ついに公務員の筆記試験を突破しました!次はいよいよ面接です!ところで僕の受ける自治体ではグループディスカッションがあるらしいのですが、コツなどはありますか?
このような疑問を持つ方はいませんか?
この記事では公務員の2次試験におけるグループディスカッションで合格するためのコツをお伝えします。
最後まで読むとこのような事が分かります。
ちなみに僕は市役所のグループディスカッションで爆死したという失敗談があるのでそれも語ります。
反面教師にしてください(笑)
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公務員の集団討論(グループディスカッション)ってどんなもの?
公務員の試験には一般的に1次試験と2次試験があり、
- 1次試験は筆記試験
- 2次試験はグループディスカッション、小論文、個別面接
このような構成になっています。
その中の集団討論(グループディスカッション)とは、受験生を4~8人くらいのチームに分け、テーマを与えて、そのテーマについて討論して結論を導き最終的に発表させます。
その受験生同士の討論の様子を面接官が観察して、点数をつけていくというような試験になります。
面接官は基本的に口出しは一切しないので、そこにいる受験生全員で討論が成り立つように努力していかないといけません。
当たり前ですが、討論自体が成り立っていないと「全員不合格」という結果になることも。
よくあるグループディスカッションのテーマ
グループディスカッションのテーマは公務員試験の小論文でもよく出てくるような頻出のテーマが多いです。
下記に例を挙げておきます。
- 観光
- 少子高齢化
- 環境問題
- 防災
- 働き方
このような題材を元に受験生同士で討論していきます。
グループディスカッションでは役割がある
グループディスカッションでは主に4つの役割があります。
- 司会
- 書記
- タイムキーパー
- 役割なし
「私は○○やりたいのですが、よろしいでしょうか?」
こんな感じでわりと早い者勝ちで決まっていきます。
自治体によっては試験官が指定したり、くじ引きで決めたりもします。
司会は全体の進行を管理して議論を円滑に進めるために努力します。
発言をまとめたり、発言の少ない人に意見を聞いたりと気を遣うことが多いし難しい役割だと思います。
書記は議論の要所要所でポイントを記録していきます。
発言の要点を汲み取って記録しながら、なおかつ自分で発言もしないといけないので、難しいし面倒な役割だと思います。
記録に集中して発言しないのもNGですし、発言に集中して記録が取れてないというのも論外です。
タイムキーパーは時間管理の役割です。
グループディスカッションでは最初に時間配分を決めるので、その時間が来たらみんなに知らせるというものです。
これはわりと楽な役割です。
慣れていないうちはタイムキーパーをやるのがおすすめです。
そして残りの人は役割無しとして普通に議論に参加していきます。
グループディスカッションの流れ
グループディスカッションには大まかな流れというのが決まっていて、それは次のような流れです。
ちなみに1回のグループディスカッションはだいたい30~60分くらいの時間になることが多いです。
- 受験生同士グループに分かれて着席、テーマと制限時間が与えられる
- 初めに5分程度テーマについて自分一人で考えて意見を出す
- 集団討論スタート→まず役割を決める
- 時間配分を決める(意見を出す時間・議論する時間・まとめる時間・発表の時間)
- テーマについて時間配分に沿って討論する
- 代表者が結論を発表
- 終わり
細部は違うかもしれませんが、大まかにはこのような流れになります。
公務員のグループディスカッションのコツ4選
グループディスカッションには気を付けておきたいコツがあります。
ここでは4つのポイントを紹介します。
- 笑顔・大きな声・愛想良く
- 一方的に喋り倒すのはNG、むしろ人の話をしっかり聞く
- 自分の役割を忘れない、しっかりこなす
- 他人を蹴落とすのではない、全員で合格するイメージ
それでは各項目を深堀りしていきます。
笑顔で大きな声で愛想良く
個別面接でもグループディスカッションでもなんでもそうですけど、笑顔で大きな声で愛想良くというのは基本中の基本です。
当たり前の事ですがめちゃくちゃ大事なことです。
役割とか発言内容とかに気を取られて、難しい顔になってしまい、ここで減点されないように注意。
自分至上最高の笑顔で望みましょう!
