消費税増税やコロナの影響で景気の悪化を肌で感じる日々ですが、こんな時こそお金の勉強をして自分の家計は自分で守っていくことが大切だと思いませんか?
そこでこの記事ではお金の勉強ができるおすすめの資格を2つに厳選して紹介しています。
先に答えを行っておくと、「簿記とFP」がお金の勉強のためには間違いなくおすすめだと断言します。
以下の記事ではその理由やおすすめのポイントなどを解説するので、ぜひ最後まで読んで、もし興味が湧いたら簿記とFPの勉強をしてみてください。
↓資料請求は無料です↓
お金の勉強ができる資格は簿記とFPだけでOK
まずお金の勉強ができる資格の中でダントツでおすすめなのは「簿記とFP」になります。
この2つの資格は僕も実際に勉強して取得しましたが、学ぶ内容が非常に有益で、義務教育に入れても良いんじゃないかとすら思えるほどです。
「これからお金を勉強したい!でもどこから手を付けたら良いのか分からない・・・」と言う人は最初の一歩として簿記かFPのテキストを読むところから始めましょう。
基礎的なことから実用的なことまで、テキストに沿って読むことで、確実に金融リテラシーが身に付くはずです。
それでは簿記とFPを学ぶべき理由を具体的に次から説明します。
簿記を学ぶメリット
簿記というのは簡単に言うと、企業のモノやお金の流れを記録して、「資産はどれくらいあるのか?負債はどうなのか?赤字なの?儲かってるの?」といった事を分かりやすく表すルールのことです。
簿記を理解して、簿記で表された財務諸表や貸借対照表などが読めるようになると、企業が今現在どういう状態なのか、過去から現在に至るまでどのようなお金の流れを辿ってきたのかということが読み取れるようになります。
例えば今勤めている企業の状態を正確に把握することもできるし、転職を考えている人なら気になる企業の経営状態などを把握することができたりすることがメリットになります。
また、簿記という資格は履歴書にも書ける資格で、事務職・経理職や会計事務所などの求人に募集要項として掲載されていたりもします。
2級まで取ると、就職・転職にも非常に有利になることでしょう。
会社によっては資格手当が出て、毎月の給料が何万円か上乗せされるかもしれません。
ちなみに本格的に資格を取りたいのならクレアールの簿記講座 で通信講座を活用するのも良いかもしれません。
FPを学ぶメリット
▼FPの勉強法について▼
FP2級の勉強法のコツは?2ヶ月の独学で一発合格した僕が解説
簿記は企業や個人商店のお金の流れをメインに扱いますが、FPは一人ひとり個人のお金のついて実用的に学べます。
FPを勉強すると、
- 年金
- 保険
- 株式投資
- 税金
- 不動産取引
- 相続
の6分野を中心に基礎から段階を踏んで勉強できます。
見てもらって分かるように多くの人が人生で一度は関わるかも知れないことをテーマにしています。
「初めて勉強する人でも分かるように」・「広く浅く」学べるのが最大の特徴であり、メリットになります。
「こんなの試験で問われるだけで人生には役立たないよー」というような資格試験を受けているとよくある不満は全く感じません。
高校生のうちにFPのテキストを一読するだけでも大きな効果がありそうに思います。
独学で大丈夫かなと不安な人はユーキャンのファイナンシャルプランナー(FP)講座もあります。大手の生涯学習のユーキャンの講座です。
一般的な市販の書籍ではなく資格のテキストで勉強をする理由は?
