僕はこれまで20以上の国家資格を取得してきました。
それぞれの資格は一撃必殺で取得していき、2つ以上同時平行で勉強していたことはありません。
よく2つの資格を同時に勉強するんだという方が居ますが、それは正直あまりおすすめしないです。
この記事ではその理由について掘り下げて解説していきます。
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資格勉強は同時進行してはダメな理由3選
個人的に2つの資格を平行して勉強しようと試みたこともありますが、すぐに中止しました。
なんでかと言うと、共倒れして両方に落ちるような予感がしたからです。
ことわざで「二兎を追うものは一兎も得ず」というのがありますが、まさにこの通りで、欲張ってもろくな結果にならないと思います。
①両方の勉強が中途半端になる確率が高い
よほど簡単な資格なら同時平行で両立できるかもしれませんが、それなりの難易度の資格を勉強するならどちらかに集中した方が無難です。
そうしないとどちらの勉強も中途半端になって共倒れになる可能性があります。
合格点が60点以上の試験を受けるとして、
- 1つ目50点で不合格、2つ目50点で不合格
- 1つ目0点で不合格、2つ目80点で合格
前者のような場合が一番もったいないので、それを避けるためにも一つずつ勉強していこう。（前者は100点分取る努力をしたのに一つも受からない、後者は80点分の努力で一つは取れている）
②異なる分野を同時平行に勉強すると頭が混乱する
ただでさえ頭に入れることの多い資格試験。
ジャンルや分野がバラバラの複数の資格を勉強なんてしてたら絶対に抜け漏れが出てきます。
電気なら電気、法律なら法律と一つずつ確実に勉強していきましょう。
1日の中で電気→法律みたいにスパッと切り替えるのは普通の人には難しいと思います。
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③ストレスがたまる
一つの資格だけを勉強している場合、1日の勉強ノルマが終わると後は自由なので、趣味などで気分転換できます。
しかし同時進行で勉強している場合、せっかく1つ勉強ノルマが終わったのに、またもう一つの勉強をその日ゼロからスタートすることになります。
僕の場合、これが結構大きなストレスになりました。
勉強が終われば「ふぅー終わった」と息抜きしたいのに、「間髪入れずにまた同じくらいの勉強をしないといけないのか・・・」と憂鬱な気分になります。
資格を同時進行で勉強するメリット
一方、同時進行で資格の勉強をするなら、次の2つのメリットが考えられます。
- 似た資格なら相乗効果がある
- モチベーションが保ちやすい
どういうことかというと。。
同じ分野の資格なら相乗効果がある
同じ分野の資格を同時進行で勉強する場合は重なる分野を勉強することになるかもしれないので、それぞれの資格で相乗効果が狙えます。
例えば宅建と行政書士なら民法が被っているとか。
不動産系の資格なら管理業務主任者とマンション管理士が同じような範囲とか。
参考書によって説明や書き方が違うので、色々な説明を読んでより深く理解できるようになることはメリットと言えるでしょう。
モチベーションが維持しやすい
一つの資格に絞って勉強している場合、もしその資格に落ちてしまったらそれまでの努力が無駄になってしまいます。（知識は残っているので完全な無駄とは言えませんが）
半年や1年かけて勉強して何も残らなかったらショックを受ける事も多いでしょう。
その点、同時進行で複数の資格を勉強して「どれか一つでも引っかかれば良いや」という考えなら一つくらい落ちてもあまり気にしないメンタルになりモチベーションが維持しやすいかもしれません。
まとめ
資格を同時進行で勉強するにはメリットとデメリットの両方があります。
そしてどちらの方法も試した感想としては、僕は一つずつ確実に勉強する方が良いかなという感じです。
もちろん人によっては同時進行の方がメンタル的にも実績的にも良い結果を残すかもしれません。
なので自分の特性を振り返り、ベストな選択をしていただければなと。
- 一つの資格だけを勉強してそれに落ちてしまうショック度
- 複数の資格を勉強して全ての資格で合格点ギリギリで落ちてしまうショック度
これでショックな方はどちらかのかを考えてみると良いかもしれませんね。
僕は後者の方がショックなので一つずつ勉強したい派になりました。
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色々と資格を調べてみて同時進行で取得できそうなのを探すのも面白そうです。
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