一方的に喋り倒さない、むしろ他の人の意見を聞き出す
集団討論は相手を論破する場ではありません。
一方的にマシンガントークで自分の意見を喋り倒すなんてことは絶対にやってはいけません。
公務員として、
- 相手の意見にしっかり耳を傾ける事ができるか
- 異なる意見を受け入れて自分の主張も合わせて出来るのか
こんなところが見られています。
「○○さんの意見の△△なところが良いと思いました。私はそれに加えて□□だと思います。」
「○○な意見が出ましたが、☆☆さんはどう思いますか?」
こんな感じで行くと良いでしょう。
自分の役割を意識してきちんとこなす
司会、書記、タイムキーパー、その他、自分の役割が決まったらその役割に徹しましょう。
グループディスカッションなので発言しないといけないと思って、自分の役割をないがしろにしてしまってはいけません。
- 司会が自分の意見を言うのに夢中で全然進行しなかったら?
- 書記が記録を忘れて何も書いてなかったら?
- タイムキーパーが時間を言い忘れて、最後の発表までたどり着かなかったら?
最悪の場合、全員巻き添えで全落ちですよ(笑)
他人を蹴落とすのではなく、全員で合格するイメージ
よく言われることが、
「グループディスカッションではダメなグループは全員落ちる」
こういう事があります。
集団討論というのは他人を蹴落としてグループ内で自分だけ受かるような考えでやるものではありません。
チーム戦であり、協力して、全員で受かりに行くイメージを持つと良いと思います。
公務員の集団討論(グループディスカッション)の練習方法
「グループディスカッションの練習をしたいけど、どうすれば良いのか?」
こういう疑問を持つ方のために練習方法を考えました。
以下の3つになります。
予備校を利用する
公務員予備校では筆記試験対策だけでなく2次試験(個別面接・集団討論)対策もやっています。
公務員受験のプロのアドバイスの元、客観的に自分の改善すべきところを知ることが出来るのでおすすめです。
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友達と練習する
友達同士で集まって模擬集団討論をやってみるというのも有効です。
特に集団討論の経験者や合格者の人を呼んでくるとより有益な場となるでしょう。
お互いにアドバイスをして、集団討論の形式に慣れることが大事です。
ニュースに関心を持って自分の意見を考えるクセをつける
集団討論で問われるテーマというのは普段ニュースでよく目にするような内容です。
それを全く知らないとそもそも意見が言えなくて議論に参加できない可能性があります。
ですから普段から最低限ニュースはチェックして、そのニュースに対しての自分なりの意見を持つことが大事です。
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集団討論に落ちる人の特徴【僕の失敗談】
僕は市役所の最終面接で落とされました。
ですから集団討論は合格したわけですが、今思い出しても酷い出来だったので失敗談としてその時の様子を話します。
市役所のグループディスカッションでは6人1グループで「観光で市を活性化するためには」というテーマで討論しました。
制限時間は60分で、僕は役割無し。
僕以外の5人もあまり積極的なタイプではないみたいで、終始発言も少なくグダグダな感じでした(笑)
失敗談その1:発言できなかった
いきなり致命的です(笑)
みんな発言量は少なかったのですが、僕は特に少なかったです。
複数人で喋りながらポンポンと自分の意見を言うというのが苦手なんですよね。
いわゆるコミュ障です(笑)
「○○さんの意見に賛成です。追加で~。」みたいに言うのがやっとでした。
失敗談その2:笑顔じゃなかった、声が小さかった
グループディスカッションに慣れていないというのもあり、当日は非常に緊張していました。
実は新卒の時もグループディスカッションのある企業は避けてきたので、ほとんど経験がなかったのです。
案の定、緊張のために顔は強張り、声も小さくなってしまいました。
注意点として、周りの受験生に聞こえるだけの声ではダメです。試験官はちょっと距離のある離れたところから見ているので、そこまで届く声の大きさにしないとお終いです。
失敗談その3:「議論」じゃなくてイエスマンの集まりだった
これは僕もそうですし、周りの受験生も同じだったのですが、
Aさん「○○だと思います。」
みんな「Aさんの意見に賛成です。」
Bさん「△△だと考えます。」
みんな「Bさんの意見に賛成です。」
ひたすらこの流れの繰り返しでした。
これは「討論」と呼べるのでしょうか?
正直試験官もあまり良い評価は下さなかったと思います。
まとめ
いかがでしょうか?
公務員の集団討論(グループディスカッション)のコツと経験談について話しました。
復習しましょう。
練習方法に関しては、
- 予備校に頼る
- 友達同士で練習する
- 時事ニュースをチェックしておく
これらに注意です。
グループディスカッションを苦手とする人は多いですが、しっかり対策して落とされないように準備していきましょう!
僕みたいな失敗をしないように気を付けていただければ幸いです(笑)
では、また!
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