田舎、地方都市にはまともな仕事がない!悲惨な求人の特徴5選

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公務員

「地方に住みたいけど、仕事があるか心配・・・」

「現在地方に住んでいるけど、先行きが不安・・・」

こんな悩みを持っている人はいませんか?

僕自身も地方都市に住み、就職・転職・アルバイトなどたくさんの経験をしてきましたが、田舎や地方都市は良い求人が本当に少ないです。

そこでこの記事では、田舎・地方都市の仕事事情について、僕の経験談も踏まえて以下のことを解説していきます。

  • 田舎・地方都市の仕事の実態
  • 田舎・地方都市の求人の特徴5選
  • 田舎・地方都市で働くことのメリット
  • 田舎・地方都市では公務員が最強説
  • 田舎・地方都市でも稼いでいく術

田舎や地方都市に住んでみたい人、田舎や地方都市に住んでいて仕事に悩んでいる人はぜひ最後まで読んでみてください!

▼田舎で仕事を探す時に役立つサイト▼

【最初に】田舎・地方都市の定義

一口に田舎や地方都市と言っても、人によってイメージする映像は違います。

  • 山や田んぼの広がった限界集落
  • 個人スーパーや個人電器屋のある小さい町
  • コンビニのある小さい町
  • チェーン店や中小企業のある市
  • 大企業の支店や遊び施設のある政令指定都市

当然ながら上記の中でも仕事の事情は全然違います。

それこそ限界集落に行くと、正社員の仕事は皆無、非正規もポツポツあるかないか、ほとんどの人が農業とかをやっているイメージです。

そこでここの記事では人口5~30万人くらいのそこそこ大きな「市」をイメージしてお話しています。

僕が住んでいる地方都市もこれくらいの規模なので、体験や実感をベースに話していきます。

田舎・地方には本当に仕事がないのか?

人口が10万人を越えるくらいの市になると、確かに仕事はあるんです。

試しにハローワークなどで検索してみると分かりますが、検索して仕事が出てこないなんてことはありません。

もちろん正社員求人もわりと出てきます。

でも、

  • (選ぶ余地がなくて単に)仕事がある
  • (やりたい)仕事がある
  • (結婚や子育てをして人生設計が出来てある程度将来を見通せる)仕事がある

仕事があるとは言っても上記のような違いがあります。

田舎・地方都市の仕事は選ぶ余地のない、若者のやりたがらない、将来に不安しかないような仕事がほとんどだと僕は思っています。

ではそういった仕事の特徴はどうなのか?

それを次で説明しています。

田舎や地方都市の仕事の特徴5選

田舎や地方都市の仕事は以下のような特徴があります。

  1. 昇給がない
  2. 年間休日がバグってる
  3. 若者のやりたい仕事がない
  4. 同じような求人が回転寿司状態
  5. 数少ない優良求人に人が殺到してすぐ募集締め切り

各項目を深堀りしていきます。

昇給がない

田舎の企業(特に地場の零細企業や中小企業)は昇給が無い(もしくはあっても少ない)企業が非常に多いです。

僕自身も昔勤めていた企業は昇給が1000円とかでした(笑)1万円じゃなくて1000円ですよ(笑)

地元で働いている知り合い何人かに聞いてみてもどこも似たようなものです。

「何年か働いているのに全然給料が上がらない・・・」と嘆いている人ばかりです。

元々の給料も少ない上に昇給まで期待できないとなると絶望的ですよね。

日本全体の経済が成長していないので、給料が上がるはずもありません。

田舎はそれが顕著です。

だから30代40代になっても新卒と同じような年収で働いている人がたくさんいます。

転職を繰り返す人ほどそういう傾向が強くなります。

ちなみに僕の住んでいる人地方都市では、

年収250万がボリュームゾーン、年収300万行けばかなり良い求人といった具合です。

年間休日がバグってる【完全週休2日は幻想】

田舎には基本的に「完全週休2日」とか「土日祝休み」といった求人は非常に少ないです。

幻想と言っても良いかもしれません。

多くの求人が「隔週週休二日」となっています。

年間休日で言えば105日あれば良い方でしょう。

年間休日が2桁なのも珍しくありません。

僕の前職は80日でした(笑)

