技術系公務員の電気職に興味のある方はいませんか?
事務系公務員と違って技術系公務員は情報も少なく、どのような教材でどのような勉強方法をすれば良いか分かりにくいです。
そこでこの記事では、
以上の点について解説しています。
ちなみに僕は文系ながら電験三種を取得して、国家一般職(電電情)や地方上級公務員(電気)の筆記試験を突破しました。
その経験も踏まえて解説するので、ぜひ参考にしてください。
公務員試験の詳しい受験結果については下記の記事を参考にどうぞ。
文系の僕でも電気職公務員の筆記試験に合格した参考書を紹介
ここではまず文系の僕が公務員電気職を受験したきっかけとその結果を発表します。
その後、実際に使っていたオススメの参考書を紹介しています。
それでは、順番に読んでいってください!
なぜ文系が電気職を受けたのか?
僕は文系ですが、公務員(電気職)の筆記試験に全て受かる事が出来ました。
しかし元々公務員の勉強をしていたわけではありません。
では何故合格できたのかと言うと、「電験三種」の勉強をしていたからです。
元々電験三種を取りたくて、そして取得できたら民間企業で働くつもりでした。
しかし、調べていくと公務員電気職の試験範囲と電験三種の試験範囲がほとんど被っていることを知り、しかも公務員電気職の方が比較的易しい問題が出ると聞いたので、「これはついでに受けておこう!」と思い受験を決意しました。
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公務員(電気)の対策にはこの参考書がおすすめ!
ですから、公務員の電気職用の参考書は軽く目を通す程度で、メインは電験三種の教材で学習しました。
経験から言えますが、電験三種の勉強でも公務員電気職の筆記試験には十分に対応できます。
一つ注意するのは問題の傾向などもあるので、一応公務員の方の問題にも目を通しておくということです。
それでは勉強に使っていた参考書を以下に紹介します。
電験の「理論」科目はこちらの「やさしく学ぶ」シリーズが分かりやすくておすすめです。
簡潔すぎず、ややこしすぎず丁度良い印象でした。
他の参考書も比較で読みましたが、このやさしく学ぶシリーズが一番バランスが良かったです。
公務員電気職を受けるなら理論を中心に勉強していればOKですが、一応機械と電力のテキストも紹介します。
機械は「これだけ」シリーズがとても良かったです。
電験の中でも難関科目の機械ですが、詳しい解説で文系の僕でもなんとか理解できる参考書でした。
「やさしく学ぶ」シリーズの電力のテキストもコンパクトにまとまっていて分かりやすかったです。
電験でも公務員電気職でも、過去問を繰り返すことによって、バリバリと実力が付いていきます。
そして効率的に実力をつけるなら電気書院の上記の過去問がオススメです。
なんと言っても解説がとにかく詳しいので、
「解説が理解できなくて途方に暮れる」
という機会が少なかったです。(0とは言いませんが、他の過去問集と比べても解説の手厚さは折り紙付きです)
この過去問の解説で分からなかったら他のでも分からない可能性が高いです。
それから公務員の筆記試験の過去問を知るためにスー過去電気をやっておくと良いでしょう。
↑のスー過去シリーズは要点が簡潔にまとめっているので復習するのに便利でした。
凡人の文系が技術職の公務員電気職に受かったおすすめ勉強方法
公務員電気職の試験範囲は電験三種の試験範囲と被っているので基本的に電験三種の勉強をしていけば大丈夫です。
電験三種は「理論・機械・電力・法規」の4科目がありますが、公務員電気職にメインで出てくるのは「理論」の部分です。
「機械」や「電力」も出てきますが、メインは「理論」科目なのでこちらを中心に勉強しておきましょう。
勉強方法としては、僕は過去問を中心にして勉強していました。
何度も過去問を解いて、解法を学び理解していきました。
電験三種の過去問10年分をそれこそ5~10周は回したと思います。
分からないところは参考書で調べたりネットで調べたりしてなるべく疑問を潰すように意識していました。
最近はYoutubeでも分かりやすい動画が出てるので、そういうのを見てみるのもおすすめです。
どのような問題が出るのか?
電気職で出題される問題は主に2つに分けられます。
- 数学・物理
- 電気
この2つです。
僕は電気の問題には対応できたのですが、数学・物理の問題は難しくてなかなか解けませんでした。
出題の割合は半々の場合もありますし、電気の問題の方が割合が大きい場合もありました。
事前に過去問などで出題の割合を調べておくと良いと思います。
数学・物理に関しては上記のテキストを使っていました。
理系の人については数学の問題も比較的解けると思うので、この参考書をパラパラみて「行けそう」だと思ったらあまり勉強しなくても良いかもです。
【チャンス】技術系公務員は筆記試験のボーダーが低い!
公務員は事務系と技術系がありますが、技術系は倍率が低い事が多いです。
年齢制限が緩いところも多いですし、社会人枠として年齢が不問のところもあります。
人手不足でその傾向はこれからも加速していくと思われます。
理系の人はメーカーなどに行くことが多いみたいで、公務員を受けに来る人は少ないと聞いたことがあります。
倍率が低いので筆記試験のボーダーも低くなります。
ですから筆記試験の点数が悪くても、意外と合格することも多く、面接勝負までは持ち込めることも多々あります。
ボーダーが低いからこそ、僕のような文系でも筆記試験を突破することが出来たのだと思います。
これから技術系公務員に挑戦しようと思っている人はこの点を頭に入れておくと良いでしょう。
もちろん油断は禁物ですが、ある程度筆記試験が点数取れるようになったら、面接対策をしっかりやっておきましょう。
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【志望動機】文系の僕が理系公務員を受験して面接でよく聞かれたこと
電気職公務員に資格は必要なの?
電気職公務員の資格の必要性に関しては別記事で紹介しているので貼っておきます。
僕も県庁や市役所、国家一般職の面接で色々質問してみましたが、資格は必要ないとの回答がほとんどでした。
しかし電気職というからにはいずれは電験三種にも挑戦して欲しいし、取得したら評価はされるそうです。
公務員の技術職も面接対策は大事です
公務員の技術職に合格するためには面接対策も必須です。
筆記だけで受かると思っていた僕のミスはここにあります。
僕は面接対策が出来ていなかったばかりに面接で全て落ちてしまいました;;
これを読んでいるあなたはそんな失敗をしないように僕のミスを教訓としてしっかり対策してほしいです。
そうは言っても面接対策って自分ひとりではなかなか出来ないですよね?
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しっかり対策して筆記試験も面接試験も自信を持って受けてきてください。
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まとめ
いかがでしょうか?
技術系公務員の電気職に受かるための参考書の紹介と勉強方法の解説でした。
- 公務員電気職の筆記試験には電験三種の「理論」の参考書がおすすめ
- 過去問を中心に問題をとにかく解いていく
- Youtubeなども参考にする
- 電気だけじゃなくて数学・物理の出題もある
- 技術系公務員は倍率が低くて筆記試験は通りやすい
- 面接対策は重要
↓一番使っていた参考書はこちら↓(他のおすすめは記事の上の方へスクロールしてください)
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