ニートが資格を取っても逆転できない理由【働いた方が良い】

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「資格を取って人生逆転するんだ・・・」

ニートの中にはこんな風に思って日々勉強に励んでいる人もいるかもしれません。

確かに勉強することは素晴らしいことだと思います。

少なくとも毎日ダラダラテレビを見たりスマホをいじったりするよりは有意義な行為だと言えそうです。

しかし、ただのニートが資格を取っただけで本当に人生逆転することができるのか?

そう考えると僕は難しいと思います。

そして、仮にニートなら資格を取るために勉強するより先に実務経験を得るために働き出した方が良いような気がするのです。

理由については以下から解説していきます。

ニートが資格を取っても逆転できない理由

理由は主に3つ。

①空白期間が毛嫌いされる

ニートをしているということは、すなわち働いてないということ。

つまり空白期間が現在進行系で増えていくということですよね。

特に難しい資格を数ヶ月から数年かけて勉強するなんてことになったら、あっという間に空白期間が拡大して、もしかしたら取り返しのつかないことになるかもしれません。

なぜなら、だいぶ寛容になってきたとはいえまだまだ日本社会は仕事を辞めた人にたいしての風当たりも強く、空白期間が少しでもあろうものなら「こいつサボってたんだな。根性ないんだな。」という感じで見られます。

いくら資格を取れたとしてもある一定期間の空白があれば問答無用で切られることもあるくらい空白期間というのは厄介な存在なのです。

そうなるといくら資格を取ったとしても、あまり評価されないことになるので、資格はそれほど意味がないということになります。

僕も資格を取るために空白期間がたくさんあります。そんで面接に行くたびにその空白期間を事細かく聞かれて、正直うんざりします(笑)それくらい働いてない期間があるというのはデメリットになるのです。

②実務経験の無いペーパー資格はたいしたことがない

世の中には意外と資格を持った人が溢れています。

文系最高峰資格の司法試験(弁護士)ですら合格者を急激に増やした影響で全然稼げない人が出てくる始末です。

資格を持った人がたくさんいたら、必然的に実務経験を持つ人が優先して重宝されます。

逆に言うと実務経験ゼロのペーパー資格ではそれほど強みにならないのです。

ニートならおそらく実務経験を持ってない人がほどんどでしょう。

それでも資格を取って一発逆転を夢見て努力することは素晴らしいですが、正直報われない努力の可能性も高いのです。

僕も電験三種という結構難関な資格を持っていますが、意気揚々と面接を申し込んでも書類落ちだったり面接で軽くあしらわれたりすることばかりで悲しくなりますよ・・・

③資格が取れることと仕事ができることは全くの別物

以前下記のようなツイートをした。

ここに書いているように仕事をするために必要な能力と資格を取るために必要な能力は結構違うと思うのです。

ニートが資格を取ると、=優秀な人と思われるかもしれないけど、そうじゃないんですよね。

優秀かどうかは働いてみるまで分からない、もしかしたら全然通用しないかもしれない。

いくら資格を取れたとしても仕事ができないのなら職場に居場所はだんだん無くなっていくでしょう。ニートをし続ける限り実務経験が貯まらないので仕事ができるようになることはなく、それどころか周りの同世代の人達とドンドン差がついていってしまいます。

逆転の近道は働きながら資格を取ること?

要は実務経験が資格以上に大事というよく聞く当たり前のような話です。

資格を取ることは大事ですけど、資格に逃げたらいけないのです。

資格勉強をしつつ、同時に仕事も始めて実務経験を積んでいく。

そうすることで資格が初めて活かされるのだと思います。

まあ、仕事しながらの資格勉強は相当きついと思うので、なかなか出来る人は居ないと思いますけど。。。

僕も正社員として働きながら行政書士の勉強をしていた時は毎日辛かった。。

とはいえこうでもしないとニートが資格で一発逆転なんて出来ないですよ。

逆転を夢見て玉砕するのは辞めてコツコツ人並みを目指す

そもそも一発逆転なんて高すぎる目標を持つのがいけないのもしれません。

高すぎる目標は身を滅ぼすというのは、なんとなく感覚で分かるのではないでしょうか。

逆転まではいかなくても、「平凡」で良いから亀の歩みでゆっくりステップアップしていけば、時間はかかるかもしれませんが、人並みにはなれる可能性は高いと思います^^

もう何から始めたらいいのか分からないのならマイナビエージェント に相談してみてもいいし、リクナビNEXT に登録してスカウトが来るのを待つのでも良いかもしれません。

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