どこもそんな感じなので、仕事を探す場合は完全週休2日を求めていると数ヶ月なんてあっという間に経過します。

僕が見た求人の中で酷かったのは年間休日60~70日の求人です。

「若者のやりたい」仕事がない

仕事自体は確かにあるのですが、田舎や地方都市は仕事の種類が限られています。

限界集落レベルになると農業や林業などがメインになると思いますが、そこそこの市レベルだと、以下のような仕事が多いです。

  • 零細企業の営業
  • ブルーカラー(電工・配管工・土木・建築など)
  • 運送業(トラック)
  • 飲食店の店長・店員(ラーメン屋・居酒屋・チェーン店など)
  • 介護

ほぼこれらがメインです。

いわゆる不人気職です。

人の入れ替わりが激しいのが特徴です。

同じような求人が回転寿司のようにグルグルしている

僕みたいに何ヶ月、何年も求人を眺めていると、ふと気付きます(笑)

「あれ?この求人前も出てたな・・・あれれ?これも・・・これもそうだ・・・」

みたいな(笑)

3ヶ月ぶりに求人出しているところがあると、

「ああ、3ヶ月前に採用した人が辞めたのかな?じゃあここは定着率が悪そうだな」

と予想がつくようになります。

このように田舎や地方都市求人は数がそこそこあるように見えて、実は常連求人がグルグル回転しているというような状態です。

あなたは回転寿司に行って、開店から閉店まで誰も取らずにグルグル回り続けているネタを手に取りますか?

取りませんよね(笑)

誰かが手に取って、やっぱ止めた!と手放した可能性も高いネタです。

新鮮なネタはレーンに乗ったら即誰かが取りに来るのです。

数少ない優良求人に人が殺到してすぐに募集が締め切られる

地方都市でも極たまに良い求人が出てきます。

上の例で行くと新鮮なネタですね。

例えば、

  • 土日祝休み
  • 年間休日120日
  • 有給消化率高め
  • ボーナス4ヶ月以上
  • 年収350万超え
  • 3Kではない

こんな感じの仕事です。

こういう仕事はあっという間に人が群がります。

僕の体験談ですが、上記のような求人が出て3,4日後に応募しようとしたら、

「応募者多数のため辞退をお待ちください」

と言われました(笑)

3,4日後ですよ?

もちろんその後連絡が来るはずもなく。

田舎で良い仕事を探そうとしたら即応募は必須です。

色々なサービス・媒体を駆使してアンテナを高くして転職情報を収集していきましょう。

田舎なら製造業の工場も多いので、ものづくり業界で未経験から正社員【工場ワークス】 というサイトから工場の仕事を探すことも出来ます。

転職なら【DODA】求人情報・転職支援会員募集という転職サイトなら、エージェントに相談することも出来るし、自分で仕事を検索することも出来ます。このサイトなら地方都市に住んでいても相談に対応してくれる可能性アリです。

他にも各種転職サイトやハローワーク、新聞折込求人など仕事を探す方法は意外とたくさんありますよ!

田舎の仕事は非正規しかない?

田舎は確かに非正規雇用の仕事が多いです。

  • 飲食系
  • 販売系
  • 工場系

あたりをよく見かけます。

仮に正社員だとしても時給換算したら非正規雇用より下みたいな求人もゴロゴロしています。

僕の知人は何度もブラック企業に当たってしまい、これならバイトの方がマシだと言ってアルバイト生活をしています。

待遇で考えると実質非正規雇用しかないのではないかと感じますね。

地方の仕事はブラックばかり?

これまで説明したように地方の仕事はブラックばかりです。

薄給、休みが少ない、3Kなどおよそブラックと呼ばれる要素のオンパレード。

実際に地方に住んで長い間ハロワの求人を見ている僕が自信を持って言えます。

そんなブラック求人(しかも非正規雇用ばかり)が多いせいで、田舎は仕事が無いと言われるのです。

では地方の仕事はデメリットばかりで夢も希望もない最低なものなのでしょうか?

実はそんなこともなくてメリットだってあるんです!

それを次から説明します。

田舎や地方都市で働くことのメリットとは?

田舎や地方都市の悪いところも中心に書きましたが、もちろん良いところもあります。

それを紹介していきます。

全部で3つです。

  1. 仕事がゆるい
  2. 家賃が安い
  3. 人が少なくてゴミゴミしていない

各項目を深堀りしていきます。

田舎や地方都市は仕事がゆるい?

