先日アレックス・バナヤン氏の「サードドア」という本を読んでみました。
前から話題になっていて気になっていたのですが、読んでみるとかなり面白かったので感想を書いて紹介します。
↓この本です↓
アレックス・バナヤンってどんな人?
アレックス・バナヤンは1992年生まれ、2020年28歳になるカリフォルニア州ロサンゼルス生まれの作家です。
フォーブス誌「30歳未満の最も優れた30人」、ビジネス・インサイダー誌「30歳未満の最もパワフルな人物」にも選出されています。
大学1年生の時、アメリカで有名なテレビ番組「プライス・イズ・ライト」に出場、優勝しそこで得たお金を使って世界中の成功者たちへインタビューをするという旅に出る。
サードドアの概要【どんな本?】
この本は著者のアレックス・バナヤンが大学生の時からスタートした「ミッション」のストーリーです。
そのミッションとは世界中の成功者と呼ばれる人たちにインタビューをして、「なぜ成功したのか?どのような道筋を歩んできたのか?成功のコツは?」といった事を聞き出し、若い世代に伝えるというものです。
そこから平凡な大学生だったバナヤンがビル・ゲイツやバフェット、レディ・ガガなど名だたる成功者に出会うまでの奇跡のような物語が始まります。
失敗や挫折を繰り返しながら、それでも諦めずに粘り強く行動し続けたアレックス・バナヤンが数年の旅の果てに得た人生の教訓とは!?
著名人へのインタビューを通して大切な人生のヒントが雪崩のように自分の中に流れ込んできます。
そしてそのヒントを引き出したバナヤンの熱い姿勢に感動すらします。
以下、インタビューをした著名人の一部を紹介します。
一介の大学生が努力と行動力でここまでの人物たちのインタビューに成功したのです。
そもそもサードドアとは?
ファーストドア:正面入口だ。長い行列が弧を描いて続き、入れるかどうか気をもみながら、99%の人がそこに並ぶ。
セカンドドア:VIP専用の入り口だ。億万長者、セレブ、名家に生まれた人だけが利用できる。
サードドア:いつだってそこにあるのに、誰も教えてくれないドア。行列から飛び出し、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に必ずある。
サードドア冒頭より
本書冒頭より引用しました。
ビル・ゲイツやスティーブン・スピルバーグなど成功者がなぜ成功したのか?
それはサードドアをこじ開けたからだとアレックスは言っています。
本書を読めば著名人がサードドアをこじ開けられたきっかけや理由を知ることが出来ます。
この本は読みやすいの?文量は?【ページ数は多いけど小説みたいでサクサク読める】
この本のページ数は約450ページ。
「ちょっと長いし日本語に訳されている本なので読みにくいのでは?」
こう思う人もいるかもしれませんが、それは心配ないです。
めちゃくちゃ読みやすかったですから。
それはなぜかというと、小説みたいな感じの本だからです。
難しい表現とかも無いですし、文章が長ったらしくて何を言ってるか分からないなんてこともありません。
僕も「文量多いしいつ読み終わるのだろう」と買う時は思いましたが、予想外にサクサク読めてしまいました。
サードドアをこんな人に読んで欲しい!
- 成功者の考え方や成功に繋がった行動を知りたい人
- 大学生で何かやりたいけど行動に移せないまま悶々としている人
- 新しいことに挑戦したいけど一歩を踏み出せない人
読んでみて思ったことが、
「やっぱり行動力ってすごく大切だな」
ということです。
そして、
「本気でやっていたら見てくれる人や助けてくれる人はいる」
ということも。
読んだ人に勇気を与えてくれて前に進むきっかけになるような本でした。
僕がサードドアを読んで心に刺さったポイント
人が何者であるかは能力ではなく、決断で決まる。
あるときアレックスは成功者の共通点の一つに気が付きます。
それが上記の言葉です。
そして全員が能力を持っているわけではないけど、決断する力は誰にでもあるのだと。
僕は成功と失敗は正反対のものだと常に思ってきた。でも今は違う。
実はどちらも、挑戦した結果だという点では同じものなんだ。
もう成功にはこだわるまい、失敗にもこだわるまいと自分に言い聞かせた。
僕は挑戦し、成長することにこだわっていたい。
本書終盤のアレックスの言葉です。
成功や失敗にこだわるのは止めて、挑戦と成長にこだわる。
良い言葉だと思いました。
まとめ
いかがでしょうか?
サードドアの書評でした。
ベストセラーになっただけあり、読みやすいし面白いし、気付きの多い本でした。
読む価値は絶対にあると思います!
このブログでは引き続き僕が読んだ本の中からおすすめのモノを定期的に紹介していきます。
良ければブックマークしていただけると嬉しいです。
ではまた!
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