでも願いを叶えられる神のような存在になったスタープレイヤーが、貴重な願いを使ってどう生きていくのか?
なんでも叶えられるからこそ、10個という制限があるからこそ、大変難しい決断になります。
その苦悩や葛藤、願いに寄ってくるたくさんの人間関係、それら全てが絡み合って、必見のラストに向かって物語は進み続けます。
恒川光太郎さんの作品を読んだことある人もない人も、読んで損はない必読の書です!
まとめ
いかがでしょうか?
今年読んだ小説の中からおすすめの物を選んでみました。
小説もじっくり読むと良い気分転換になります。
これからも良い作品があれば紹介していくので、良ければ他の記事も読んでみてください。
ありがとうございました!
▼2019年を振り返って良かったものを紹介シリーズ▼
コメント