最近読書にハマっているのですが、読んだ本の内容を忘れてしまいます。もったいないので対処法などがあれば知りたいです。
こんな疑問を持つ方はいませんか?
せっかく読んだのに、内容を全然覚えてないというのは、なんだかもったいないし悲しいですよね。
この悩み、実は僕も以前から持っていまして、なんとかならないかと色々と試行錯誤してきました。
そして対処法になる作戦をいくつか見つけたので、今回はそれを紹介します。
この記事を最後まで読むと、読書を頭に定着させるヒントが得られます。
ちなみに僕は1日30分の読書を継続して1年で50~60冊くらい読むレベルの読書マンです!
↓電子書籍で読書する事も増えてきました↓
そもそも読書しても全てを覚えられないし、覚えなくて良い
まず初めに、人間は忘れる生き物です。
読んだ本の内容を全部覚えてる人なんて普通はいないでしょう。
だから覚えられないのが普通で、その事で「自分はダメなんだタイム」に入る必要はありません。
脳というのは「今の自分に必要な事」を自然と取り入れるように出来ているのだと思います。
それを踏まえて、ちょっとでも脳に定着させる割合を増やせたら良いなくらいの気持ちでやっていきましょう。
意識してなくても頭には残っていて、きっかけがあれば思い出す
この本かどうかは忘れましたが、ひろゆきが本の中で言っていました。
「意識出来ていなくても頭の中に読んだ本の内容はどっか残ってる、きっかけがあれば思い出すからそこまで記憶することにこだわるな」と。
これは僕もその通りだと思います。
僕は資格勉強が得意なのですが、
資格勉強でもあまり記憶することにはこだわらないんですよね。
「後から思い出す自分」を信じて、忘れても脳にはストックされてるんだという意識で読むのがおすすめです。
読んだ本の内容をすぐ忘れてしまう時の対処法7選!
ここからはなるべく本の内容を忘れないようにする具体的な方法を7つ解説します。
ここでの本質は「記録」と「アウトプット」です。
この2つを意識すれば本の内容の定着が格段に上がるはずです。
その方法論が以下になります。
付箋を貼る
- 普通に本を読む
- 気になった箇所、ピンと来た箇所、覚えておきたい箇所に付箋を貼る
- 最後まで読み終わったら付箋箇所を2~3回見直す
一度読んだだけに比べて記憶に残りやすいですし、簡単に出来るのでおすすめの方法です。
スマホにメモを取る
僕は読んだ本ごとにスマホに簡易的なメモを取っています。
覚えておきたい文章や言葉を記録するのです。
スマホなら画像保存も出来るのでパシャっと写真で記録するのもOKです。
気になった箇所を音読して記録する
スマホの音声入力も便利です。
読んでいて良いと思ったところをただ音読するだけで記録できるので、簡単に実践できます。
図書館などで読んでいる場合は無理かもですが、自宅で読書する場合は積極的に使ってみてください。
人に話す
読んだ本の内容を人に話してみるというのは、最強に記憶に定着しやすいです。
- 分かりやすく簡潔に伝える
- 自分の言葉に置き換えてみる
- どんな内容だったか思い出す
- 本の役に立ったところ、魅力を伝える
最初は難しいかもしれません。
しかしこうした事を繰り返してアウトプットしていくと、読んでインプットした知識が段々と身に付いてきます。
人に話して自分の脳も刺激され、格段に覚えやすくなります。
ツイッターで一言感想を書いてみる
ツイッターで要約してみるのもおすすめ。
140字という制限があるからこそ、内容をコンパクトにまとめる力が付いて、大事なポイントが頭に残りやすくなります。
ブログで書評を書く
ブログなどで書評を書いて自分の意見を出していくのも、かなり有効です。
自分の意見を出すためには本の内容を理解して復習して、よく考える必要がありますからその過程でかなり覚えられます。
定期的に記録したものを見直す
記録したメモや音読、ブログ記事などは数ヶ月に1回で良いので見直す事をおすすめします。
数ヶ月経つと結構忘れているものですが、定期的に復習することによって、頭に入る情報も増えていきます。
「前に読んだ本ってこんな内容だったのか!」とか「自分はこんな風に考えていたのか!」と新鮮な驚きもありますよ(笑)
読書の内容を忘れがちな人に圧倒的に役立つおすすめ本
僕が読書の内容を忘れることを悩んでいた時に大変参考になったのが、この本です。
もちろん他の人の考えやアドバイス、自分で考えて実践したこともありますが、読書の記憶の定着において土台となったのは間違いなくこの本です。
精神科医の樺沢紫苑さんが読んだら忘れない読書について丁寧に解説している本。
この本を一言で表すなら、
「1回読んだら(インプットしたら)3回アウトプットしろ」
みたいな感じですかね。
感情をガツンと揺さぶられるか、何度も繰り返し読んだ本は絶対忘れない
記憶に残るには、
「感情をガツンと揺さぶられる」か、「何度もインプットとアウトプットすること」
が必要です。
感情については自分でコントロールできるものでないので、気にしないようにします。
自分で意識的に出来ることは後者のアウトプットとインプット。
そのHow to的な方法論がこの記事で紹介した7つの方法なのです。
ただやっぱり圧倒的に記憶に残るのは感情が動いた時だと思います。
そのためにもたくさんの本を読み、自分のアンテナに反応する言葉を探すのが大事です。
興味ある本を10冊や20冊読めばそれなりに感情が動かされることもあるでしょう。
価値観が変わる、持論を持てる事に読書の本当の意味がある
最後に読書というのは本の内容を一言一句覚える事に価値があるわけではないと僕は思います。
そういうのは検索するなり記録するなりして必要に応じて参照すればいいからです。
読書の大事な意味とは、
だと思います。
自分の価値観を常にアップデートしてより良く生きるための一ツールとして本を有効に活用していきたいと思っています。
本の内容を覚えることにこだわりすぎて、大事な本来の目的を忘れないようにしたいと常に自戒しています。
読んだそばから忘れても良いじゃない
僕は結構読んだそばから忘れていくタイプです。
一時期悩んだりもしました。
「なんでみんなあんなに覚えてられるんだろう」って。
でも最近は考え方を変えて、忘れても良いじゃんと思うようにしています。
こんな感じで。
他の人はどうか知りませんが、僕の場合、詳しい内容は忘れるけど、作品の名前や面白かったか面白くなかったかは何となく覚えています。
だから面白かったものはまた読めば、内容を忘れているほど二度目も楽しめます。
これってお得ですよね。
逆に完璧に内容を覚えている作品はいくら面白くても再度見ようとは思わないかも知れません。
まとめ
いかがでしょうか?
本の内容を忘れてしまう人のための対処法をお伝えしました。
復習しましょう。
- 付箋を貼る
- スマホにメモする
- 音読を記録する
- 人に話す
- ツイッターで一言感想
- ブログで書評
- 定期的に記録を見直す
以上のようになります。
この記事があなたの豊かな読書生活の参考になれば嬉しいです。
では、また!
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