宅建に挑戦しようと思うのですが、学生の時以来の勉強でちゃんと出来るか不安です。勉強法のアドバイスはありますか?
こんな悩みを持つ方はいませんか?
久しぶりに勉強すると、新鮮な感覚もありますがそれ以上にやり方を忘れていてびっくりします(笑)
そこで、この記事ではこれから宅建試験に挑む方に向けて、勉強法のコツを解説していきます。
どうすれば独学で効率的に学習できるのか?
ここらへんを独学一発合格の僕が説明するので、ぜひ最後までご覧ください!
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【宅建の勉強の仕方】独学か通信講座か通学
宅建の勉強をしようと思ったら、まずは方法を決めるべきです。
具体的には、
- 独学
- 通信講座
- 通学
この中から選ぶことになるでしょう。
それぞれメリット・デメリットがありますが、僕のオススメは独学か通信講座です。
ちなみに僕は独学でした。
この記事では独学に絞って勉強法のコツを解説していきます。
通信講座を希望の人は別の記事で詳しく説明するので、そちらをご覧ください。
宅建の参考書は適当に選び方|相棒は大切に選ぼう
まず、宅建の参考書を選ぶところから勝負はスタートしています。
そして宅建の参考書選びは合格するか不合格になるかにも深く関わってくる超重要なポイントです。
決して適当に選ばずによく吟味して選んで欲しいです。
これから数ヶ月は毎日共に過ごす相棒だと思って、納得いくものを選びましょう。
「じゃあどんな参考書が良いの?」って思いますよね?
僕が考える選ぶ時のポイントは、
このようになります。
要は読んでて苦痛になるもの、頭に入ってこないものは除外して、あとはインスピレーションで選ぼうということです。
相性というものもあるので、「これしかない!」ってものは言えませんが、「この中のならどれでも良いよ」というものを言うことは出来ます。
↓例えばこの参考書は評判も良いし、フルカラーで良い感じです↓
▼詳しくはこちらの記事でも解説▼
過去問は最低10年分をひたすら回して行こう
テキストを決めたら次は過去問集です。
基本はテキスト+過去問集の布陣で完結すると思います。
過去問集選びで重要なポイントは、
こんな感じになります。
宅建というと合格率15%前後のそれなりに難しい試験なので、さすがに過去問3年分とかでサクッと合格することは厳しいです。
10年分くらいの問題をやり込んで、そこでようやく勝負できるレベルかなと。
あと大事なことは解説ですね。
たまに解説が非常に薄く、全然勉強にならない参考書とかもありますけど、そういうテキストを使っても実力が伸びないので止めましょう。
僕は上記のパーフェクト宅建、通称「パー宅」を使っていました。
独学者にもおすすめの宅建試験の勉強法は?
まずは参考書を1周して全体像を掴む
まずはサラッと参考書を1周して概要を掴みましょう。
ここで覚える必要はないので、
「ふんふん、こんな雰囲気か」
と流れを意識して適当に読んでみてください。
これをやるのとやらないのとでは、後々の効率に関わってきます。
ひたすら過去問10年分を回す
僕は宅建の全勉強時間のうち7~8割くらいは過去問をひたすら解く時間に当てました。
たまに過去問は試験直前に実力の確認として使うように言う人もいますが、僕からしたら考えられないです。(もちろん人それぞれ自分に合ったやり方は違うので否定はしません。)
過去問集は序盤からガンガン使っていきましょう!
過去問だけで理解できない所をテキストに戻って学習
過去問を解いていくと分かりにくい箇所も出てきます。
そんな時はテキストに戻って確認する習慣を付けてください。
急がば回れを意識して着実に力をつけていきましょう!
【重要】定期的に復習する
問題を解きっぱなしでそのままになっていませんか?