大都市から来た人はたまにこういうことを言っています。

「田舎や地方都市はのんびりしていて仕事がゆるい」と。

確かに田舎は空気ものんびりしているし、高齢者も多くてそんなイメージかもしれません。

都会はビジネスマンがしのぎを削って、ガツガツ競争しているイメージがあります。

それに比べたら昔ながらのやり方や慣習が未だに残っていて、都会ほど競争の激しくない田舎のゆるい空気は好きな人には好きなのでしょう。

僕もガツガツ競争するような空気は好きではないので、地方都市に住むこと自体は気に入っています。

家賃が安い

田舎のメリットはやはりこれです。

圧倒的に安い家賃ですよ。

1~2万円でも普通に住めるレベルですし、3万円も出せばかなり快適な部屋に住めます。

駐車場も付いてくるか、もしくは3000円とかそんなレベルです。

地方都市クラスだと、コンビニやスーパー、ドラッグストア、イオンなどもいくらでもあるしアマゾンや楽天も普通にすぐ届くので、マジで住むには困りません。

田舎すぎると逆に家賃は高くなってしまうので、ちょうどいいレベルの地方都市を見つけるのがコツです。

ちなみに最近は東京で家賃3万円から住めるシェアハウス-シェアドアパートメント- などを活用すると安く都会に住めるようです。

人が少なくてゴミゴミしてないので快適

人口減少時代に突入して地方では人口減少が顕著です。

平日のスーパーやイオンなどでも本当に人が少ないです。

それが寂しいという人もいますが、僕は人混みが苦手なのでむしろ快適です。

  • 人混みが嫌!
  • 満員電車が嫌!
  • ガラガラの店が好き!

こんな人は地方都市移住がおすすめです。

平日昼間にガラガラの温泉に行って、ひとっ風呂浴びるのは最高ですよ(笑)

地方では最強の公務員

この記事は「公務員」カテゴリーに入れています。

それはなぜかと言うと、

「仕事のない田舎・地方都市では公務員が最強!」

ということを主張するためです。

都会の一部では公務員は薄給とか言われて民間企業の方が人気ですけど、地方都市ではマジで公務員が最強です。

他の企業が収入が少なすぎて、相対的に公務員がトップクラスになります。

社会的ステータス、婚活人気、信用なども群を抜いています。

それだけに倍率はえぐいことになり、優秀な人が席をかっさらって行きますが、目指す価値はある職だと思います。

僕は失敗してしまいましたけど(笑)

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田舎や地方都市でも稼ぐ方法はある

田舎や地方都市に住むのなら本業一本ではなくて副業をするのもおすすめです。

本業だけだと収入が不安なら稼ぎ口も増やしていけば良いのです。

稼ぐ方法は色々あると思いますが、例えば、

ハンドメイド商品を作ってみてネットで売るとか。

有名なのは「ミンネ」というサービスです。

minne(ミンネ)はハンドメイド作品のオンラインマーケットです。

手作り作品のネット販売が、月額利用料「0円」で行えます。

お金のやりとりはminneが代行するので、初めての方でも安心です♪

パソコン、スマホどちらからでも
すぐにあなたの作品を販売できるminne(ミンネ)はこちらから。

他にも、高齢者の困り事を解決する便利屋になるとか。

さらには、田舎生活をユーチューブで発信して広告収入を得るとか。

ココナラ というサービスを使って、自分のスキルや経験に値段をつけて売るとか。(プログラミング、イラスト制作、悩み相談など色々なものが売買されています。)

クラウドワークスなどのサービスを使ってネットで仕事を取ることも出来ます。

それに自分で食べるだけの量をプチ農業で賄うことも考えられます。

まとめ

いかがでしょうか?

田舎・地方都市の仕事についてまとめてみました。

東京一極集中が続き、田舎からは多くの若者が流出しています。

インターネットや交通が発達して、住む場所はどこでも良いような気がするのに、なぜここまで若者が田舎から出ていくのか?

それは間違いなく仕事ですよ。

仕事があれば地元に住みたい、でもやりたい仕事も待遇の良い仕事もない、仕方ないから都会に出よう、というわけです。

田舎でも上手いこと仕事を作ったり仕事を見つけたり出来る人はいて、そういう人は活躍しています。

ですがそれが出来ない人は、ひとり暮らしすら厳しい賃金できつい仕事をして、あまり貯金も出来ないまま日々を過ごしています。

そんな日々から抜け出して少しでも豊かになるために、

  • 日々求人をチェックする
  • 良い求人を見つけたら応募する
  • 副業に取り組んでみる
  • 公務員に挑戦してみる

以上、そこそこの規模の地方都市に住む僕が感じた仕事についての考察でした。

地方に移住を考えている人、今現在地方に住んでいて都会へ出ようか迷っている人、地方での暮らしを模索している人。

そのような方の参考になれば幸いです。

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