僕は文系大学出身ですが、縁あって理系公務員(電気職)を受験しました。
結果としては最終面接で不合格となってしまいましたが、なんとか筆記試験・1次面接は突破しました。
その経験を振り返って、僕のような文系でありながら理系公務員を目指す人のためにこの記事を書きました。
このような内容でお送りするので興味のある方はぜひご覧ください。
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文系出身の僕が技術系公務員の面接でよく聞かれた事は志望動機
結論から言うと、一番よく面接で聞かれたことは、
志望動機(なぜ文系が理系公務員を受験にきたのか?)
これです。
とにかくこの事について面接官の皆さんが、非常に興味を持ってくださって、
根掘り葉掘り聞かれました(笑)
「あなたのように文系で電気職を受けに来た人の例はかなり珍しい」
「どんな経歴でどんな経緯でどんな意志を持ってここまで来たのか」
このような事も言われました。
やはり文系から理系公務員を受験する人はまだまだ少ないみたいで、それだけでインパクトはあるので印象には残りやすいと思います。
ここでバシッと志望動機が言えて納得させることが出来れば、文系でも面接を突破できると感じました。
僕の場合は、職業訓練の電気設備科で電気に興味を持ち、第二種電気工事士や電験三種の取得を経て、資格を活かして電気に関わる仕事がしたいみたいな事を喋りました。
結局、不合格になってしまったので面接官には響かなかったのだと思います。
それ以前に僕が超絶コミュ障なのでそれが原因のような気もしますが(笑)
文系でも例えば電気工事士を実際にやっていたとか、設備関係の仕事に従事していたとか、説得力のある回答が出来れば十分合格の可能性はあります。
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その他の面接で聞かれたこと
- 電気の勉強でどこが面白かったか?
- どのような勉強方法で資格を取ったのか?
- 仕事のイメージはできているか?
- 合格したらどんな分野の仕事がしたいか?
- なぜ学生時代に文系を選んだのか?
このような事も聞かれることが多かったので良ければ参考にしてください。
やはり公務員だけあって基本的な質問が多かったです。
僕は20代後半、ニート歴あり、文系、転職回数複数回という異質な存在でしたが、厳しすぎず甘すぎず、普通の面接といった印象でした。
技術系公務員に資格や学歴は必要か?
この疑問は面接や説明会の時に職員の方に質問してみました。
答えは、「学歴や資格は関係ない、筆記試験と面接試験次第」とのことでした。
過去にも文系から理系公務員になった人も少数ながら存在するようですし、理系公務員は文系公務員に比べて倍率も低くて人手不足です。
「筆記試験を突破していると言うことは、仕事に必要な能力や知識は担保されているので、学歴や資格はあってもなくても良い」
このように言われました。
もちろん似たような評価や能力の人が2人いて、片方が理系出身だったらそっちを採用するような気がしますが(笑)
文系だからと言って、学歴や資格がなかったら問答無用で不合格かと言われるとそうではないようです。
- 筆記試験や面接試験を突破している
- 技官の仕事に興味がある
- 大学は文系でも技術系の仕事をこれまでにしてきた
理系公務員も人手不足なところが多いので上記に当てはまれば、合格も夢ではありません。
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文系出身でも技術系公務員を突破するためのコツとは?
このパートでは僕が実際に面接を受けてみて感じたことをまとめました。
文系が理系公務員の面接に臨むに当たっての対策です。
志望動機を練り上げる
上にも書きましたが、志望動機は最も重要な部分です。
「なぜ文系のあなたが理系公務員を受けようと思ったのか?」
この答えを相手に分かりやすく納得感のある説明をしないといけません。
理系公務員に興味を持ったきっかけから始まり、実際に勉強してきたこと、職業訓練や仕事での経験なども絡めて、
「なるほど!そういう理由で理系公務員になりたいんだな!」
と思わせられるような返答を用意しましょう。
関連した仕事を経験しておく
実際に仕事を経験しているというのは志望動機としてとても強いです。
例えば僕の受験した電気職なら、
- 電気工事士
- ビルメン
- 保安協会
- 設備工事会社
こんな感じの職歴を持っていれば例え文系出身でもあまり違和感なく受験できたと思います。
特に電気工事士とビルメンに関しては高卒や文系からなる人も山程いるので挑戦しやすいです。
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資格を取る
職歴には及びませんが、資格を取るというのも大事なアピールポイントです。
僕が何の資格もなく、「電気の仕事がしたい!」とアピールしてもあまり聞いてもらえなかったかもしれません。
ですが、一応「電験三種」は取得していたので、それなりに電気に対する熱意は伝わったのかなと感じました。
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仕事について徹底的に調べておく
これは新卒就活や転職活動などでも当たり前ですが、仕事についてはしっかり調べておいた方が良いですね。
仕事内容を調べれる範囲で調べ上げて、ちょっと踏み込んだ質問をすると相手の印象も変わってきます。
僕も民間企業の面接での事ですが、その企業が行っているちょっと珍しい事業の事を質問してみたら、「まさかその単語が出るとは思わなかった」と言われ、相手も嬉しそうに話してくれました。
自分に興味を持ってくれている人に対して、多くの場合は悪い気はしませんよね。
それと同じで企業や公務員の事、面接官の事に興味を持って会話していくことが大事です。
まとめ
いかがでしょうか?
文系の人間が理系公務員を受験した時に面接で聞かれることや注意点をまとめてみました。
復習すると、
- 志望動機(なぜ文系が理系公務員を受けるのか?)が最重要
- 志望動機で相手を納得させることが出来れば勝機はある
- 公務員試験面接はオーソドックスな質問が多い
- 理系公務員を受けるのに学歴や資格は関係ない
- 筆記試験と面接試験に受かればOK
- 文系でも理系公務員に受かるために対策はある
理系公務員を受験するに当たって仕事内容を調べてみましたが、面白そうな内容がたくさんあり興味を持ちました。
理系の人は民間企業に行く人も多いし、倍率も低いので、文系出身でも仕事内容に興味を持ったら臆せず挑戦してみるのが良いでしょう。
受かってからのことが心配かもしれませんが、文系でも理系でも仕事はゼロからのスタートなので大丈夫です。
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