本当の実力は復習をすることによって付いていきます。
翌日、1週間後、1ヶ月後など定期的に間違えた問題を復習して知識の定着を目指しましょう。
面倒臭いですけど、合格するのに一番の近道はこんな作業だったりします。
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独学で宅建の勉強をする際の注意点
宅建資格は独学でも十分合格可能ですが、人によっては時間がかかったり何回も落ちたりしてしまいます。
そうならないようになるべく効率良く勉強して最短で合格するためにも以下のことには注意してくださいね。
- 完璧主義にならない
- 出題頻度の高い問題を優先的に勉強する
- 手で書き写すのは辞めてひたすら音読
- 法改正に対応していない古いテキストを使わない
宅建は100点を取らないと受からない試験ではないので、細かすぎる知識まで覚えようとしても効率が悪いです。
みんなが解けるような問題こそ落とさないように基本に忠実に出題頻度の高い問題をやっていきましょう。
あとたまに手で書いて覚えようとする人もいますが、範囲が広い宅建試験でそれをすると時間が足りないし腱鞘炎になってしまいます(笑)
音読を繰り返して段々と頭に刷り込ませていくイメージの方が良いかな?と個人的にですが思います。
古いテキストで間違った知識を覚えてしまうのは最悪ですから、法改正に対応しているのかだけは一応確認しておきましょう。
【優先順位をつける】宅建の各科目の勉強方法について
宅建の問題構成は以下のようになります。
- 宅建業法 20問
- 民法 14問
- 法令上の制限 8問
- 税・その他 8問
大事なことは如何に優先順位をつけて効率的に学習するかです。
50問中20問も出題される宅建業法をおろそかにするなんて有り得ないですよね?
宅建業法で得点を稼げ!
宅建業法という科目は20問も出題される最重要科目です。
まあ宅建の試験なので宅建業法が大事なのは当たり前ですよね。
そして宅建業法というのは比較的素直な暗記科目でして、やればやるだけ得点を稼ぎやすいです。
つまり宅建の勉強法のコツは宅建業法の攻略にアリ。
ここで得点を稼いでおけば他の科目の勉強がずっと楽になるので頑張りましょう。
ここまで言ってきたように過去問を解いてテキストを確認してのループで実力は付いていくはずです。
民法という「沼」に注意!
民法は14問も出題されるのでここでつまずくわけには行きません。
注意点として、民法は非常に厄介な科目だということは理解しておいてください。
範囲が膨大で問題の難易度も高いので、深入りすると勉強時間を当てた割にそれほど得点できないという結果になるかもしれません。
かと言って民法を捨てて合格するのは不可能なので悩ましいですね。
民法は実力がついて得点できるようになるまでに時間がかかる科目なので、なるべく早い時期から勉強を始めて、気長にコツコツやっていきましょう!
暗記モノは後半にやろう
宅建業法、民法以外の暗記モノもかなり重要ですが、あまりに序盤にやっても時間が経てば忘れるので、後半にかけてスパートをしていきましょう。
あと寝る前とかにやるのもおすすめです。
寝ている間に記憶が整理されて頭に定着しやすいです。
暗記モノは上記のような補助教材で通勤・通学の電車の中でやるのもオススメ。
Q.宅建の予想問題はやるべき?
結論からいうと、予想問題もやっておきましょう。
でもやるのは本当に試験直前で良いと思いますよ。
予想問題よりも過去問10年分を回す方が優先かなと個人的には思います。
その上で抜けている知識の最終確認として予想問題を使いましょう!
Q.参考書ってたくさん買った方が良いんじゃないの?
よく初心者がハマる落とし穴として、
「参考書買いすぎ問題」があります。
不安になって参考書買いたくなる気持ちも痛いほど分かりますし、僕にもそういう時期がありましたが、結局たくさん参考書を買い込んでも全てをやり込むことは不可能なわけです。
それどころか、全てが中途半端になって実力が付かないかもしれません。
ただ、買ってみた参考書がどうにも合わない場合はそのまま無理して続けるよりは思い切って変えた方が良いとは思います。
宅建に落ちてしまった人はどういう勉強法に改めたら良い?
宅建試験に残念ながら落ちてしまった人は、その原因を自分なりに分析してみることをおすすめします。
- 勉強法が悪かった
- 勉強時間が少なかった
- 復習を疎かにしていた
などなんらかの理由が思い当たると思います。
そんな時はその原因を修正してまたチャレンジしてみるのもアリかもしれません。
宅建に落ちた人が来年のリベンジに向けてやるべきこと5選の記事では宅建にリベンジしたい方向けのやるべきことを紹介しています。
まとめ
いかがでしょうか?
宅建の勉強法のコツについてまとめてみました。
記事の内容をまとめると、
以上、僕が宅建に合格した時に感じた勉強法のコツでした。
あなたの宅建受験の参考になれば幸いです。
長い文章になりましたがここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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