わざわざ資格試験のテキストを買って勉強しなくても、書店に行けばお金に関する本は山程あります。
ではなぜあえて資格のテキストを使って勉強するのでしょうか。
その理由は以下のようなことだと僕は思います。
- 初心者でも理解しやすい
- 体系的に学べる
- 資格という一生使える証が残る
資格試験のテキストというのは初めて勉強する人に向けて分かりやすく書かれているのが基本です。
初心者でもスムーズに内容が理解できるように、詳しく解説してくれていることが多いので、最初の取っ掛かりに最適なのです。
市販の書籍だと自分のレベルに合っていない本を選んでしまうと、読んでもよく分からなかったりしてお金の無駄になってしまいます。
加えて、体系的・網羅的に学習できることもポイント。
色々な本を読んで、ちょこちょこと飛ばし飛ばしで勉強してしまうと、結局何が何だか分からないみたいなことになるかもしれません。
でも資格のテキストだと過不足なく流れを把握できるので、とても勉強しやすいです。
最後に、資格を受けにいって合格すると、当然その資格をゲットできます。
それは「一生涯使えるお金の知識の証明」みたいなもので、名刺に載せて箔を付けたり、転職や就職の際にアピールしたりと自分自身の資産になるのです。
例えばFPを取って独立して「お金の専門家」として人々の相談に乗りながら生活している人もいます。
簿記とFPは何級まで勉強すれば良いの?
簿記、FP共に1~3級までありますが、どこまで勉強すれば良いのでしょうか?
これについて僕は「3級までで十分すぎる」と考えています。
2級は詳しい内容を深掘っている内容ですが、個人的にそこまで深くやらなくても3級のレベルで問題はないと思います。
普段の実生活で使うなら2級はオーバースペック気味かもしれません。
まあ2級は試験は受けずにテキストだけ買って、1~2周読んで見るといった事くらいで大丈夫でしょう。
実際に資格を取得しなくてもテキストを読むだけでもOK
勉強をする目的はお金の勉強をすることですから、それぞれの資格のテキストを読んで、だいたいの内容を理解できたらわざわざ受験しなくても良いかもしれません。
もちろんせっかく資格の勉強をしたので、腕試しに受けてみたいとか資格を取って履歴書に書きたいなどの希望がありましたらぜひ受けてみましょう。
しかし受験料はかかるし休みが1日潰れるのがきついという人はテキストを1,2回読むだけでも十分だと思います。
お金の勉強をどこからスタートさせるべきか迷う人へ学習の手順を教えます
これまでに説明したようにお金の勉強のスタート地点として「簿記とFP」資格は最適です。
なぜなら、お金に関して幅広い内容を体系的に安価で勉強できるからです。
どこから勉強しようかと悩むくらいならとにかく一歩踏み出してここから始めてみるのがベストです。
そして幅広い内容を学んだ後で、自分が特に興味を持ったところを掘り下げて深く勉強してみるのも良いでしょう。
例えば、FPの勉強をしていると「投資」について初歩的なことを学びます。
そこで投資について興味を持ったなら、次は投資に関する入門書を読むのです。
入門書を何冊か読んで、物足りなくなってきたら少しずつ専門的な本を読み、自分で実際に少額から投資してみるのです。
専門的すぎてついていけなくなってきたなと思ったら、一旦ストップしてジャンルを変えてみるのもおすすめ。
「投資は結構勉強したから次は会計の勉強をして決算書を読めるようにしよう!」とかね。
ここまでの話で大切なことは「興味を持ったこと」を突き詰めて勉強することです。
理由は、興味を持たないとやっぱり頭には入ってきませんから。
その最初に興味を持つための手助けをしてくれるのが「簿記とFP」資格なのです!
おまけ:お金の勉強のバイブル
マンガで読める名著。とりあえずこれを読もう。
Youtubeで人気の両学長のベストセラー。
軽く読みましたがポイントが分かりやすくまとまっています。
まとめ
いかがでしょうか?
お金の勉強に役立つ資格の紹介でした。
この記事で紹介した簿記とFPは「僕が取ってよかった資格」に間違いなく入ります。
これからの時代、お金の知識を身に付け、お金と適切な距離感で付き合っていくことは安心して生活していくための基盤になることでしょう。
お金が全てではありませんが、お金があることによってできることは無数にあり、いざという時に頼りになるのもお金かもしれません。
もし興味を持っていただけたなら、ぜひ自分で勉強してみてください。
では!
▼こちらの記事もおすすめ▼
人生で役に立つおすすめの法律系資格5選【サラリーマンから初心者まで】
↓クリックして公式サイトをチェック↓
コメント